家族機能の低下と息子の問題行動との関係
子供の問題行動って子供に原因があるって思いがちだけど、家族療法では、問題のある子供を家族全体の問題を代表して問題・症状を表している人と捉える。
五月雨登校で感情爆発しがちな息子を見ていると、まさに家族システムの弱さが息子にあらわれている、息子が家族の病理を背負っていると思うようになった。
以前読んだ本。タイトルが衝撃的で親としては少々受け入れがたいタイトルだが、今なら、確信をついていると思う。
夫婦不和→母のメンタル不調→五月雨登校や息子メンタル不調→夫婦不和→母のメンタル不調→五月雨登校→∞
もう誰が悪いのか訳がわからない状態。
家族療法では、原因を特定させようとはせずに、その関係性に注目し、それぞれの行為の連鎖やパターンに焦点を当てるようだ。
息子の問題行動だけにスポットを当てて対処しても意味がないことがやっとこさわかりだして、今、私は脆弱な家族の機能面を見直してみようとしている。
マイカウンセラーさんは家族療法専門家かどうかはわからないけど、わたしが見えていなかった、息子や夫が出しているSOS(家族のふれあいの時間を増やしたいニーズ)をうまくキャッチしてくれて私にフィードバックしてくれたのも気づく大きなきっかけになった。
ここ最近,夫が珍しく「家族で出かけたい」とか「ゆっくり家族で話し合いたい」と「家族」を意識した発言が増えていた。(でも私は逃げていた。関わることで傷つくことを恐れていたから)
人に指摘されてはじめてハッとした。
夫は家族の団欒を求めている。
息子もまた家族の団欒が少ないから、ネットに没頭せざるを得なくなっているということも。
この1ヶ月、「家族の団欒」をテーマにちょっと行動してみた。
(続く)