魔女の宅急便が胸に突き刺さった35歳独身男性の手記
さて、まずは近況報告と謝罪から。
昨年の12月20日にサンタツーリングの動画を上げて、それから一切動画をアップしていませんでした。
理由は簡単、完全に燃え尽きていました。
僕の動画を楽しみにしてくれていた数少ないファン(物好き)の方々、本当にごめんなさい。
年末用に動画を撮影して、編集をしていましたが、全く形にならず、編集途中で放り出してお蔵入りにする始末。
こんな事が、年末からずっと続いていました。
気分転換に香港の離島に行き外で撮影し、雰囲気を変えてホテルに泊まり作業するも、効果は無く、お蔵入りの動画が1本増えただけでした。
動画を作る気力が無くなり、noteにアップする原稿を書く気にもなれず、1月半ばから僕のMacBookは完全に動画再生機に成り下がりました。
#性能の無駄使い
ぼんやりとNetflixで映画やアニメを見ている中で、久しぶりに【魔女の宅急便】を見ました。
何度も見ている映画なので部屋の掃除をしながら流し見していましたが、そんな時、絵描きの少女ウルスラの言葉が、洗い物をしていた僕の胸に突き刺さりました。
キキ「私、前は何も考えなくても飛べたの。でも、今はどうやって飛べたのか、分からなくなっちゃった」
ウルスラ「そういう時はジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる」
キキ「でも、やっぱり飛べなかったら?」
ウルスラ「描くのをやめる。散歩したり、景色を見たり、昼寝したり、何もしない。そのうちに急に描きたくなるんだよ」
思うように動画を作れなくなっている僕を肯定してくれるような、そして崖から突き落とすような言葉でした。
#子供の頃はこのセリフの重さに気づかなかった
#ちょっと泣いたのはここだけの秘密
「自分の絵」を描くこと。
その壁に突き当たり苦悩した経験を話したウルスラに、キキが「苦しかった?」と問いかけます。
ウルスラは「それは今も同じ」と答えます。
苦しさは常にあるけれど、少しずつ前に進んでいきながら、自分のかたちを見つけていっているんですね。
話しているのはウルスラですが、その奥にいる宮崎駿の言葉のように思いました。
そこから、開き直って動画作りから離れ、やりたくなるまでやらないと心に決めました。
正直、この時はどれだけ間が空くか不安でしたが、早いもので半月程度で制作意欲が湧いてきました。
#なんだかんだ根は真面目なんだと思う
という訳で、前置きが長くなりましたがここから本題です。
#前置きに全力投球するタイプ
少し間は空きましたがShingo Kitchen再開します。
これからも、見てくれた方が、楽しく簡単に面白く料理を作れるよう、マイペースに頑張っていこうと思います。
そして、再開したら動画の投稿頻度は週1回にしようと思います。
自分が無理なく続けられ、質の高い動画を作るためには週1が限度です。
代わりにと言ってはなんですが、ポッドキャストを始めます。
ポッドキャストの方は、最低でも週1回配信しようと思っていますが、基本は不定期配信になると思います。
香港に住んで思う事や、日々起きた事なんかを配信していく予定です。
#結論予定は未定
何歳になっても右往左往している僕ですが、今後ともよろしくお願い致します。
再開までもう少しだけお待ちください。