グローバル採用で事業を加速 ~ 国境なき意思団 ~ #海外採用 #グローバル採用 #Ubieアドベントカレンダー
この記事は #Ubieアドベントカレンダー 11日目にエントリーしています。
はじめに
「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに、医療プラットフォームを提供しているUbie株式会社で労務・組織開発・採用などを担当している山岸です。
アドベントカレンダー5日目の記事にて、Ubieでは常に「事業成長に繋がるのか?」「得たい物は得られるのか?」を大事にしているという話をしましたが、ここでは具体的な話として、海外採用に関する話を紹介しようと思います。
海外採用の難しさ
過去に海外採用の実務を経験したことがある人であれば共感いただけるかと思いますが、日本の就労ビザや永住権を持っていない外国籍社員の海外採用は、決して簡単な仕事とは言えません。
就労ビザの取得手続きに始まり、日本への移住に関するコストの会社負担ルールを規定したり、日本に来てからも住まいを見つけるまでには役所手続きや銀行口座開設、印鑑作成、携帯電話契約等々やることはたくさんあります。
日本語が既に流暢であればまだしも、日本語が全く話すことができなければ、その難易度は更に上がることは容易に想像がつくでしょう。
結果的に、人的コストも金銭的コストも非常に掛かるため、海外採用を避けるスタートアップが多いのも事実です。
大手企業で一定数以上の海外採用を行うのであれば、海外採用専任担当を置くことで各種コストを下げることができるのですが、スタートアップでは専任担当を置くコストに見合うほどの人数を採用できるわけではないので、ROIが合わずに断念することが多いです。
事実、私が過去に所属していたスタートアップ企業でも海外採用の案が出たものの、対応工数やコストの捻出が難しく、海外採用はしないという決断を自身で下した経験があります。
ついに来たその時。やるか!超やるか!
本来、スタートアップはやらない理由を探すよりも”まずはやってみる”ことが大事です。
一方でリソースが常に足りない中で、何か新たな問題が生じた場合、その対応に工数を取られると考えると、どうしてもやらない選択をしてしまいがちです。
ではUbieではどうでしょうか?
Ubieでは何ごとにおいても、事業成長に繋がりROIが見合うと判断できれば、それは十分にやる理由となります。
やらない理由はありません。
そして遂にUbieでも海外採用を検討する時が来ました。
少子化が進み、かつスタートアップも増えて採用難易度が難しくなるなかで、日本の採用市場だけに閉じる理由はなく、またグローバル事業も推進するなかで、海外の採用市場にも乗り出したいという機運が高まっていました。
今までも既に日本の就労ビザや永住権を持っている、日本語での会話に全く問題がない日本在住の外国籍社員を採用した実績はありましたが、今回は更に対象を広げて、海外在住で日本語が全く話せない人も採用候補に入れることに。
実際に検証のために海外市場にて採用活動やカジュアル面談をしてみると、日本ではなかなか採用できないような経験を持っている候補者に会うことができると判明。
となると、もうやるしかないですよね?
Ubieでは「やるか 超やるか」というスタンプがよく使われるのですが、これはまさしく「やるか 超やるか」の場面です。
と、勢いだけで返事をして自分を追い込み、あとはやるしかない状況をつくりだすことに無事成功(?)しました。
結果的に2023年、日本移住を希望する優秀なアメリカ人デザイナーや、インド在住でインドからフルリモートワークのSREエンジニアの採用に成功し、2024年も引き続き、日本に限らずに世界中を対象として採用を推進していく予定です。
なぜできたのか?
ではなぜ、今まで避けてきた海外採用をやろうと思えたのでしょうか?そして成功させることができたのでしょうか?
個人的にはUbieの3つのバリューに大きな理由があると思っています。
Full Throttle, but Safe
1つ目は「Full Throttle, but Safe」です。
スタートアップにおいてはスピード感が重要なので、素早く動くためには何を守り・何を壊すのかの判断が重要であるという意味が込められています。
海外からの採用・移住を成功させるためには、ビザなどの法的手続きをしっかりとこなすことが重要であり、避けては通れない守るべき部分です。
しかし日本中に前例は山ほどありますし、手続きをサポートしてくれる会社もたくさんあるので、コストと時間と成功率を天秤に掛けて、最もリターンが大きいと考えられる選択を取るだけです。
Trust & Ownership
2つ目は「Trust & Owntership」です。
それぞれが最高の仕事をしてくれるという信頼に基づき相手に背中を預けつつ、全員が広い当事者意識を持ってお互いを助け合うという意味がこめられています。
海外採用をするうえでは、所属先チームのサポートが必要不可欠です。
「採用したら、あとはHRが全部サポートをやってくれるだろう」というような関係性だと、海外採用は失敗します。(これは海外に限らず、通常の採用でも同じことが言えます。)
しかしUbieでは、元々オンボーディングなどを各チームが積極的に主導するというカルチャーがあり、また英語でサポートできるメンバーが多いということもあって、海外採用を行っても一緒に問題解決してくれるだろうという安心感がありました。
これは個人的には海外採用の決定を一番後押ししてくれた要因のひとつではと思っています。
All In
最後は「All In」です。
元々ポーカー用語から来ており、慣性を捨てて大きな未来に賭ける、現状を否定して未来を創造するという意味がこめられています。
このAll Inにはとても大事なポイントがあります。
ポーカーをやっている方であれば分かるかと思いますが、All Inはただのハイリスク・ハイリターンのギャンブルではなく、不確実性はありつつも、自分のなかで大きな勝機が見えているときに、自分のすべてを掛けて挑戦する行為です。
海外採用もさまざまな変数による不確実性はありつつも、勝機は十分にあるとの判断があったからこそ、実行することができました。
そしてそれは過去にDMMに所属していた際に、英会話事業などで社内に非日本語話者のメンバーがたくさんおり、当時、彼らのサポートをしていたという経験や、自分自身が高校卒業後そのままアメリカの大学に留学して、現地で一人暮らしをした経験が礎になっていると思っています。
最後に
Ubieでは2024年、共同代表のひとりである久保が完全にアメリカに拠点を移して、アメリカやグローバル事業を加速させていく予定です。
スタートアップにいながらもグローバル事業に関わることができる環境はなかなかなく、非常に貴重な経験になることは間違いありません。
Ubieは日本だけでなく、世界中の医療課題の解決に挑戦しており、募集要項には英語の記載がなくても、実業務では英語を活かせる機会も非常に多いです。
そんなUbieで働いてみたいという方がいたら、ぜひ以下の採用ページを覗いていただけると嬉しいです!
いきなり選考応募はちょっと、、、という方にはカジュアル面談も用意しているので、是非お気軽にご連絡ください!
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