反発心がある人はお金持ち気質があるというお話
こんにちは、しにち(@yurukashi_yrks)です。
世の中には富裕層と呼ばれる人たちが存在しますが、彼らがお金持ちになった理由の1つに「人一倍、反発心が強かった」ことが挙げられています。
子供の頃、学校の先生や社会のルールに反発していた人、会社で上司に噛み付ける人は、お金持ちの素養があるかもしれません。
というわけで今回は、「反発心がある人はお金持ち気質がある」というお話をお伝えしたいと思います。
既存の仕組みに従う人は搾取の対象にされうる
学校や会社、団体などのコミュニティには多くの決まりごとが存在します。「郷に入っては郷に従え」のことわざ通り、組織の中では既存の仕組みに従うことが良しとされるので、私たちはその決まりごとに従うよう、周りから強く求められます。
そして次第に「ルールに従うことは良いことだ」「ルールは変えられない絶対的なものだ」と、当たり前に考えるようになっていきます。
しかしながら、組織のルールというのは元々、組織を統治するために作られたものです。そう考えると、ルールを作った統治側の人間が得するようにできている場合が多いのです。
これはつまり、思考停止でルールに従い続けるということは、他の誰かに自分の利益を搾取されている可能性があるということです。
既得権益層への反発がもたらすメリット
そんな中、既存のルールに対して反発心を抱く人たちがいます。そういう人たちは既存のルールに疑問を呈することで、既得権益の搾取から逃れる可能性を持っています。
例えば、ある会社で「上司の命令には絶対に従わないといけない」といった慣習・ルールが存在するとしましょう。このルールが蔓延っているために、社内では上司から部下への理不尽な要求や、無意味な指示が飛び交っていると想像してください。
この状況について「会社のルールだから仕方ない」と我慢して従うことは、時間と労力が搾取されていることに他なりません。しかし、ルールに反発する人は、ここで仕事の目的や意味を考えて、上司に立ち向かいます。
上司や会社と対立し、行動の末に、もしもそのルールを変えることができれば、自分の時間と労力が無駄に使われることを防ぐことができるのです。
反発心が富を生み出す
さて、自ら富を築く人の多くは、上記のような反発心を持ち、ルールとして浸透している物事について普段から疑問を抱くと言われています。
「なぜこんな無駄なことをしているのだろう?別のやり方のほうが良いのではないか?」といった本質的な思考をしており、ルールだから仕方ないと考えるのではなく「他にうまいやり方はないか?」と考えます。
真っ向から立ち向かう、もしくは場合によって抜け道を見つけて、他の人たちとは違ったメリットを得ているわけです。
例えば、下記のような取り組みは反発心による行動だと言えます。
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・給与収入の他に収入源を作る
「会社に人生を預けるのはごめんだ」「源泉徴収によって所得税をただ徴収されるだけというのは悔しい」と考え、給与以外の収入源を模索する。
・自分でビジネスを作る
「今の社会には○○が足りない、自分がそれを解消する」という想いで、世の中への不満を原動力に自らビジネスを始める。
・法を理解し、抜け道を見つけてお金を守る
「多額の税金をただ納めるなんて馬鹿馬鹿しい」という反発心から、経費計上をうまく利用したり、タックスヘイブンなどに資産を移したりし、節税対策を行う。
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反発心を抱く人というのは、それを原動力にして、ルールに従うだけの人とは異なる行動を起こします。その結果として、大きな富を手にできる確率が上がるのだと考えられます。
シリコンバレーは権威に反発した人たちによって成長してきた
ちなみに、今でこそIT企業の総本山であるアメリカのシリコンバレーですが、かつては才能も能力もあるのに、世の中の仕組みのせいで就職ができず、貧しく暮らしてた人々が多くいた地域だったそうです。
彼らは、既得権益によって楽に儲けている企業人や公務員を見て、「今の仕組みを壊すようなベンチャーを作ろう!」という反発心を持ち、技術革新を起こしてきたのだといいます。
そうして今では、アップル、グーグル、フェイスブック、アドビなどの名だたるIT企業が拠点を構え、世界最大のハイテク産業が発達する地域になったわけですが、現在に至るまでには、当時の人々の反発心が不可欠だったわけです。
最後に
これまで見てきたように、富を築ける人というのは、世の中の制度や仕組みに疑問を持ち、自分で考えることができる人です。
お金に苦労したくないと思うのなら、今当たり前に行動していることを見つめ直して、理不尽に甘んじず、反発していくことが大切ですね。
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