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【本】心がざわついたら、一生読み返したい心得リスト①

「PRESIDENT」2024.3.1号の特集は「なぜ、あなたは悩むのか?気にしない練習」でした。毎年この時期は新年度を控え心機一転、いろいろな変化が訪れます。そんなタイミングということもあり、「メンタル」についての非常に面白い特集でした。中でも今回寄稿された方々の心に残る言葉を集めた「心がざわついたら、一生読み返したい心得リスト」はまさに永久保存版!ということで、その一部をシェアできればと思います(ちなみに今号全体が必見の価値アリですので、ぜひ現物を手に取る機会がありましたら、ぜひ!)。

「悩みやストレスを書き出して言語化する」
「スポーツやサウナで汗をかく」
「美味しいものを気合を入れて食べる」

草薙龍瞬さん(僧侶)「PRESIDENT」2024.3.1号より

確かに「言語化する」というのはいろいろな場面で有効であると書かれていますよね。ただただ頭で考えてモヤモヤするくらいだったら、紙に書き出してみると意外に物事が整理できることがありますね。自分の中にある懸案と距離が生まれるからでしょうか?第三者化、客観化できるからですかね?非常に参考になりました。あとの二つは個人的には好んで行っています(笑)。特に筋トレとランニング。これは自分が悩みに悩んで一番キツかった時期に、本当に心の支えになりました!その「成功体験」があるからか、今でも筋トレやランニングをすると、心の「快」スイッチが入るようで、自分の中では珍しく(?)継続できています。

「『ここで失敗したって、命まで取られるわけじゃない』と開き直る」
「体を鍛える」

森透匡さん(元警部)「PRESIDENT」2024.3.1号より

こうしたいい意味での「開き直り」術って大事ですよね。でもできなかったなー、当時は。なんだかクヨクヨ、ウジウジと悩みに悩んで、あれこれ自分で自分を追い込んでいたような気がします。なかなかここまでの「悟りの境地」には至ることができなかったというのが正直な感想です。もちろん今になって思えば、「こうやって考えられれば良かったのか!」と理解できるのですが・・・。きっと森さんは職業柄、こうした「危ない橋」をいくつもわたるご経験をされてきたのだと思います。ですから、そうした修羅場を乗り越えてきた方の言葉には重みがありますね。「体を鍛える」に関しては100%同感です!

「誰かに嫉妬したときは、『今、自分は暇なんだな』と自覚する」
「部屋の掃除をゆっくり丁寧にしてみる」
「他人と比べず、過去の自分と比べてみる」

精神科医Tomyさん(医師)「PRESIDENT」2024.3.1号より

この考え方は持っていなかったです、そうか、自分は暇だったのか!と。確かに集中している時間だったり、何かに取り組んでいる最中であれば、他人のことに構っている暇はありませんよね、誰かを嫉妬したり貶めようとしているような「輩」はその人が「暇」なのか、と考えると物凄くスッキリしますね、もっと早くに知りたかった・・・笑。そして基本の「き」としては「他人と比べない」こと。これに尽きますね。さらには「掃除」が心を磨くという考え方にも賛同です。やっぱり居住空間が整理整頓、身ぎれいにされていると心地よいですからね。

「やりたいことは、できるときにやっておく」
「ほどほど楽しくコツコツ努力する」

小倉智昭さん(フリーアナウンサー)「PRESIDENT」2024.3.1号より

フジテレビ朝の情報番組「トクダネ」で長い間司会を務められてきた小倉さん。多趣味でいろいろな分野に造詣が深く、我々庶民の感覚を持ったコメント、さらにはちょっと手厳しいツッコミなどがとても印象に残っています。そんな小倉さんらしい、日々をエンジョイされている様子の伝わる言葉ですね。この二つのメッセージは、今を大切に生きていこうというポジティブさが伝わってくるように感じました。「あとで」ではなく「今」。そして「無理をし過ぎず、ほどほどに」。何だか何だと後回し癖があり、やるとなったら全速力を出し過ぎる傾向のある自分としては、小倉さんから「そんな肩に力を入れすぎるなよ、できるものもできなくなっちゃうよー」なんて後ろから往年の軽妙な口調で励まされたような気がしました。


本や雑誌の良いところの一つは、実際にこうした有名人、著名人に私たちが会うことは難しいですが、こうした方々の「言葉」に触れることで疑似体験ができることだと思います。もちろん活字化のために多少の誇張のようなものが入ることもあるでしょうが、とはいえ、エッセンスは残るわけで、今回のように間接的とはいえ、こうした方々から「励ましの言葉」を貰えたと考えることもできると思うんですよね。さらには繰り返し読み直すことで、再度元気を貰えたり、時期に応じて感じ方が異なったりという、いろいろな味わい方ができるのもいいですよね。またこうやって自分が感じたことをシェアしていきたいと思います!


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