ヘルスケアスタートアップの50歳シニア社員が、Mystery 1on1を通じて会社のパフォーマンス1.01^60乗 (=1.82)倍を狙った話
こんにちは。Ubie Discoveryの本道です。Ubieに入社してあっという間に2年が経ちました。入社以来、症状検索エンジン ユビー(US版)、ユビーAI問診の事業開発を担当しています。実は、わたくし社内では1,2を争うシニア社員(年齢が高いという意味で。ただいま50歳)です。
Ubie Discoveryには、パッション溢れ、頭の回転も速く、体力充実の若い皆さんがたくさん集まっています。そんな平均年齢30代前半の同僚に比べますと、私ときたら、思考の速さ・柔らかさに衰えを感じたり、すぐ目が疲れちゃったり、うっかり夜遅くまでお酒を飲むとしっかり翌日に響いたり、、というお年頃です。
という訳で、他の皆さんと張り合い過ぎずに、自分ならではの価値・貢献のしかたを日々思案しながら仕事をしています。
このnoteでは、わたしがややユニークな方法で会社のパフォーマンス 1.01^60乗 (=1.82)倍を狙えるかも!と、取り組んだことを紹介します。
きっかけはコーチング
パートナーシップ・アライアンス事業推進という主要業務の傍ら、私なりの皆さんへの役立ち方の一つとして、1年前から社内希望者に向けて「コーチング」を開始しました。
とても優秀で勢い溢れるUbie Discoveryの皆さんであっても、時には迷ったり、悩んだりすることはあります。マネージャーの存在しないUbie Discovery (そのあたりについてはこちらをご覧ください)において、緩やかサポート役、相談できるおじさん、という需要があるかな?と思ったのが、この活動を始めたきっかけです。
日々のもやもや・迷い・悩みを聞いたり、それぞれが目指す姿に向かう時の伴走者・壁打ち相手のような存在として、コーチングセッションを 30分/回で実施しています。
ふと一度きり立ち寄ってもらっても、継続的に参加してもらっても良いですし、特にルールや強制力は設けていません。わたしは毎日1時間のカレンダー枠を空けてお待ちしています。
1on1の素晴らしさ
そんなわけで、コーチングを通じて多数のUbie Discovery社員と1対1でお話する機会を得ました。ソーシャルな場でワイワイするのが好みの方もいると思いますが、私は1対1でじっくりと向き合ってお話する(以降1on1と書きます)のがとても好きです。1on1は、お互いの考えや人となりにも触れられる、とても素敵な機会だと思っています。1on1でなければ知ることが無かったような情報にも巡り会えます。
そんなある日、ふと思いました。「みんなもやったらいいのに!」と。
Ubie Discoveryは、いまや社員数 100人を越え、日々の業務での忙しさ、リモートワークもあって、お互いのことを知り合う機会が減っている様子も見られました。
こんなに素晴らしい人がたくさんいるのに、もったいないねー
気軽に話せる同僚が増えれば、日々の業務もより進むはずです。1on1をすることは、みんなの仕事のパフォーマンスにもプラスじゃないかなと。1%くらいはあがるんじゃないですかね?!
Mystery 1on1で会社のパフォーマンス1.01^60乗(=1.82)倍を狙う
そういえば、前職で「参加希望のメンバー内でランダムに1on1のランチが設定される」、という素敵な仕組みがあったことを思い出しました。
そこで Ubie Discovery版として、「参加希望者内で、2週間に一度、誰に当たるか分からないペアを作って、30分の1on1をさせてしまう」という仕組みをやってみることにしました。 名前は、誰に当たるか分からない、という意味を込めて Mystery 1on1 (ミステリー 1on1)としました。これがパイロット実施期間から30名以上に参加頂くヒットとなりました。 終了後のアンケートからも、有意義な時間だった様子がうかがえました。
【パイロット後に聞こえた感想】
単純な気分転換になった。視野が広がった。仲良くなった。人間的な距離が縮まって、組織への距離も縮まった。今まで話したことがなかった人と話せたことで短時間でグッと理解が深まった。今後何かあるときにスムーズにコミュニケーションできそう。
その後、アンケートで挙がった改善点を反映し、去年12月から正式に開始をしました。
マッチング+カレンダー設定等しっかりシステムを作り込むのはコストもかかるので、ほどよくシステム化 (ありがとう yubessy !) 、ほどよく人力を導入して運用 (ありがとう kotaro !) しています。
下記が正式開催の通知内容です(細かい工夫も入っていますので、興味がある方はぜひ拡大してお読み下さい。)↓
現在の参加者は 60名。ということは、このMystery 1on1により各自の仕事のパフォーマンスが1% 向上すると、相乗効果で(計算の粗さはご容赦を)
1.01^60乗 = 1.82倍 を狙えるのでは!
さて、実際 Ubie Discoveryのパフォーマンスが上がっているのか?
それは、どうぞ、みなさんUbie Discovery社員となって、自らご体感ください。We're hiring!
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