費やした分だけ、心のどこかで見返りを求めてしまう

こんにちは守屋です。

アイドルにはまった人が、「結婚します宣言」を聞いた瞬間に発狂して殺したい。と殺意に変わるような時間がニュースで時々見かけます。

人に限らず、投資した株や仮想通貨、不動産なども同じようことが言えます。費やした時間やお金が多ければ多いほど、その見返りを求めてしまう。

そんな見返りについて少し深堀したいと思います。

そもそも、消費なのか投資なのかを冷静に考える必要性。

株の運用、不動産投資はリスクもありますが、リターンを得ている人もいるのが事実です。その点、押しのアイドルに時間やお金を費やすのは投資ではなく消費です。

「いやいや、アイドルを応援することによって生きるエネルギーを貰っているから投資だよ！」

と思うかも知れません。投資しているならリターンを得ることが必要です。

主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す（現代において、生産能力の増加しない商業活動はこれに含まない）。広義では、自己研鑽や人間関係においても使われる。　投資とは

投資だと思っていたアイドルからのリターンは満足感、達成感。それらを得ることができても資産として戻ってくること、増加することはありません。

もちろんアイドル関連商品を販売したり、ブログを書いて収益を上げているというのであれば話は別です。そしてこれはアイドルを応援することを否定しているわけではありません。

俺は投資なんてどうでも良い。推しのアイドルが幸せになってくれればそれでいい。という人は見る必要はないかも知れません。

投資では見返りを期待するのは当たり前のことです。ですが自分が行っていることが投資ではなく、消費であった場合、見返りを求め過ぎてはいけないはずです。

「俺はこれだけ毎回のように応援しているのにその態度はなんだ！金返せ！」

「私はこれだけの時間を費やしてきたのに、解散するなんて裏切られた気分だ！」

と消費したのは自分自身でありながら、裏切られた気持ちになってしまうのは、相手に見返りを求め過ぎているからではないでしょうか。何かに夢中になって費やした時間。それが無駄とは思いません。

それぞれの価値観があるわけです。ここでは投資なのか消費なのかという視点で伝えています。自分自身も費やしてきた時間が報われないことは何度もありました。それでも、企業や人に裏切られることは良くある話だと割り切るようになりました。

見返りを求め過ぎること、それは自分自身が依存してしまっていることにもなります。依存度が高くなればなるほど、自分の思い通りにならないことにストレスを感じることになります。

たとえ費やした分だけの見返りが無かったとしても、「自分が好きでやったことだし仕方ない」と心のどこかで割り切ることが大事かも知れません。

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