Shinobu Aramaki /感性をつむぐ

コピーライター。誰もが自分の感性を大切にできる社会を作りたいなと思って、ことばを紡いでます。ブランディングやコンセプト言語化塾の他、インクルーシブARTフェス「WEAVE!」を毎年大阪で開催。 https://lit.link/shinolib

Shinobu Aramaki /感性をつむぐ

コピーライター。誰もが自分の感性を大切にできる社会を作りたいなと思って、ことばを紡いでます。ブランディングやコンセプト言語化塾の他、インクルーシブARTフェス「WEAVE!」を毎年大阪で開催。 https://lit.link/shinolib

マガジン

  • 早起きできたら日記

    子供より早起きできた自分を祝福するためのショート・エッセイ【早起きできたら日記】。早起きと、アウトプットの習慣化を兼ねた一挙両得のアイデア。ゆるく継続できる人を目指してます。

  • ミニ読書記録

    インスタに投稿していた読書記録を、こっちにアーカイブすることにしました! どなたかのご参考になれば。

  • Brand Stories ー動きだした物語ー

    誰にでも輝く物語がある。商品も、サービスも、お店も、人も。ブランドになるのは、そこに必ず物語があるから。物語をつくる、人の"動き"、心の”動き”を綴っています。

  • テーマ別絵本コラム

    うた絵本ライブのイベントなど、参加者の方にお配りするコラム「えほん小話」をまとめています。そのイベントのテーマに合わせた視点で<絵本>を捉えて書いたものです。

  • 私なんか問題

    自分に自信が持てないのにフリーランスの道を歩き始めた私。葛藤の末に生まれたいくつかの答え。Instagramで発信していたシリーズをまとめました。

最近の記事

  • 固定された記事

人を突き動かすことばの力。〜41歳母、コスプレ撮影に挑んだワケ

改めまして、コピーライター/ブランディングプロデューサーとして、フリーで活動しております。荒牧しのぶと申します。 東京在住、41歳2児の母。このたび、全力でコスプレ撮影に挑みました!! といっても、布面積少ないアニメキャラとかじゃありません。むしろこの季節に申し訳ないくらい暑苦しい、『魁‼︎男塾』的 ハチマキ×長ラン スタイル。ご覧の画像の通り「応援団」です。 世界的プロデューサーが起こした摩擦 事のはじまりは今年の4月。 私が所属していた川原卓巳さんのオンラインサロ

    • 「家族といること」は不自由か?

      夏休みも終盤に近づいてきた。 母親にとって、長期休みって正直しんどい。 我が家には小学生2人の子どもがいる。休みに入ると、一人で過ごせる時間は減るし、ケンカが始まるとうるさいし、テレビ、ゲーム、動画の音も聞こえるし、家事も増える。とにかく、かしましい。 もちろんちょいちょい手抜きしたり、息抜きしたりもするけれど。それでも「ああ、一人になりたい」。子育て中ならどの親もよぎる思いじゃないだろうか。 「家族でいること」と「自分の自由」を考えるとき、私は高橋歩さんの言葉をよく思

      • 【早起きできたら日記18】新年の抱負を8年考えてる

        前回「日記再開した!」と宣言してからかなり経ってしまった。「明日も書こうかな♪」くらいの気分でいたのだが、小学4年生の息子がインフルにかかり早速ペースを乱す。息子が治ったら今度は娘。2週間私はナイチンゲール。母親の日常なんてそんなもんである。 とはいえ、子どもが家にいると外出しづらいのが難だが、おかげで私もゆっくり過ごせた。もちろん合間に仕事はするものの、スローダウンする時期があるのも悪くない。どうせまた忙しくなるときは来るのだから。おかげで気づいたのは、私は去年、かなり必

        • 【早起きできたら日記17】早起きできないけど再開します

          「早起きできた自分を祝福する」をコンセプトにはじめた『早起きできたら日記』 早起きとnoteの継続、一石二鳥を狙ったもので、一時期は調子良くつづけていた(ご覧のとおり16までは) でも下の娘の入学を機に朝のルーティンが変わってしまい、リズムを崩して断念。あれから2年経った。 その間、わたしのライフスタイルも大きく変わった。特にここ2年はやりたいことをカタチにすることに夢中で走ってきて、振り返ると自分を大切にする、どころではなかったかもしれない。 自分の心に嘘はない、け

        • 固定された記事

        人を突き動かすことばの力。〜41歳母、コスプレ撮影に挑んだワケ

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        • 早起きできたら日記
          19本
        • ミニ読書記録
          6本
        • Brand Stories ー動きだした物語ー
          5本
        • テーマ別絵本コラム
          5本
        • 私なんか問題
          4本
        • 連載:誰かに贈りたい絵本
          6本

        記事

          人生一度は本音に向き合うべきだ。ギラギラコミュニティで私が得たもの。

          ずっとずっと、やりたかったことを実現させた。 いや、今まさに実現させようとしている最中にある。 いきなり何のこっちゃとなるので少し前置き。現在、フリーでコピーライター/ブランディングプロデューサーとして活動している荒牧しのぶです。 つい先日、個人起業家のためのコンセプト言語化スクール『ド・コンセプト塾』をリリースしたばかり。1年前から「やりたい!」と温めていた構想で、どんなカタチの講座にするのか、ずっと考えていた。そして私は、なぜか応援団のコスプレで、初の長期講座というM

          人生一度は本音に向き合うべきだ。ギラギラコミュニティで私が得たもの。

          「やられたなー」の数だけ成長がある。

          「やられたなーは、ほぼ毎週思ってます。」 Zoom画面の向こうから、そう教えてくれたのは、岡嶋かな多さん。 BTSや安室奈美恵に楽曲を提供し、オリコン1位を100回以上獲得する売れっ子作詞作曲家だ。 コピーライター・阿部広太郎さん主宰の連続講座『企画メシ』 第二回目のゲスト講師として、かな多さん(親しみを込めてそう呼ばせていただく)は、私たち企画生のために声を届けにきてくれた。 阿部さんや企画生からの質問に答える形で、かな多さんが口にした言葉だった。 「やられたなー

          「やられたなー」の数だけ成長がある。

          絶望のススメ。

          あなたがもし本気で変わりたいと願うなら、 一度自分に絶望することをおすすめします。 ⁡ ネガティブに聞こえるかもないけれど、 でもホントの話、 わたしは絶望したから人生変わったと思ってます。 ⁡ ルーティンが苦手なわたしは、 毎日同じ時間に同じ場所に通う会社員生活が かなり苦痛でした。学生生活も同様。 ⁡ でも自分が社会不適合者だなんて認めたくないじゃないですか? だからどうにか頑張って適応できるフリをしていた。 適応しなきゃと言い聞かせて・・・ ⁡ それでも、やっぱり、無理

          シャンパン1杯だけで200人集まるパーティを退席してきた話

          6月24日 それは、200人もの人が集まる、あるコミュニティのパーティの日だった。普段からSNSで交流している女性たち。大部分がリアルで会うのが初めてなので、その日をとても楽しみにしていた。 けれど、わたしは乾杯の(なんなら乾杯前だった)シャンパン一杯だけ飲んで退席してしまった。わたしには、どうしても帰らなければならない理由があった。 それは「企画メシ」という連続講座。 その初回講義とかぶってしまってたから。 「企画メシ」とは私が憧れるコピーライター阿部広太郎さんが主宰

          シャンパン1杯だけで200人集まるパーティを退席してきた話

          「すみません」より「ありがとう」で回る社会

          〜WEAVE!2023 開催の御礼に代えて〜⁡⁡ 「祭りの後の…」とはよく言ったもので、まるであのWEAVE!2日間は夢だったかのような不思議な余韻に包まれています。 準備中は頭沸きそうに大変だったのに、 終わってみたら「あれ?私、何かしたっけ?」という感じ。 参加者の皆さんから次々寄せられるシェアで、実感を取り戻す日々。自分で頑張ったことよりも、皆さんにいろいろしてもらって「やりたいことを実現してもらった」という感覚の方が強いのです。 ただ、会場でリアルに感じたエネ

          「すみません」より「ありがとう」で回る社会

          社会に「自分ごとを増やす」という課題解決

          突然ですが、格安航空会社 Peach のミッションを、ご存知ですか。 それは「戦争をなくすこと」 これが、ピーチ・アビエーションを創業した井上社長の想いなのだそうです。 私たちが昨年から準備していた、アート、音楽、インクルーシブがテーマのイベント【WEAVE!】が目指すことも、これとよく似ています。 身近なことや自分ごとに感じられれば、ひとは意識も変わるし、行動も変わる。だから、障害あるなし関係なく、色んな人をごちゃ混ぜにして距離を近づけたかったんです。 つい先日も

          社会に「自分ごとを増やす」という課題解決

          「正解の道」という勘違い。

          私がいままで勘違いしてたこと。 ⁡ ⁡ 出版社等の経験がないとライターになれない。 広告代理店等の経験がないとコピーライターになれない。 大手企業で人脈作らないとフリーランスになれない。 ⁡ そして、いちばん大きく勘違いしてたことが、これ。 ⁡ わたし程度で「フリーで○○の仕事をしています」とか言ったら周りから馬鹿にされる。 ⁡ はい、完全なる思い込み。 ⁡ ⁡ それが好きで、モチベーションを持ち続けられるという才能があり、そこに需要と供給が合えばそれはビジネスに

          「正解の道」という勘違い。

          クラファンを経験してわかった「360°全方位信頼」の大切さ

          実は1年前から準備していたイベント。 アート、音楽、インクルーシブがテーマのクリエイティブフェス【WEAVE!】のクラウドファンディングが 2月10日にスタートし、なんと!開始5日間で100%目標ハイスピード達成してしまいました。 ご支援、応援してくださったみなさま、本当にありがとうございます! 支援者から届くメッセージや、SNSにシェアしてくださる方の言葉を読んで、毎日のように泣いていました。人は、こんなにも温かいのかと。 クラファンに関わること自体は初めてではないの

          クラファンを経験してわかった「360°全方位信頼」の大切さ

          《ポートフォリオ》 ブランディング/ライティング お仕事事例

          ブランディング、LP/HP制作 ブランドコンセプトの設計〜LP/HPに掲載する文章ライティングまで関わらせていただいた事例をご紹介しています。いいブランドを作るには、実際にクリエイティブに入る前の構想を練る部分が8割。しっかりとヒアリングをし、本質的な価値、お客様のインサイトなどを見極め、コンセプトを作り上げます。 ■ Style4mine スタイリスト 羽田野 真衣 様 (branding, HP writing) 「クローゼットを開けるたび、笑顔になれる。」 価値

          《ポートフォリオ》 ブランディング/ライティング お仕事事例

          《Brand Story》 自分らしさのかけらをひろい集めて見えた、わたしだけの地図 −Kanako Kurita−

          34歳、私は大きな人生の岐路に立っていました。 20代で飛び込んだブライダルスタイリストの世界。 これぞ天職と夢中になって働いていました。 でも、気づけば笑顔が作れなくなるほど心が病んでいた。 このままじゃ壊れてしまうー。 そう思った私は、6年間没頭した思い入れのある職を手放す決意をしたのです。 会社を辞め、何の後ろ盾もなしでひとりで生きていくために。 はじめて「自分」をきちんと見つめることになりました。 それは、まっさらな私で踏み出す、新たな”人生の旅”のはじまりでした。

          《Brand Story》 自分らしさのかけらをひろい集めて見えた、わたしだけの地図 −Kanako Kurita−

          《Brand Story》 "いじわる心"を認めるアートで、やさしい社会へ −Digital Artist Kinadayu−

          僕が発達障害だと診断されたのは、30代後半になってからだった。 子どもの頃は、授業中に暴れたり、 人の嫌がることを口にしたり、 よく周囲を困らせていた。 大人たちは、僕をなんとか おとなしくさせようとした。 率直な気持ちを表現しようとすると 問題になり、止められる。 当時は理由も分からず、押さえ込まれていた。 大人が管理しづらい子どもだったと思う。 両親はともに公務員で、やはり "ちゃんとする"ことが求められる家庭環境だった。 家にも、学校にも心の置き場がない。

          《Brand Story》 "いじわる心"を認めるアートで、やさしい社会へ −Digital Artist Kinadayu−

          子どもは大人の顔見て育つ

          「顔」がテーマの絵本ってすごく多いんです。なぜだかわかりますか? それは、「赤ちゃんは顔が好き」だから。新生児の視力は0.01程度でぼんやりとしか見えていない。その中でも目と口は認識しやすいパーツなのだそうです。生まれて間もない頃から赤ちゃんは「顔」を認識し、さらに表情すらも読み取るという研究結果もあるようです。 「いないいないばあ」遊びは、親しみのある顔が突然見えなくなる不安感、また見えるようになる安堵感を繰り返す。その刺激に反応するのではないかと言われています。赤ちゃ

          子どもは大人の顔見て育つ