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福島県国見町の観光スポット ぼうるいって何?

道の駅巡りにハマってます!


道の駅に行くと、観光ガイドにはあまり載っていないその町の魅力などを発見できることに気づき、最近、道の駅巡りにハマっています。

今回の訪問先: 道の駅 国見あつかしの郷


山形市から車で1時間ちょっとで到着です。

道の駅 国見あつかしの郷

朝食: 鯖の味噌煮バーガー


何か朝食を取ろうと売店を見ると、鯖(サバ)の味噌煮バーガーがありました。何故この場所で鯖の味噌煮なのかと店員さんに伺ったところ、海は近くないが、保存食として鯖を味噌煮にする有名なお店(佐久間商店)があり、それが人気を呼んでいるとのこと。

確かにおいしかったです。


国見町文化財センター あつかし歴史館


道の駅で情報収集したところ、近くに国見町文化財センター あつかし歴史館という施設があることがわかりました。
他に行く場所がないので、当然そこに向かいます。廃校した小学校の校舎を利用した施設は平日ということもあり、お客は我々だけでした。
スタッフの方2人いらっしゃいました。


「ぼうるいを見に来たんですか?」

中に入ると
優しそうな施設長のような方に
「ぼうるいを見に来たんですか?」
と聞かれました。

「ぼうるい」という初めてのワードに戸惑っていると、
詳しく教えてくれました。

源頼朝が、奥州藤原氏と戦った際に、藤原氏側が、この国見で迎え撃つために3キロ程の、土の防塁といわれる壁のようなものを作ったそうで、その後がまだこの地区にはあるのだそうです。

3列の防塁の高さが4~5メートル位あったため、馬が超えることができず、馬から降りたところを弓矢で狙って戦ったそうです。

1000年前の戦いの跡


最終的な戦力は60万対2万位の差があり藤原氏が負けて滅びてしまったのですが、
1000年近く前の戦いの跡地を見ることができます。

一番わかりやすくすぐ見える場所は近くにある
あつかし千年公園というところで、
1000年近く経っているのに、私が歩いて超えることもできないような防塁の跡地を見ることができました。


お話を伺わなければ、ただの盛り土にしか見えないので、
旅を楽しむのに、知識は重要というのを改めて感じる出来事でした。
副作用として、盛り土を見ると、全部防塁かと疑うようになってしまいましたw


鎌倉時代の戦いに思いをはせこの地を後にして、
次の道の駅に向かいました。


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