【仕事】今話題のChatGPTについて思うこと~藤井聡太名人、おめでとうございます!
全くの門外漢の私が「将棋」について書く・・・というのはおこがましい限りなので、将棋云々というよりは、藤井聡太名人の言葉から、昨今話題のAIならびにChatGPTに関連する話につなげていきたいと思います。まずは以下の記事をご覧ください。
これはさすがに私でも覚えています。AIが人間を超えた!ということで話題になりましたね。そして「さすが」なのが、この藤井名人。直前の06年に史上最年少棋士としてデビューし、なおかつAI研究を導入していったそうです。藤井名人は5歳から将棋を始め、詰将棋やアナログなパズル等でも力を発揮していたということですので、もちろん「才能」もあったのだと思いますし、さらには「努力」の人でもあると記事には書かれています。
このあたりになってくると、大リーグで活躍中の大谷選手と重なる気もしてきますね。奢らず、ひたむきに、もっと上へ、もっと高みへ・・・と努力する姿が本当に素晴らしい!さて、ここからがようやく本題。藤井名人自身はAIについてどう考えているのか。これもまた記事から引用したいと思います。
対戦中のお菓子が話題になったり、先日はご本人がお好きな列車を前にして喜ぶ姿が報道されたり・・・と、素顔は20歳の若者ですが、なんとしっかりと考えていることか!ダブルスコア以上年齢の離れたおじさんが、全くボーっと生きているのに対して、真摯に一途に大好きな将棋に向かう藤井名人の数々の言葉にただただ圧倒されております(笑)。そしていよいよ今日の本題。これを聞けて良かった、という言葉をご紹介したいと思います。
藤井名人の言葉は先日ご紹介した、新井紀子さんの言葉にも通じるものがあるような気がします。要は「AIは万能ではない」ということ(今のところ)。もちろんある領域では、すでに人間を凌駕しているわけですが、やはり有り体な締めくくりにはなりますが、つまりは「付き合い方、使い方」なのかな、と。便利だし、楽だし・・・ということで頼り過ぎていたら、それこそ頭を使わなくなるでしょうし、使いこなし過ぎても、操作のプロとでもいうのでしょうか、これまた頭を使わないで「検索名人」、AIなしでは生きられない、自分だけでは何もできない・・・なんてことにも。(ちょっとオーバーですが・・・)
AIやチャットGPTと競うのではなく、要は使いこなす。そう、使い方の部分なのかな、という気がします(今のところは)。そして人間ならではの才能は「自分の頭で考える」ということ。これは自分にしかできないこと。新井紀子さんも実体験の大切さを力説していましたし、藤井名人もいち早くAIを自身のトレーニングに取り入れるなど、使いながら自身のレベルアップに活用していました。そうなんです、今のところは、この「共存」というか、互いの強みを補完して、より良い生活を送れるようにしていければいいんでしょうね(と、なんとも平和なトークをしておりますが・・・)。
しかし便利なものには、その反面として危険な面があることも真実なわけで、このあたり本当に早急にリテラシーを高めていかないと、本当に「検索名人」な若者、さらには扇動される人たちが出てくると思います(現にSNS等ではそうしたケースが出てきていますよね)。ですから、繰り返しますがやはり人間の強みである「実体験」することを数限りなく重ねることと、自分の頭で「考える」こと。これなのかな、と現段階では思っています。私自身もここ最近の話題や新聞を見て感じたことをこうしてアウトプットすることで、考える機会を持てたことは良かったな、と思っています。と、同時に藤井名人がただただ立派過ぎて・・・爪の垢を煎じて飲みたいです、本当に(笑)。
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