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カルシウムの吸収率UP!モリンガドレッシング🥗

今日は、モリンガとお酢を使った簡単ドレッシングをご紹介したいと思います!

今回このレシピをご紹介しようと思った背景は、インタビューをしていて、牛乳アレルギーのお子さんを持つお母さんが、意外に多いことに気づいたからです。(ちなみにパートナーのお子さんも牛乳アレルギー。)

1.牛乳アレルギーの現状

そこで少し調べてみますと、

我が国における食物アレルギー体質をもつ方の正確な人数は把握できていませんが、全人口の1~2%(乳児に限定すると約10%)の方々が何らかの食物アレルギーを持っているものと考えられています。

厚生労働省ホームーページ

また、

アレルギーの原因食物は、鶏卵(38.3%)に次ぎ、乳製品が第2位(15.9%)

今井孝成、海老澤元宏:平成14年・17年度厚生労働科学研究報告書

とあり、多くのお母さんが、お子さんの牛乳アレルギーでお悩みの背景が、浮き彫りになりました。

2.モリンガとカルシウム

モリンガは、別名「緑のミルク」と呼ばれていて、カルシウムを多く含む植物として知られています。一般的に 牛乳の約20倍のカルシウムを含んでいます。(100gあたり比較)
つまり、モリンガパウダー約5gで、牛乳100g分のカルシウムを含んでいると考えられます。

ただこのカルシウム、炭水化物やたんぱく質に比べて 消化吸収率が低い栄養素だということを、ご存知でしたでしょうか。
(私は知りませんでした!)
しかも体内で作ることができないため、毎日食事から摂取しなくてはいけません。

3.カルシウムとお酢の関係

牛乳アレルギーのお子さんに、モリンガをおススメしたいけれど、この吸収率をどうにか高められないか。。。ということで今回、おススメしたいのが、お酢を使ったモリンガドレッシングです。

実は、お酢の主成分である酢酸には、カルシウムを体内に吸収しやすくする働きがあります。

カルシウムというのは金属イオンで、そのまま体内に取り込むと、リン酸や水酸基と反応して化合してしまい、それではカルシウムの効果は得られません。
そこであらかじめ、酢酸を結合させておくことで、体内でリン酸などと化合するのを防ぎ、体内での吸収効率を高める。

日産合成工業株式会社 ニッサン情報第97号を元に編集

という原理だそうです。

牛乳アレルギーのお子様だけでなく、牛乳が得意でない方、またカルシウムの吸収率が下がっているご年配の方にも、このモリンガ(カルシウム)+お酢 は試して頂きたい、オススメの組み合わせです!

4.モリンガドレッシングのレシピ

それでは、お待たせいたしました。
カルシウム吸収UP!モリンガドレッシングの作り方です。
皆さんからのご感想、お待ちしております❤

【材料】
モリンガパウダー 小さじ1
ごま(いりorすり)大さじ1
ごま油      大さじ2
お酢       大さじ1
しょうゆ     大さじ1と1/2
砂糖       小さじ2
みりん      小さじ1

材料を全て加え、しっかり混ぜる。

この時、スプーンでクルクルするだけでは混ざりにくいです。
ドレッシングボトルに入れて振るか、100均で購入できるミルククリーマーやハンドミキサーを使って混ぜるのがおススメです!

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