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カランコエ。

13年前の今日(3/28)は那覇市内ホテルで、
結婚披露宴をした日です。

「春爛漫」というテーマを決めて、
式場内の装花にかなり力を入れました。

沖縄の披露宴というとたくさんのゲストを招いて、親族縁者が舞台に上がり新郎新婦のために
ダンスなどの余興を披露するのも一種の風物詩のようなイベントです。

互いの親族、職場、友人達を含めて300人ほどの
ゲストをお招きした披露宴は、なかなかの大所帯でした。

あれから13年経過した私の結婚生活について、言及するのは辞めておきますが(笑)。
この披露宴で装花以外にもこだわったのは、音楽です。

私は洋楽好きなので、披露宴に招待した友人達は
てっきり70年代のソウルファンクや80年代のUK、90年代Billboardなどの洋楽が流れるだろうと予想していたそう。

蓋を開けると披露宴全体の音楽で洋楽は3割程度で、殆んどが邦楽をチョイスしたんですよ。

これには理由があります。
私は職場結婚なのですが私たち夫婦が付き合うきっかけになった上司が、あまり洋楽を好まない方だったんですね。

祝いの門出の場面で「歌詞の意味が理解できない曲」が流れるのがお好きではない上司。

というわけで、夫婦で話し合い披露宴テーマ
「春爛漫」に相応しい歌詞の邦楽をメインにした
選曲を心がけた結果、洋楽の割合が少なめになってしまいまして、それはそれで思い出になっています。

いま、振り返ると人生で一回するかしないかの
披露宴なのだから、もっと自分たちの趣味嗜好を
爆発させた選曲でも良かった筈なんですが…(笑)
基本的にゲスト目線を心がけた内容になったと思います。

人生でもう一度、披露宴する機会があるとしたら?
私は「植物園」が好きなので、植物園を舞台にした披露宴をすると思います。
ゲストも少人数(100人程度)で、
全員の顔が見えるような感じが良いかなあと。

でもまあ正直、私が今後の人生で披露宴をすることは無いと思うので。
そういった夢は、自分の娘たちに託そうと
思います。

しかしながら彼女たちもそれぞれ「個性」があるので、結局は彼女たちの意を汲んだ内容になるんだろうなあ…。

タイトルの「カランコエ」は、お世話になった先輩女性から頂いた花の名前です。
"幸運の知らせ"といった花言葉だったと思うんですが、この方に出会った頃に言われた言葉も印象的なんですよね。

「貴女は仕事において優秀だけど、何事においても白黒はっきりさせたいというのは他人に厳しすぎると思う。人には対しては時にグレー(曖昧)である優しさも必要なのよ。」

こんな言葉だったと思うんですが、
先輩の言わんとすること年齢を経た
今なら何となく理解できる気がします。

この先輩とは今でも年に数回、
連絡を取っています。

久しぶりにお会いしてお互いの近況をお話ししたいなあ…と思う年度末です。


先週末行った『ムーンビーチ』のやちむん市。アトリウムのグリーンカーテンが壮観でした。

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マジキナイクエ
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