お決まりのルーティン、あえて崩す習慣
こんにちは、守屋です。
会社勤めの多くの人は、自分のルーティンを持っているかと思います。
・起床時間
・出発時間
・仕事の手順
・帰宅時間
会社勤めじゃなかったとしても、自分のルーティンを大事にする人は多くいます。
作業や仕事をルーティン化するのにはメリットがあります。しかしルーティンに頼り始めたら黄色信号。いつも通りのルーティンがこなせないと集中力が高まらない。決まりを作れば破るのが怖くなります。変化が怖いからです。この状態はハッキリ言って脆い。
5分や10分のズレはいくらでも起こります。予期せぬミーティングや呼び出しもあります。たまには自ら思い切ってルーティンをぶち壊してみましょう。意図的にルーティンを変えると、新鮮な緊張感が生まれます。この新鮮さがマンネリや集中力の低下を防ぐと思うのです。
イチロー選手や高嶋政宏さんが活用する「ルーティン化」の意外な落とし穴
マイナーチェンジの繰り返しをおこない、ルーティンに選択肢を
以前は、ナイトゲームの試合前にも、全体練習の前にグラウンドで体を動かしていたが、ある年のシーズン終盤に入って、ピタリと止めた。
また、別の年には、試合後にサウナで汗をかき、それをマッサージ代わりにしたこともあるが、数カ月でその習慣も止めている。
イチロー、ルーティンの柔軟性と野球哲学
上記の2記事ではイチロー選手のルーティンの素晴らしさとともに、ルーティンを柔軟に変更している部分が書かれています。
仕事をしていても、予期せぬ出来事は沢山あります。ルーティンだけを頼りにしていると想定外のことに対応できなくなってなります。
決まったルーティンで生活している人は、意図的に崩すことで違和感を覚えるはずです。
ですが、その違和感を知っているか知らないかでは予期せぬ出来事が起こったときの対応力は変わってきます。
最初は小さなことから変えてみるだけでも構いません。朝食にお米を食べていた人は、パンを食べてみるのも良いかも知れません。
朝の電車を一本早めた風景がどんなものかを知るために、早起きしても良いかも知れません。
決まりきったルーティンに知らぬ間に依存していると、自分の意図しない形で崩れたときに対応できなくなります。
ぜひお決まりのルーティンがある人は、あえて崩す習慣を身につけておくと想定外の事態にも対応しやすくなると思います。
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