反射的に反応する「あなたに●●の何が分かる?」は、なぜ起こるのか
こんにちは、守屋です。
自分に関わること、もしくは全く関係なくても反射的に誰かの発言や投稿に対して、
「あなたに●●の何が分かる?」
という風に反射的に反応する人が少なからずいます。
自分のこと、自分の好きなこと、応援していることであればその気持ちも分かりますが、全く自分にとって関係のないことでも反応してしまうのは何でだろうと考えた場合、
・その物事、人物に対して思い入れの温度差・価値観の違い
・知らない人に言われムカつく感情
などがあるのではないでしょうか。とくに面と向かって討論することのないネット上ではこの傾向は随所に現れているのが現実です。
反射的に反応することは悪いことなのか?
自分に関わることで批判されるのであれば、
「そんなことは無い。」
「お前はあいつの過去を知らないからそんな軽々しく言えるんだ。」
「お前は何もわかっていない。」
という自分の主張を伝えることも理解できます。
ですが、よくよく考えれば顔も名前も知らないネット上の人は通りすがりの人に、
「俺、●●のこと嫌いなんだよねー!」
と言われたのと同じような状況なのです。そんな人に反応して一つ一つ良さを説明するのは合理的でも無ければ限りなく時間の無駄となってしまいます。
例えば議論の先に結論があり、理解してもらい行動になるものであれば問題ないですが反射的に反応してしまう相手にそれを求めるのは違うような気もします。
周りの共感を生み出す反応は、時に同調圧力となる場合も
ある人は、自分の好きなことに対して物凄く批判している投稿を見てしまい、思わず批判した人に対して強烈な批判と共に、
「お前に●●の何が分かる。」
という反応をしました。
その言葉は多くの人の共感を呼び拡散されることになりました。
反応した人は自分の言葉が多くの人に共感されることに快感を得るようになり、次から次へと自分の好きなことに対して批判的な投稿をするものに対しては反射的に反応し批判のコメントを残すことにしました。
的を得ている言葉と認知され、多くの人が拡散をして批判的なコメントをする人を今度は批判する側に回りました。
しかし、ある時、自分が投稿した内容に対してさらに影響力のある人から
「お前に●●の何が分かる。」
「それは間違っている。」
という批判的な反応を貰いました。すると影響力のある人だったことから多くの人に拡散され、昨日まで自分が正義だと思っていたはずが一瞬にして悪者扱いされるようになってしまいました。
反射的に反応してしまう理由は反射脳が習慣化されているから
もし、あなたが好きなことに対して居酒屋の隣の席で批判していて耳に聞こえてきても反応することは無いでしょう。
ですが、ネット上では通りすがりの批判者に反射的に反応してしまうのは反射脳が出来上がってしまっているからなのです。
通りすがりの人が、たまたま自分の好きなことに対して批判的であっても普通であれば
・関係ない人
・そんな意見もあるよね
・価値観が違うんでしょう
という風に思って反応することは無いはずです。なぜならその人と交わることは人生でその時だけ(しかも直接伝えてきてるわけではない)であることが分かっているからです。
ですが、ネット上では何度も同じ通りすがりの人が顔を出してくることがあります。そんな時には、
・ブロックする
・クローズコミュニティにする
という対応も出来ますので、もしネット上で
・何にでも反射的に反応しているかも知れない。
・自分と全く関係ないことでも反射的に反応してしまう。
ことが多いかなと思う人は反射脳となってしまっているかも知れませんので、通りすがりの人に相手する意味は無いと割り切るのも一つかも知れません。
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