これからの採用のカタチ〜協奏採用とは〜
みなさんこんにちは! @ShinjiTakenaka です!
今日は、最近私が思うこれからの採用のカタチ〜協奏採用〜について書いてみたいと思います!
1. 協奏採用とは何か?
まず、協奏採用という言葉についてですが、完全なる造語ですw
なので、検索しても出てきません!!笑
弊社LX DESIGNは、社会人と教育現場をつなぐプラットフォーム「複業先生」を運営している会社です。
社会におけるあらゆる学びを教育現場に還元し、社会に開かれた教育を推進しています。子どもたちにとってはこれからの人生のデザインの一助となればと思ってますし、教職員の皆様の負荷軽減をしていきWell-Beingを高めることに寄与したいと考えています!
複業先生にとってみても、授業登壇をきっかけに弊社に興味を持ち、気付いたらメンバーとしてジョインしていくケースが多いです。
しかも、授業登壇までのプロセスを通して、弊社のことをどんどん知っていただき、多くの人がファンになってくれます。(嬉しい!)
また、ファンになってくれているので、気付いたら他の人も巻き込みたくなり次の「協奏者」を探していく、そんなフローが気付いたら回っています。
ポイントは、ファンになってジョインしてくれた当事者が、(当事者の視点でさらに会社にとって重要だと思う)次の協奏者を連れてくるということです。
イメージを図示するとこんな感じ!
通常であれば、採用計画に基づき、必要なポジションを選定し、母集団を形成し、採用に向けたアクションをしていく。
あるいは必要ポジションのリファラルを進めていくという流れがほとんどだと思いますし、それを否定するつもりは全くありません!
ただ、この協奏採用のポイントは、全員が自社にとって会社全体で必要だと思う人材を連れてくるという点です。
オーケストラなどを想像してみてもらうと分かりやすいと思うのですが、全体の演奏を聴いても、人によって捉え方はそれぞれですよね?
人によっては、この楽器がもう少しあると心地よいなどはそれぞれだと思います。でも、それこそが多様性のある組織だと思いませんか?
だからこそ、これからの採用戦略に協奏採用を取り入れていきたいと思っています。
2. リファラル採用とどう違うの?
じゃあ、リファラル採用と何がどう違うの?と思いますよね笑
基本的には、協奏採用はリファラル採用の一種だと思っています!
ただ、以下の違いがあると思っています。
リファラル採用は経営陣や人事として必要だと認識しているポジションに対し、そのポジションにフィットする人を紹介採用すること
協奏採用は経営陣や人事として必要だとは認識していなかったポジションだが、会社の未来にとって必要な人を紹介採用すること
だと思っています。
これの狙いは、全員が経営者視点を持ち、会社を育てるために必要な人を連れてくるという点にあります。
つまり、会社にとっての未来を自分ごと化するためにこの概念が必要なのではないか?と思っています。
皆さんはどう思いますか?
3. 協奏採用をワークさせるためには
でも、いっぱい人を連れてくることって実際どうなの?とも思う人がいるかもしれません。
協奏採用をワークさせるためには、次の3つのポイントが必要だと思っています。
かける予算を明確にする
オンボーディングプロセスを確立する
成果基準を明確にする
まず、1について。
スタートアップはお金と常に睨めっこだと思います。
採用計画のうち、どれくらいを協奏採用に投下するのかを明確にしないと、本来採用すべきポジションに資金を投下できないという事態が発生してしまいます。だからこそ事前に予算配分を明確にすることが大事だと思います。
2について。
協奏採用は、最初はライトな関わりからも多いと思います。
紹介者だからこそ一緒に働きたい(協奏したい)と思ってジョインしてくれる場合、候補者の関わりの範囲でも無理なくオンボーディングできるかが大事だと思っています。そのプロセスをどこまで事前に整備できているかは重要です。
3について。
2に関連しますが、候補者の関わりの範囲で最大成果を出すことが大事です。なので、稼働割合に応じた成果をきちんと定義することが重要だと思います。月10時間でも月100時間でもそれぞれに応じた期待役割を明確にすることが大事です。
4. 最後に
組織とは生き物です。そして、会社とはそこにいるメンバーが組織化され作られていくものです。
以前、組織作りについて書いたことがあるnoteを参考までにシェアさせていただきます。
皆さんの会社はどの程度協奏採用をしていきますか?そのために必要な対話はどのレベルまでできていますか?
誰かの何かの気付きやきっかけになれば幸いです!!
最後まで読んでくれてありがとうございました!!