生活水準を下げたライフスタイルにしたほうが確実にQOLが上がると思う
こんにちは、しにち(@yurukashi_yrks)です!
今回はライフスタイルとお金についてのお話。
いきなりですが理想の生活とは、どんなイメージでしょうか。
広い家に住んで車を持って、毎日美味しいものを食べて海外旅行も行って…etc.。
想像するだけで、楽しそうな光景が目に浮かびますね。
そしてこのような理想の生活は、少し背伸びすれば若いうちからも手届いてしまうものです。(単価の高い飲食店に頻繁に通ったり、家賃高めなオシャレな部屋に住んだり、などなど)
しかしながら、背伸びしたプチ贅沢な生活は自分の首を絞めることになりかねません。良い生活を送ってみても、それは無理して実現させているだけなので、経済的にも精神的にも余裕がなくなってくるのです。当然ながら貯蓄もあまりできないですしね。
気持ちの余裕を持つ意味では、生活水準を下げたライフスタイルを送ったほうが何かとメリットがあるのです。
私たちは自分の収入よりも少し上のライフスタイルを望むように刷り込まれている
かくいう私も、20代前半は背伸びしたライフスタイルを送っていました。(収入に見合わない食生活を送っていたり、家賃も収入の3~4割は支払っていました…)
なぜ自分がそんなプチ贅沢な生活を望んでいたのかというと、周りの環境やテレビ・雑誌などのメディアによる影響が大きいと思います。
例えば、「社会に出たら1人暮らしをすべき」「社会人になったならこれくらいの経験をしないと」なんて意見は、世の中に多く溢れています。
ドラマなどでは当然のように若者が都会のオシャレな部屋に住んでいますし、ブランド品を身につけて外食をするシーンなどが頻繁に流れているので、「20代~30代の生活ってこんな感じなんだ」と、観ている人が思うには十分です。
このように、一般通念やメディアによって、私たちは理想の生活(少し上のライフスタイル)を望んでしまうよう、刷り込まれていたりするのです。
余裕を持つためにライフスタイルを下げる
そんな実年収以上のライフスタイルを送っていては、貯蓄はおろか、下手すれば毎月赤字となり、ボーナスや臨時収入で補填するなんて生活になりかねません。
また、経済的に余裕がないと、その生活を維持するために働くようになり、精神的にも負担が大きくなってきます。仕事も楽しめなくなるし、新しいチャレンジもできなくなってしまいます。
日々の生活を楽しみ、仕事やチャレンジに集中するためにも、生活水準を下げたライフスタイルを設計することは大きな意味を持つのです。
どれくらいライフスタイルを下げるかですが、家計再生コンサルタントの横山光昭氏は、収入の25%の貯蓄が体質として健全と話しています。
この意見を参考にして、手取り収入の75%以内に収まる生活設計を1つの目安にすると良さそうです。
「今でもカツカツなのに、これから75%の収入で楽しく生活するなんて無理!」と感じるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
今の生活で無意識に買っている無駄なもの、高すぎる家賃、スマホ料金、保険料、利用していない継続課金サービスなど、改善できるものは意外とあるはずです。電気や水道、ガスなどの光熱費も、契約会社を見直すことで大きな節約に繋がることもあります。
改善のコツは、もっと別の方法で同じ効果が得られないか?と考えてみることです。
※ちなみに筆者も、世帯年収の25%程度を投資と貯蓄に回していて、残った収入の水準で生活しています。
「ライフスタイルを下げる=楽しくない」は間違い
ライフスタイルを下げると聞くと、「そこまで無理したくない」「なんのために働いているかわからない」といったネガティブな反論が飛んできそうですが、ライフスタイルを下げるとつまらない生活になるというわけではありません。
世の中には、お金をそこまで使わなくても楽しめることが山ほどあります。支出を抑えた生活設計だとしても、工夫次第でいくらでもライフスタイルを楽しくすることは可能なのです。
もちろん、あらゆる支出を抑えろというわけではなく、自分の趣味や譲れないポイントについては、一定のお金をかけたとしても全く問題はありません。
要は、無駄なものには一切お金をかけず、自分にとって必要なものにだけお金を使うというメリハリが大事ということです。
最後に
学校や社会では、お金の使い方、貯め方、増やし方は教えてもらえません。
そのため、意識せずにいると知らぬ間に周りに影響されて、お金は右から左へ流れていき、多かれ少なかれお金に縛られる人生を送ることになってしまいます。
生活水準を下げたライフスタイルで楽しく過ごせるようになれば、お金のストレスが自然に解消されるので、仕事や趣味など、自分のやりたいことに集中することができるようになります。
将来お金に困らないために、また余裕を持って人生を楽しむためにも、生活水準を下げたライフスタイルを、ぜひ試してみて欲しいと思っています。
それでは、また!
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