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inagakijunya
ニュアンスの違いは伝える側のメッセージ
こんにちは、守屋です。
仕事がスムーズにいかないとき、上司から
「急いでくれないか。君のところで仕事が滞っているんだ。」
と言われるのと、
「焦らなくても良い。それよりも納得のいくまでやってくれ。周りには伝えておく。頼むよ。」
と言われるのではどちらが言われた後に、取り組む姿勢がポジティブな方向に進むでしょうか。
ニュアンスの違いは、伝える側のメッセージ
「監督は規範となる原則を知っておく必要がある。選手のパフォーマンスは言語を用いた、あるいは言語外のコミュニケーションによって左右される場合が多いからだ。つまり監督はまず何より、意思の伝達に長けたものでなければならない。そうして個々のエゴイズムを束ねてチームとして仕上げていくのである。よって私は、コーチをするということは意思伝達であると定義したい。これはただ言葉にして話すということを意味しない。
関係を築くことそのもので、つまり言葉を交換する必要があるのだ。そして効果的なコミュニケーションの他に、聴く力も必要だ。そうすることで、チームの改善に必要なフィードバックを日々得ることができるのである。監督が効果的な意思伝達を可能にした時、選手の脳裏が整理され、監督のリーダーシップも高まる。そうすれば、チームを率いるのはより簡単になる」
同じことを指導するにもネガティブな表現は避け、「『むやみに当たりに行くな』というところを『相手がドリブルで抜きにかかっても放っておけ。その代わりラインを保て』と指導する」のだという。
ファビオ・ペッキア、コミュニケーションの監督。苛烈な重圧をくぐり抜けた経験値
監督という職業。上司という立場。自分ひとりでは成り立たない仕事であり、選手や社員あっての自分です。たとえ「できない・使えない」と思える選手や社員であっても集団において不要だということは決してありません。
潤沢な資金があり、自分の思うような駒を集められるというのであれば話は別です。多くの企業やサッカーチームでは獲得できる人材は限られています。上に立つ立場の人間がダイレクトな言葉でコミュニケーションを取ろうとすれば、ある受け手にはモチベーションが下がってしまう可能性があります。
全員に伝えて良いメッセージと、個人に伝えなければいけないメッセージは異なって当たり前だからです。上記の記事の監督のようにネガティブな表現を避け、受け手に主体性を持たせるような言葉にするだけでも捉え方が変わります。
人間関係においてコミュニケーションは必要不可欠です。伝えたいことをダイレクトに表現するだけでなく、受け手が伝えた後にどんな風に捉えるかまで考えて表現することをお勧めします。
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