社長日記・3カ月目の記録
この1か月は、カンボジアに行っていました。(土屋氏、お留守番。。。)
100件に及ぶミーティングに、3回の地方出張でヘロヘロ。プライベートで友人と会う時間は殆どなく、あっと言う間の1か月でした。
成果物は、日焼けで皮がむけた腕と、隠し切れないほどのシミ、そして謎に増えた体重。。。
色んな意味でリカバリー不能な40代の悲哀は置いておいて、今月の社長日記は、出来るだけ沢山の画像と共に、現地の様子をお届けします!
1.SHINALの愉快な仲間たち
とにもかくにも、まずは我らがパートナーLEXMINの創業者、ロバートさん。
LEXMINのお母さん役、ファイナンス担当のティラさん
加工製造担当のブンさん
農園で20人近いワーカーさんを取り仕切る、栽培担当のドラさん
機械メンテナンス・インフラ担当のニックさん
2.農園の様子
3.LOVE&PEACEな農業?
と、写真だけ見ていると、Love&Peaceな感じがしますが、実際に現地では毎日事件が起きていました。
灌漑設備の不備や故障(広範囲にわたるパイプやチューブの差し替え)、電気不足(40馬力のジェネレーターの導入)、水不足(水タンクの追加購入と新しい井戸の工事準備)、発芽率低下(種と肥料の見直し)、害虫の発生(一部のモリンガツリーを燃やす対応)、乾燥度不足(ドライ設備の見直し)、慢性的な人材不足(採用に次ぐ採用)、、、
輪作・休耕計画は複雑で、本部と農園のミスコミュニケーションが、大きな計画修正に繋がり、
また、言語や文化の違いによる相互理解の不足は、信頼関係に大きな影響を及ぼし、不十分な信頼関係は、非効率なオペレーションを生み出す。
管理本部では、会計、人事、株主対応、日々の情報発信、毎週のように来るビジター対応と資料準備。オーガニックやハラルの監査。製品の改良に必要な情報収集と新しい機械の購入検討。。。勿論その間には、世界中から入るオーダーにも対応しなくてはなりません(⇐最も重要)。
自分たちの手元に届くまで、こんなに沢山のハードルを乗り越えてきているのかと、改めて自分達が扱っている商品を見る。
もっと沢山のお客様に届けたい、と改めて思う。
いや、うちの商品だけではないんですよね。
私たちが日々手にする物、触れている物の多くが、こうやって沢山のハードルを乗り越えて、私たちの手元に届いている。
改めて、生み出す人、作る人、届ける人、そしてそれに繋がる全ての自然と努力に感謝。
4.この世はセレンディピティで出来ている
今回の旅の終盤で、ある方からセレンディピティという言葉を教えて頂いた。
「(何かを)懸命に求めていたところ、思っていたのとは異なる形で偶然手に入れた幸運」
という意味だそうだ。
「セレンディピティ」とっても温かい言葉だなと思った。
人も会社も、大なり小なり、日々理想に近づきたいともがいているように思う。でも多くの場合、理想の自分・理想の状態は、手に入らない。
でも、描いていた理想とは違う何かを手にした時に、「私は、これが欲しかったんじゃない」と思うのでなく、「これが私のセレンディピティ」だとそれぞれが思えて、それを愛せたら、
この世は、なんと素敵な世界になるでしょうか。
皆さんの セレンディピティ は何ですか?
目の前にある、それがあなたのセレンディピティかも。一緒に探しませんか。
5.謝罪と今月のSHINAL
今月の社長日記は、冗談の一つもなく、話に脈絡もなく、大変申し訳ありません。
でも、ここまで読んで下さって、どうもありがとうございます。
そんなこんなで、販売開始から4か月目に突入。有難いことに、2度目の輸入を実施します。
完売しておりました各種ティーも入荷しますので、また是非お手にとってやってださい。
それでは今月も、宜しくお願いいたします!