「地域活動のリアル」というイベントで話してきました
こんにちは!
7/31(水)に、地域活動のリアルというイベントで語り手として話をさせていただきました。そこでの気付き・学びについて書き留めておきたいと思います。
これから地域活動やまちづくり等をしていきたいと考えている人や、様々な世代の方たちとの交流をしたい人におすすめのnoteです!
1. そもそもどんなイベントなのか
私は現在杉並区に在住です。杉並区に限らず、多くの自治体では「社会教育」という分野があります。以下のサイトによると、どうやら「社会教育」とは「社会において行われる教育」であり、「家庭教育及び勤労の場所その他社会において行われる教育」を指すとされます。
つまり、社会(特にその地域)でいろんな人が学びを深めていこうというコンセプトだと理解しています。そのコンセプトのもと、杉並区では定期的にこのようなイベントが開催されています。
私はこのイベントに以前ファシリテーションとして参加しており、今回は語り手として参加することになりました。
2. どんな話をするのか
上述のとおり、当該イベントには様々な方が参加しています。私のような保護者もいれば、地域に尽くす活動をされている方、学校関係者(教職員や学校運営協議会委員等)もいます。
それぞれがそれぞれの立場から地域での活動の実態を話すわけです。
今回の私のテーブルでは、私の話以外に、社会教育センターに勤めながら新たなチャレンジをしている方の話がありました。
社会教育センターに勤めながら新たなチャレンジをされている方の話は、自身が社会教育士としても活動を長くしている一方で、リタイヤ後を見据えて自身がチャレンジしたいと思っていた場作りについて語っていらっしゃいました。
「公共空間以外に、半公共空間という場があると面白いことがあるかも!」
そうおっしゃっていたのが印象的です。ぜひ、これからも様々な場で実践してほしいですし、どこかでコラボしたいなぁなんて感じました!
私自身は、これまでのnoteでも話をしてきたことがありますが、PTA会長としての改革実践例や、学校運営協議会委員としてのチャレンジ、地域学校協働活動推進員としての活動概要についてお話させていただきました。
3. 話をしてみての学び・気付き
今回話をさせていただく中で、ご質問いただいたもので印象的だったことがあります。
「ここまでして改革や地域とのつながりを作っていきたいと思っているのはどうしてですか?」
おっしゃる通り、PTA改革や学校運営協議会委員、地域学校協働活動推進員の活動はそんなに簡単なことではありません。
PTA等が良い例ですが、構造上、組織開発や改善が起きにくい状態にあります。(任期が基本1年で前例踏襲が多い 等)
でも、だからこそそこにきちんと向き合い、「できる人ができることをできる範囲で実践していく」ことが大事だと思います。
そして、それを自分が関連する学校だけでやっていても影響範囲は限定的です。自校から杉並区へ広げていき(さらにはもっとその先まで広げていき)初めてやって意味があることになると思っています。
世間では、PTAや地域協働等についてネガティブな声は少なからずあります。
でも、だからこそきちんと(少なくとも自分が実践してきたことくらいは)色んなところで働きかけることが大事だと思っています。
この言葉があるように、遠くに行くためにはみんなで行くことが重要であり、だからこそ様々な場で発信していくことが改めて重要だなと思っています。
4. 他への転用について考える
実は上記の話は、企業における組織開発やカルチャー浸透にとてもリンクしているところを感じます。
私は前職では最後人事部門に所属し、グローバルも含めると何十万人もいるような組織で、日本における間接部門を統括する部門でカルチャーを浸透するプロジェクトの推進もしていました。
また、その前の部門でもデジタルカルチャーの醸成について推進していました。
そこで感じたことは、誰かがスタートしないといけない。そして持続可能な仕組みにするために、みんなを巻き込みながら進めていく必要があるということです。
5. 最後に
最後までnoteをお読みいただき、ありがとうございました。
地域協働の話から気付けば、組織開発、カルチャー醸成の話まで波及していきましたが、大事なことは、誰かがリーダーシップを発揮し、その推進を個人からみんなに変えていくことだと思っています。
自分一人ではできることは限られています。
だからこそ、色んな人に積極的に頼り、好事例をつくり、それを発信していくことが大事だと思っています。
皆さんにとっての今後の何かの活動のきっかけになると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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