防災グッズは○○グッズ
ハイキング、好きです。
日々、合気道に明け暮れているせいでなかなか時間はとれませんが、数カ月に一度ほどは山にお邪魔しています。
山はいいですね、やっぱり。
コンクリートジャングルTOKYOで過ごす私はたくさんの緑に囲まれ、土の上を歩くことで「戻ってこれた」と心から感じられ、「ありがとう」と自然に口にしています。
ただ混雑した山では人の気が勝ってしまうため、なかなか恵みを体全身に感じることが出来ないので出来る限り平日、または休日でもマイナーコースを選ぶようにしています。
夫がニュージーランド人なので、コロナがない時は一年のうち四カ月ほど向こうで過ごしています。
コロナで戻れない悶々とした思いはこちらをご覧ください。
ちなみに11月下旬ニュージーランド政府が決定した事項で2月14日以降はホテル隔離なしで入国可となり、無事、来年は行けるようになりました。
まぁ寒い時期に日本にいないと行けず、通常よりも一か月半ほど短いですが、2年ぶりに家族と会えることは非常に嬉しいことです。
オミクロン次第でどうなるか不安な点はありますが、帰れるといいな。
自然の国として知られているニュージーランド。
実は放牧が進んだおかげで多くの木々が伐採され、さらに近年、都会では牧場が売却されビルや家が立ち並び、田舎に行かないとその自然の良さが感じられなくなってしまいました。
しかし、自然と遊ぶのが大好きな国民性、ハイキングコースは無数にあり、グレートウォークという一泊二日~五泊六日楽しめる政府公認コースがあります。
コース上にケビンが設けられており、事前申し込みすると利用可能です。
私たちも何度が利用したことがある素晴らしいコースです。
グレートウォークの他にも様々なルートにケビンが設置され、連泊で山を楽しめるコースがたくさんあります。
グレートウォークのケビンにはコンロ、トイレ、寝床の用意がありますが、ライター、寝袋、ティッシュペーパーは要持参。もちろん食料もです。
飲料水はケビン備え付けのタンクから拝借できますが、水が足りない時は川水を飲料水にします。
共にフィルターを通していない自然水、蛇口には熱湯、フィルター浄化要の注意書きがあります。
お腹の強い人たちは気にせずにそのまま使っていますが、私たちは念のためミニ浄水器を持参しています。
南島となると夏でも夜は冷え込みます。
すべての荷物を自分の背中で背負う必要があるので、コンパクトかつしっかりと暖をとれる寝袋と寝やすくするためのエアー枕。寒さしのぎの毛糸の帽子もあると◎。
そして硬い板の上にそのまま寝ると体が痛いのでエアーマット(グレートウォークでは敷マットがあることが分かったので不要)でワンセット。
夜は真っ暗なのでトイレに行くため、また洞窟内を進むためのヘッドライト。
コンロはあっても鍋などがないことがあるので、コンパクト鍋。またコンロが混み合った時のために私たちはミニコンロも持っていきます。
そして食料。
ゴミは持ち帰らないといけないのでゴミを出しにくい、特に生ごみが出ないように工夫します。
数日のハイキングなら生の食べ物も持って行けますが、なんせ重さもある。
そうなるとやはり非常食が便利。
軽くてゴミもコンパクトにまとまり、お湯だけで調理が出来る。
いつ何時、雨が降るかわからないため、しっかりレインコート上下も必須アイテム。
もちろんリュックも日帰り用のミニサイズ、数日用の中サイズ、そしてバックパーカーにいつでもなれるほどの丈夫な大きめサイズと3点揃い。
そうです、登山グッズって防災グッズ。
お陰で我が家はベットボトルは多く常備していますが、それ以外の防災グッズは全て登山グッズで備えています。
防災グッズは災害の時にしか利用できませんが、登山グッズは自分の趣味と共に準備が出来るので自然と内容豊かになります。
まずは災害など起きないことが何よりですが、万が一に備えることは生命を守る第一歩。
12月3日、山梨県で震度5弱の地震がありました。
エリア的にいろいろと考えさせられますが、どうぞ今日もみんなが幸せに暮らせますように。
無空真実の電子書籍です。よろしくお願いします。