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安心を与えてくださる仕事人たち

日常の多くの場面で、AI(Artificial Intelligence)=人工知能という素晴らしい技術のお世話になることが当たり前になりました。
同時に、これまでは”誰かが”やってくれていたことがDX(Digital Transformation)化されたことにより見慣れた風景は一変したという場面も多くなりましたよね。

例えば、移動に伴う交通手段

今週、私は久々の九州出張でした。
数年ぶりの複数県に移動ということで、空路で飛行機・陸路で在来線と新幹線そしてタクシーを使いました。

慣れた場所では、主にスマホやタブレットPCを用いて、難なく移動手段を調べて切符を手配し、トラブルがあっても迂回方法はおおよそ把握しているつもりです。
客先に出向くことが仕事なので、10年超えていれば当然なのでしょうが、、、

ところが、場所が替わると思ったようには行かず、そんなときに限ってアクシデントが起きたりという経験はありませんか。

ここが興味深いのですが、普段気にもしていなかった
■突発的なアクシデント
■想定外のミス
■これで合っているのか不安
質問したら的確な答えが欲しいときはどうする??
ということです。

一昨日のこと、
電車の経路検索をしたら事前に調べておいた経路は「運転見合せ」のお知らせ。
迂回ルートを推奨されるが、これで変更すべき?
改札口では駅員の方が拡声器で状況伝えて下さっているものの、聞きなれない地名の目的地が方角を掴む情報にならない。
一人旅で特急券の切符を購入するとしたら、何か少しでも聞きたい&ともかく“最速で乗れる”特急券を購入したいと思うと有人窓口の大行列に並びます。
果てしない行列に、たんたんと並ぶ他ありません。
その間、できるだけ情報収集と経路検索をアップデートしながら・・・。

《通常は》
遅延状況などTwitterとホームページなどの情報をチラッと確認
ネットでサクッと手配、間に合わなければ時間変更(便変更)をする。ときには、遅延状況によっては乗車手段が他にもあるし、この混雑と遅延時間では、ラッシュに重なるので、むしろこの場所で待機が効率よい!と動かないことも。

《今回のアクシデントでは》
驚くのは有人窓口の大行列
優れた機械を使いこなせない人々の多いこと。(無人のチケット発行機はほぼ3名以上は並びません。)
なんとか並びながらネットで切符の手配ができましたが、
本当にあっている?
遅れが続いたら、乗車できないことも?

私も大行列のひとりです。
この間、全てどなたにも質問をすることができず、きょろきょろしても自力でどうにかする他ありません。

AIやDXの恩恵を受け、確実とか均一とか一定といった素晴らしいことは事実。

でも、一瞬で欲しい答えが返ってくることの喜び!
替えられないことって、価値があるのですよね。
それを皆わかっているのです。

「この掲示の順番で到着しますから」
「このまま、こちらで待っていてください」
そんな一言で、安心が100倍に。
だからこそ、スペシャリストたちには対価を受けとってもらえるような環境を整えて行きたい。

困ったことを解決できたとき、「あーよかった。」と、ほっとすると同時に、この方々の存在が無かったら・・・を今一度見直してみたいですね。

この旅でお世話になった方々に遠くから感謝の気持ちを送ります✈️🚈🚖





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