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【本の感想】好きなことしか本気になれない 著;南 章行

2020年7月10日 本書の注意点を追記(非常に細かい点です💦)

こんばんは、shingoです。
つたない記事ばかり書いているのに、ほぼ毎日スキをいただいております。
本当にありがとうございます<(_ _)>

今日はしばらく前に読んだのですが、本の感想を書いてみたいと思います。今回はこちらです↓ 筆者のプロフィールもこちらでご覧になれます。※リンク貼りますが当然アフィリとか使ってません。

▼筆者が運営する「ココナラ」について

ココナラのサイトはこちら。

個人のスキルを売り買いできるサイトです。見てるだけでも面白くて、「話し相手になります」とか「○○の資格持っているのであなたの今後の悩み相談にのります」みたいなサービスが個人から個人へ売り買いされています。

ちなみに私は職歴書の添削を苦手なキャリアカウンセラーに依頼したことがあります(別人)。結果、よりビジネスライクな表現に校正していただいた部分もあれば、誤字やそんな日本語ないでしょみたいな表現に直され、よかったのか悪かったのか。そんな経験をしております(笑)

▼アウトライン

どういった内容なのか、「はじめに」から引用です。

人生100年時代と言われるこの時代。仕事のキャリアや人生設計など、期待と不安が入り混じる世の中だ。僕は本書を、あなたが自分らしく、力強く、ときにしなやかに生きぬくために、どう考えて、どう判断していくかを、あなたと一緒に考える本にしたいと思っている。

2018年時点、日本人の平均寿命は女性が87.32歳、男性が81.25歳で、過去最高を更新し続けています。
で、ある研究では2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きる(;゚Д゚)と推計されているそうです。

100年生きるとなったらどう働いたり生きていくのか。
それを考えさせてくれるきっかけを与えてくれる本です。

▼印象に残ったこと5選

P25 「確実に変わること」と「自分に影響がある変化」だけは知っておく。最も押さえておきたいのは人口予測(少子高齢化・生産年齢人口減少)。

P27 今後誰もが100年生きる時代になり、それによって定年は80歳くらいでないと社会を維持できなくなる。

P30 定年80歳の前提に立ったとき、今の仕事をずっとやる、苦手を克服し続けるのは非現実的。自分が好きで自分に合っている生き方、働き方でなければ長く続かない。

P37 80歳まで働ける個人の力・スキルってなんだ?
  時代の変化が目まぐるしいため、いつの時代でも通用するスキルはなく、唯一無二のスキルをひとつだけ持つ発想はありえない。
複数のスキルを持ち、磨き、新しいスキルを獲得しつづける必要がある。

P50 セルフリーダーシップ。
  社会や会社から与えられるのでなく、目標を自分で作り、課題も自分で見つける(私、主体性には自信ありますw)。これは義務ではなく権利としてとらえよ。
社会システムの部品から脱却し、自分というシステムづくりへ転換。目標を決める→達成する→評価する、この流れを全部自分で行う。

▼感想

上記以外にも転職した際の壮絶なご経験、ご結婚、MBAを取得されたときの経験などを書かれています。

私「できる人はすげぇなぁ。」←稚拙

成功している人って頭がいいだけではなくて、実際にこちらが引くくらいの行動力があるような気がします。MBA取得のために海外へ行かれた時には、すでにご結婚されお子様もいらっしゃったようです。私だったらできないなぁ、なんて思いつつ尊敬します。

恐れながら(あ、私?Fラン大卒です)、本の中でもっとも共感を抱いた部分は、

①少子高齢化とそれに伴う生産年齢人口の減少は、今後加速度的に悪化していくことは明らかで対策が急務。
②そこで定年を延ばすということは、最もシンプルで現実的な解決方法。
③我々の定年は80歳か…やりがいがありますっ!( ;∀;)
日本史上最長に働く私たちだからこそ、無理のない働き方が必要。
⑤働き方は景気などの外的要因に大きく左右される場合があるが、やっぱり好きなこと、自分が自発的に頑張れることじゃないと、とても80歳までやってられない
⑥だから今からそれに向かって舵を切るべき。そのひとつの方法として、複数のスキルを養うことが挙げられる。

単細胞な私は「複数のスキルを獲得し続ける」というフレーズが心に最も響き、これがきっかけでIT系の資格も取りました。

▼行動力を持たせてくれる本です

職業柄、少子高齢化というワードは社内で飛び交っており、それによって色んな課題が生じてきていることを経験しているため、この本に書かれている定年80歳なんてことは大体予想はしていました。が、実際権威のある方がおっしゃると、

本当にやばいな…自分、何か動かなきゃ。そうだ、アレやりたいと思ってたから情報集めてみよう。

そんな行動につながります。
「やってみたい」から「やらなきゃ」へつなげてくれる、そんな行動力を持たせてくれる本です。

▼本書を取り扱う上での注意点

表紙が赤い厚紙であるため、雨や水に濡れると私のように悲惨な状況になるのでお気を付けください。

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