「プロは”勝てばいい”だけじゃない。いかに”魅せて勝つ”か」
こんにちは守屋です。
サイバーエージェント藤田社長の書籍「仕事が麻雀で麻雀が仕事」のあるページの言葉。
格闘界に新しいスターがなかなか育たないという業界の危機意識から、既に一線を退いている魔裟斗選手や山本KID選手などが発掘した、次世代スター候補生がK-1プロ契約と賞金300万円をかけて戦う企画です。
この番組の最終回、魔裟斗さんが、優勝しプロデビューが決まった松村英明選手に対して最後に教えたプロの心構えが印象に残りました。
「プロは”勝てばいい”だけじゃない」「いかに”魅せて勝つ”か」「目の前の相手+お客さんとの勝負」「ただ勝つだけじゃ金にならない」
プロとは何かを真剣に考える重要性
プロフェッショナル 、略して「プロ」は、本来の意味は「職業上の」で、その分野で生計を立てていることを言い、「公言する、標榜する」が語源である。対義語はアマチュア 。
しかし、日本語としての「プロ」という言葉には、派生として以下の意味が含まれる。
1、「認定プロ」のこと。統括する団体が認定した人。プロゴルファーやプロボクサーなど。多くの団体では賞金支給の対象になる。
2、専門家のこと。ある分野について、専門的知識・技術を有しているひと。
3、そのことに対して厳しい姿勢で臨み、かつ、第三者がそれを認める行為を実行している人。
4、複数のグレードがある場合、高機能、高耐久性として上位バージョンや装飾を廃した下位バージョンとしてつけられる。 プロフェッショナル
たとえばプロサッカー選手で考えたとき、それはサッカーで生計を立てている人を指します。
上記の魔裟斗さんの言葉ではないですが、
「プロは”勝てばいい”だけじゃない」
「いかに”魅せて勝つ”か」
「目の前の相手+お客さんとの勝負」
「ただ勝つだけじゃ金にならない」
という言葉は腑に落ちる部分がありました。
試合を行うだけであれば、それは場所と時間や人数が集まればできることです。
ですがサッカーで生計を立てている場合、エンターテイメントとして魅了させなければビジネスが成立しません。
Jリーガーの中には、
「自分はプレーで評価して欲しい。」
という思いからSNSやファンサービスなどを積極的に行わず、黙々とトレーニングと試合に取り組む選手もいます。
それは全てのプロ選手の理想であることは理解していますが、果たしてどれだけ高いレベルで観戦する人を魅了することが出来ているでしょうか。
チャンピオンズリーグのような世界最高峰の試合を観戦したいと思う人は、たとえチケットが10万円でも購入するでしょう。
なぜなら、そのスタジアムで繰り広げられるエンターテイメントに10万円払う価値を見出すことができるからです。
「魅せて勝つ」を突き止めていけば意識も変わる
【お客さんを楽しませ、喜ばせながら勝つこと。】
プロである以上は、考えるべきテーマの一つであることは言うまでもありません。
状況によっては内容より、結果に拘らなければいけないときもあります。
スポーツに限らずプロフェッショナルという自覚を持つことで、どれだけ魅せて楽しませることができるかというのは常に考えるべきテーマです。
ぜひプロと呼ばれるスポーツ選手には、あらためて自分はプロとしてどんな魅せ方をしているのかと考えて行動や発言をして欲しいと願います。
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