【『春を呼ぶ少女』 配信中】童話コンテスト(幻冬舎ルネッサンス)大賞受賞作🌸
こんにちは。桜小路いをりです。
本日2024年1月31日、幻冬舎ルネッサンス「童話コンテスト」で大賞をいただいた『春を呼ぶ少女』が、電子書籍として配信されました。
Amazonなど、各サイトで配信中です。
表紙イラストは、イラストレーターのorieさんに担当していただきました。
「ぜひ表紙イラストには馬と女の子を……!」という私の希望を細やかに汲んでいただき、とてもとても素敵なイラストに仕上げていただいて感無量です。
ありがとうございます……!
orieさんのイラストは、実はヰ世界情緒さんの「歌ってみた」のイラストなどでかねてから拝見していました。
私自身もヰ世界情緒さんの歌声がとても好きなので、不思議なご縁を感じています。
『春を呼ぶ少女』は、タイトルの通り、長い冬を終わらせて村に春を呼ぶ役目を担う女の子たちの物語です。
2編分でちょっと長くなりますが、Amazonなどに掲載されているあらすじを、ここでご紹介させていただきます。
「童話」ではありますが、編集さんが心を砕いてくださり、お子さんだけでなく、大人の方にも楽しんでいただけるような作品に仕上がりました。
私が幼い頃、こんなお話に出会ったらきっとすごく夢中になっただろうなと思うような物語に、書き上げたつもりです。
心が落ち込んだり、暗くなったり、凍えそうになったりしたときに、いつもそっと心の片隅に在って、何度だってその心に「春」を呼んでくれるような。
そんな物語になったらいいな、という願いを込めて、丁寧に紡いでいきました。
つらいニュースは尽きなくて、世界はたまに優しくなくて、苦しいこともあるけれど。
それでも、優しい光の方へ、柔らかく温かな方へ、何度だって目を向けていられるように。
顔を上げて、周りの人から向けられている優しさに、気づけるように。その優しさに手を伸ばせるように。
この物語には、そんな想いをぎゅっと詰め込みました。
改めまして、『春を呼ぶ少女』に携わってくださった全ての方に最大限の感謝を。
『春を呼ぶ少女』を、電子書籍として配信できるほどにまで輝かせていただいて、本当にありがとうございます。
そして、いつも私のnoteを読んでくださるあなたにも、感謝を綴らせてください。
私がこうして変わらず文章を書き続けていられるのは、このnoteという場所があるからです。
この場所で、私の文章をいつも温かく迎え入れてくださって、本当にありがとうございます。
あなたの心の片隅に『春を呼ぶ少女』の居場所を創っていただけましたら、著者としてそれ以上嬉しいことはありません。
『春を呼ぶ少女』という作品を、まさしく「春」そのもののような主人公の彼女たちを、どうぞよろしくお願いいたします。