戦国時代と鶴姫伝説の話/1ヵ月書くチャレンジ Day14
こんにちは。桜小路いをりです。
「1ヵ月書くチャレンジ」14日目、今日のお題は、「これまで夢中になったモノやコト」です。
そういえば、そろそろバレンタインの季節。
突然ですが、皆さんはメリーチョコレートの「TSUWAMONO」というシリーズをご存じですか?
織田信長や真田幸村など、色々な戦国武将をイメージしたチョコレートが揃っている、戦国好きにはたまらないシリーズです。
このチョコレートを考えた人は、本当に戦国時代が好きなんだろうな、と惚れ惚れしながら食べています。
そんなわけなので、ここ3年ほど、この季節になると、「つーわもの!つーわもの!」とうきうきです……笑
もうお分かりかと思いますが、私の「これまで夢中になったモノやコト」のひとつは、戦国時代です。
戦国武将たちが数々の戦を繰り広げ、群雄割拠した時代。そのロマンと奥深さは測り知れません。
私は、「戦国姫」という児童書のシリーズを手に取ったことがきっかけでハマりました。
マルイノさんの美麗なイラストが目を引くうえ、内容もとても濃いものになっています。
こちらは、浅井三姉妹の茶々(淀殿)が主人公の巻です。
私は、中でも織田信長や伊達政宗が好きで、家紋や陣羽織モチーフのグッズなどは今でも持っています。
特に、私は逸話や辞世の句を集めるのが好きでした。
逸話を知った時に、教科書に名前が載るような人たちが、「偉人」から「人間」になったような気がして、ワクワクしながら調べていました。
辞世の句も、その中に詠んだ人の死生観や、これまでの人生が濃密に反映されているので、紐解くととても面白いです。
戦国武将はもちろんのこと、その周りの女性たちの活躍も見逃せません。
茶々・初・江の浅井三姉妹や、豊臣秀吉の妻の寧々などは有名だと思いますが、戦国時代の歴史を紐解いていくと、女性が活躍した跡も垣間見ることができます。
女性は女性で、弱い立場なりに自分にできることを精一杯やっていたのだな、と思うと、とても感動します。
また、戦国時代が好きならば避けて通れないのが、刀剣や甲冑ではないでしょうか。
私は、博物館で実物を見てからすっかりハマってしまい、写真集なども持っているくらい好きです。
中でも好きなのは、大祝鶴姫(おおほうりつるひめ)所有とされる甲冑です。現存する唯一の女性用の甲冑と言われ、くびれと丸みのある身体のラインに沿うような形に作られています。
鶴姫は、女性ながら兄や恋人の仇を打つべく水軍を率いて奮戦したといわれ、「瀬戸内のジャンヌダルク」とも称されました。
最期は、辞世の句を残して、討ち死にした恋人の後を追って海に身を投げたと記録されています。彼女が持っていた鈴の音が、今も時折、波間から聞こえてくるとか……。
わが恋は 三島の浦の うつせ貝
むなしくなりて 名をぞわづらふ
自ら戦場に出て奮戦したという鶴姫も、一途に恋人を想う女の子だったのだなと思うと、とても切なくなります。
詳しいサイトのリンクを貼っておきますので、興味のある方は、ぜひぽちっと押してみてください。
(メリーチョコレートの「TSUWAMONO」シリーズも、気になった方はぜひチェックしてみてください!)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いつか、戦国時代の推しについて語り倒す記事も書こうかな、なんて考えています。