慕情その③
急な呼び出しは、ホテルでの撮影。
回転ベットの部屋でした。
初めて入るその部屋で、彼女は何を思ったか足を絡めてきた。
その時の僕は、撮影をする人とは何もしないと決めていたので、何事もなかったかのようにスルーをした。
というか臆病だったのだ。
それでも撮影は楽しく、終始激しく楽しく撮影をした。
実はこの前日くらいに、ドタキャンをくらっている。
ホテルの最寄りのマックで時間を潰してると来れないということが判明。
その悲しさを紛らわすかのように、スナップを撮り今回のものにまとめている。
思えばこの撮影は、何かきっかけになるような撮影だったのだ。
これが深みに入っていく第一の関門だった。
続く
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