連載小説 ダイスケ、目が覚めたってよ(65)
(65)
「じゃあ、もうスペイン料理屋に向かおうか。ちょっと早いかもだけどね」
「いいわよ。早く着いたら近くのゲームセンターでも行こうか」アカリがダイスケの趣味のゲームに合わせて提案をしてきた。
「いいねえ。最近格闘ゲームやってないからね。新作とか出てるかもだからちらっと見てみようか」
「対戦ゲームはダイスケには勝てないからなあ。弾幕系のシューティングゲームだったら自信あるんだけどね」
「懐かしいなあ。今はもう弾幕系置いてあるところ少ないよね。そういえばアカリは異常にうまいよね」
「昔取った杵柄よ。動体視力はいいのよね」
「あの辺にゲームセンターあったよね。あれ?」ダイスケはビルとビルの間の平屋の建物を指さした。
「あらら、なくなってるわよ」アカリはスケルトンになった建物窓にテナント募集の張り紙を見てつぶやいた。
「うわ~、残念だね。なんかついてないなあ。じゃあ、ちょっと本屋でも行こうか」
「そうだね。そっちの本屋もなくなってないといいけどね」アカリは軽く毒を吐いた。
「そう言われると不安になるね」
「行ってみましょ」アカリは歩みを早めた。
つづく
※プロットなし、推敲ほとんどなしです。キャラクターを思いつきで動かしてるだけなので全然面白くないかもです。小説の練習で書いております。お嫌いじゃなければ読んでみてもらえればと思います。
※もうかなり詰まってます。ギリギリのギリギリです。締め切りに追われる作家さんはこういう気持ちなのかなと思いつつひねってます。しかし、あきらめずにひねります。ひねり出せるところまではひねりだして続けてみたいと思います。ひねり出した結果がどうなるのかというのも自分自身で気になっています。描写、表現、状況説明、場面設定をもっと入れいていかなければと思いました。
※そう思いつつも仕事が忙しくなりかなり乱雑な執筆になっております。仕事が忙しいときはこういう筆になるというのを証としてあえて残したいと思います。
※ジャンプ原作大賞というのやってますね。応募してみたくなってきました。