005-2 : 素数と音階・和声と古代の数占い
素数の現れ方はランダムで規則性はない。
読者の皆さんも和音・和声=コードと言う言葉を耳にした事があると思う。
和声/コードのルールは基音となる音から一つ飛ばしで三度ずつ音を重ねる。
根音(1st), 3rd, 5th, 7thと続く、因みに音楽理論上2ndは9thと呼ばれる事が多い。
*理論上1オクターブ内に含まれる7音(ドレミファソラシ)にコード音の数字を足すと考えて良い。
全て自然発生的に一桁内の素数の発生と合致している。二桁内を見てみると、11thと13thまでは和声理論上存在・合致する事になる。
偶然なのか、はたまたこじ付けなのかの真理は置いておいて、各々お互いを意識した訳ではなく、神の悪戯の様に合致している所が面白い。
音楽、音階に関しては数が素数の様に無限に存在する訳ではなく、二桁台の最初の二つまでとなる緩い関係性となる。
だが数字も音楽も両者とも宇宙を感じないだろうか。
数学者や音楽家が理解、再現性求めてを当てはめて作り上げた『概念』である事は共通しているのではないだろうか。
ここで一つ当たり前だが、素数は全て『奇数』である。
当然ながら偶数だと2で割り切れてしまうからである。なので特別に2と言う偶数だけは素数の最初の数字として君臨している。
1は素数ではないが、必ず奇数でなければならないと言う時点で1と言う数字は全ての数字における起点となり支配者であると断言出来る。