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【お題拝借】循環の力(65歳・会社員)

名古屋市にお住まいの65歳の男性会社員Oさんから頂いたお題を紹介します。

名古屋駅近くの名古屋コーチンが美味しいお店「なか山」でお題拝借
トヨタの同期会。左から2名目が私です。名古屋コーチンの「しゃぶしゃぶ」美味しかったです。

ここ数年、同級生が、癌に加え、脳梗塞や心臓疾患など循環器系の病気で亡くなるケースが出てきた。我々も気を付けなくては。

65歳・会社員Oさん

そこで今回は、Oさんから頂いたお題「循環器系の病気」を拝借して、
循環の力」を「未来を輝かせるツール」に変えたいと思います。

【私ならこう考える】

「循環」という言葉の意味を広辞苑(第六版)で調べてみると、「ひとまわりして、また元の場所あるいは状態にかえり、それを繰りかえすこと」と記載されています。
 
私がこの「循環」と出会ったのは、名古屋の教会でした。

聖書の知見

たまたま訪れた名古屋の教会で、牧師は聖書の次の一節を説きました。
「多くの人たちにアナタの愛を与えて下さい。アナタの愛は与えても与えても決して枯渇することがありません。
なぜなら、神はアナタに愛を与え続けて下さるからです。
神から人、人から人、人から神と、“愛は循環している”のです」。
 
“愛は循環している”
私の頭と体の中で“循環”のイメージが膨らみ始めました。

生物学者の知見

生物学者の福岡伸一氏は、著書「動的平均衡」の中で循環について次のように述べています。

『自然界は渦巻きの意匠に溢れている。巻貝、蛇、蝶の口吻、植物のつる、水流、海潮、気流、台風の目、そして私たちが住むこの銀河系自体も大きな渦を形成している(中略)。渦巻は、おそらく生命と自然界の循環性をシンボライズする意匠そのものなのだ』と。
 
“生命と自然界の意匠は、循環性がシンボライズされた結果である”
私の頭と体の中で“循環”のイメージが再び膨らみ始めました。

物理学者の知見

物理学者のエイドリアン・ベジャン&J.ペダー・ゼイン氏は、
著書「流れとかたち」の中で循環について次のように述べています。
 
『有限大の流動系が時の流れの中で存在する(生きる)ためには、その系の配置は、中を通過する流れを良くするように進化しなくてはならない(中略)。生き物たちが生きているのも、彼らの流れ(血液、酸素、移動など)が止むまでのことだ。そのあとは、彼らもまた化石化した遺物となる』

『人間の循環器系にも同じことが見て取れる。出発点は心臓で、そこから送り出された血液は大動脈を通り、どんどん細くなる流路(動脈)を通って非常に狭い細流(毛細血管)へと運ばれていく。毛細血管は拡散作用を通じて各細胞(隙間)に酸素と有効エネルギーを行き渡らせる』と。
 
“生き物は、循環が止まれば化石化した遺物となる”
私の頭と体の中で“循環”のイメージが再び膨らみ始めました。

活力の循環

私事で恐縮ですが2014年1月に、私は賢者の知見をヒントに「活力循環」という概念を構想して特許庁に出願し、その「活力循環」が、同年7月11日に特許庁長官(当時、伊藤仁氏)から商標登録に認定されました。
 
活力循環」の考え方は、
・人は、自身の体の中に活力が循環していることで生命体が
 活性化される
・人は、人と人との間に活力が循環していることで互いの生命体が
 活性化される
・人は、人と組織との間に活力が循環していることで人と組織の生命体が
 活性化される

というシンプルなモノです。

循環の力

私は「循環」を日頃より意識することをお勧めしています。
生命体は、
「血液循環」「リンパ循環」そして「活力循環」の流れが滞ったとき、
「血液循環」「リンパ循環」そして「活力循環」の流れに毒素が入り込んだとき、
途絶えるからです。

なんだかスッキリしない時、もやもやする時、ストレスを感じる時、
「自分」や「自分の周りとの間」のどこかで循環が停滞しています。
 
まず出来る事から始めませんか?
それは「悩むより先に、自分から、相手に活力を与える」ことです。
愛も活力も枯渇しませんから。
 
アナタの輝く未来のために!


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