「すみません」より「ありがとう」で回る社会
〜WEAVE!2023 開催の御礼に代えて〜
「祭りの後の…」とはよく言ったもので、まるであのWEAVE!2日間は夢だったかのような不思議な余韻に包まれています。
準備中は頭沸きそうに大変だったのに、
終わってみたら「あれ?私、何かしたっけ?」という感じ。
参加者の皆さんから次々寄せられるシェアで、実感を取り戻す日々。自分で頑張ったことよりも、皆さんにいろいろしてもらって「やりたいことを実現してもらった」という感覚の方が強いのです。
ただ、会場でリアルに感じたエネルギーと、温かさだけは自分の中に残っていて、その種火でふつふつと心を沸かし続けています。
「小さなインクルーシブ社会を体験する」場を目指して企画した第3回目のWEAVE!
当日は、本当にいろんな方に参加していただけて、めちゃくちゃ楽しい2日間になりました。
主催者とか一旦、脇において今感じていることは、
「自己表現って素敵!」ということ。
それは、アートやクリエイティブの活動だけを指すのではなくて、社会や人と関わりながら生きていること、そのものが自己表現だなと感じたんです。
オシャレや美容が大好きだと語ってくれた車椅子の彼女。
楽しむために色々参加してると話してくれた彼。
やってみたいことがあるんですと打ち明けてくれたあの子。
自分の介護の仕事について教えてくれた彼女。
…etc
それぞれ短時間しかお話しできなかったけれど、
自分のことを伝えようと話してくれた時の全部の笑顔が忘れられない。
自分を表現して自分を生きる。
そしてお互いの「違い」を受け入れて楽しく関わり合う。
WEAVE! のあの空間はそれを全肯定している空気があったなあと勝手に感じています。
ギャラリーやファッションショー、Liveというコンテンツがあったものの、主役は演者でも私たちでもなく、参加者全員。
全員が感じて楽しむための場でした。
「コンセプトに共感しました!」
と声をかけてくださる方もたくさんいました。
コアメンバーをはじめそんな皆さんが集まって、
あの場を作り上げてくれました。
本当にありがたいです。
イベント準備から終わりまで、
数えきれない「ありがとう」を口にしました。
それでも足りないくらい、感謝しかない。
ですが、イベント当日、参加者の皆さんからも、
同じくらい「ありがとう」と言ってもらった気がします。
それは、この出会いをよろこんだり、
自然と助け合ったりして出てきた「ありがとう」
WEAVE!の会場は、インクルーシブというだけではなく、「ありがとう」で回る社会でもあったなと思うんです。これ、実は私がずっと前から叶えたかった世界線でした。なんて幸せなんでしょう。夢叶ってた。
一緒に支えて作ってくれた皆さん、ありがとう。
参加して楽しんでくれた皆さん、ありがとう。
クラファンでご支援してくれた皆さん、
応援の気持ちをくださった皆さん、ありがとう。
相方MIU、ありがとう。
私の心にある種火がこの感謝の気持ちなのだとしたら、
WEAVE! を体験した誰かの心にも、
小さな種火を灯すことができたかもしれない。
この温かさを、毎年ふやしていくことができたらなと思います。
次回は 2024年4月27、28日
さあ、来年は何をしようかな。今からジワジワと、燃えていきます!
〜Special thanks〜
フォトグラファー イシヅカ マコトさん
Live出演・オリジナル楽曲制作 桑原 美香さん
ヘアメイクkey-co Yukico Osawaさん
インクルーシブデザインアドバイス 国宝 孝佳さん
メインビジュアル担当・アートご提供kinadayu 佐藤公顕さん
グッズ制作アートイベント担当清水 ゆかさん
着物ショーご協賛common style 今井三壮さん
音響機材提供&さをり織りご協賛 さをり豊崎長屋さん Tetsuya Kaneno
会場提供・企画アドバイス サクエバ ゆうきさん Yuuki Ogaito
全体統括・相方MIU
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