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フルマラソン完走のために用意してよかったアイテムとやってよかった準備

はじめに

趣味的にランニングを日常的に行っている人や健康のためにランニングを始めた人の中には、フルマラソンに挑戦したいという人が多いのではないでしょうか。
私自身、ここ数年間ほとんど運動してなかったので、「久しぶりに運動するためにもフルマラソンに挑戦するぞ!」と2024年2月の大阪マラソンに挑戦しました。そこで無事完走することができたので、レース当日に用意してよかったアイテムや、マラソン前後で準備してよかったことを紹介したいと思います。
走る時や走った後の体のケアにもつながるので、ぜひ参考にしてもらえると幸いです。マラソンの練習の時にも有効かと思います!
※ あくまでマラソン完走を目的とした準備を紹介しており、速く走るコツを紹介するわけではないので、悪しからずご了承くださいmm。


用意してよかったアイテム

マラソン中の「栄養補給のためのアイテム」と「身なりのためのアイテム」に分けて紹介します!

栄養系

アミノバイタル

長時間走っているとどうしてもエネルギー不足で空腹を感じたり、力が出なくなって走り続けることが難しくなります。そういった場合に備えて、エネルギー補給用にアミノバイタルをポケットに入れて走りました。
アミノバイタルは、「走る前」「走ってるとき」「走ったあと」それぞれに適したエネルギー補給のゼリーが用意されています。私は、「スタート前」「15km地点」「30km地点」にエネルギー補給したかったので、走る前用を1つ、走ってるとき用を2つ用意しました。
結果的にアミノバイタルは用意して本当によかったです!これがないと力が出ずに途中棄権していたと思います。😂
アミノバイタル以外のものでもよいので、エネルギー補給できるアイテムの用意は必須といっても過言ではないです。もちろん、大会運営側がコース内にチョコレートなどのエイドを用意してくれることが多いです。(大阪マラソンにもたこ焼きなどのエイドがありました。)が、大会によっては参加人数に対して数量があまり用意されていないですし、ものを食べながら走るとむせたりして走りづらいので、楽に高いエネルギーを取れるものがおすすめです。スーパーやドラッグストアでも買うことができます。

スポーツようかん

アミノバイタルだけではエネルギー補給として足りないときに備えて、スポーツようかんもポケットに入れて走りました。袋を破らずに真ん中を押すだけでようかんが出てくるので、走りながらでも簡単に食べられます
レース中に疲れたときなどに休憩がてら食べてました。アミノバイタル同様にスポーツようかんも食べやすくて楽にエネルギー補給できるのでおすすめです。

身なり系

スポーツ用ウエストポーチ・ジップロック

レース前に手荷物を預けることとなりますが、鍵つきロッカーが用意されるわけではないので、預ける荷物は盗られてもよいものだけにした方が良いです。そこで、貴重品をレース中にも身につけられるように、スポーツ用ウエストポーチを用意するのがおすすめです。スポーツ用品店に行くと、先ほど紹介したアミノバイタルが入るほどの大きさのものや、ポケットが分かれているものなどいろんなウエストポーチが売ってるので、持っていない方は一度見にいくとよいと思います。
また、走ってるときに汗をかいたり雨が降っていると、ウエストポーチの中のものが濡れてしまいます。貴重品が濡れないように、ジップロックなどに入れておくとよいです。マラソンは結構な雨でも行われるスポーツなので、携行品の防水は気をつけたいところですね。😄
余談ですが、最低限の携行品として、レース中に事故で病院に行くこととなったときに備えて健康保険証とお金は持っていると安心です。

スポーツ用5本指ソックス

私はマラソンの練習のときは普段使いのソックスを使っていたのですが、指同士が擦れて痛かったので、足指の擦れを軽減するために5本指ソックスを買いました。走ってるときに靴の中で足がずれないように滑り止めつきのTabioのソックスにしました。
マラソンでは足元の状態が変わると足へのダメージも変わるので、スポーツ用のソックスは持ってるとよいと思います。

帽子・カッパ・靴カバー

大阪マラソン当日が雨予報だったので、雨対策で用意しました。
雨が顔にあたると視界が悪くなるので、視界をよくするためにも帽子を持っていきました。カッパは、ズボンの方はスタート直後に脱いで捨てましたが、上半身の方はゴールまでずっと着た状態で走りました。実際、レース当日は雨だったので体を冷やさないためにもカッパを着てよかったです。靴カバーは、手荷物預け場所からスタート地点までの移動で使用しました。手荷物を預けた後は傘を持ち運ぶわけにいかないので、雨で足が結構濡れます。足が濡れると、スタート前に足がダメージを受けてしまうので、それを防ぐためにも靴カバーがあると便利でした。
すべて百均で買うことができるので気軽に用意できるかと思います。

手袋

マラソンの大会の開催時期は暑い時期が避けられがちなので、10月〜3月の間に行われることが多いです。特に2月に行われることが多いイメージがあります。そうすると、今度は寒さ対策が必要となります。
スタート直後はもちろん、スタートしてしばらく経過しても手先や足先が冷えることが多いです。(私が2月に走ったときはかなり冷えました🥶)そのためにも寒さ対策として手袋をつけて走りました。レース当日が悪天候だったこともあり、寒さ対策としてかなり有効でした。

足に貼るカイロ

足先の冷えの対処としては、足の甲に貼る靴下用カイロを使いました。
ただ、足にカイロを貼って走ることが違和感につながって走りづらいと感じる人もいるかと思うので、練習で一度試してからレース当日使うかどうかを考えてもよいかもしれません。

ワセリン

ワセリンには、撥水・保温効果皮膚の摩擦による痛みを防止する効果があるようです。そのため、肌が露出している箇所に塗ると雨や寒さの対策になりますし、露出してない箇所に塗ると股ずれや靴擦れの対策になります。ベビーワセリンは子供にも大人にも使えてより肌にやさしいものなので1本持っておくと、マラソンでは何かと便利です。

やってよかった準備

練習

レース当日の準備というわけではないですが、当然前もって走る練習をすることが大切です。🏃私は、レース日の2ヶ月前から練習を始めて、5km→10km→20km(2回)と徐々に距離を伸ばしていきました。
反省点として、レース日の2週間前に2回目の20kmを走ったのですが、そこで膝を痛めたり足指に血豆ができてなかなか治らなかったので、レース2週間前は10km程度の練習にとどめておけばよかったなと思ってます。😂(そしてもうちょっと早めに練習を始めておけばよかったです。)
練習開始からレース当日までに走る距離として、以下のようにレース当日に足のコンディションがよくなるように調整できるとよいですね。

  1. 短い距離で走るのに慣れる期間

  2. 徐々に走る距離をのばしてスタミナをつける期間

  3. 徐々に走る距離を短くして足の負担をへらす期間

  4. レース当日

ストレッチ

関節痛や筋肉痛の予防・軽減のために、ストレッチを毎日行いました。膝や足首が痛くなる原因として、膝・足首そのものが悪いのではなく、膝・足首につながっている太ももやふくらはぎ、おしりの筋肉が弱かったり固くなって動かしづらくなっていることによるものが多いです。そのため、太もも・ふくらはぎ・おしりのストレッチを重点的に行いました。
YouTubeでストレッチ方法に関してたくさん参考になる動画がでているのでぜひ調べてみてください!🤸私は以下の動画を参考にしました。
マラソン以外のスポーツでのケガ防止にもなるので、ストレッチはマラソンのレース後も日常的に行うとよいですね!

マラソンコースの事前確認

大阪マラソンのコースが事前にYouTubeに上がっていたので、コース確認も行いました。道路から見える景色や折り返し地点、アップダウンのある箇所を事前に把握しておくとレース中の気持ちの面での安心感も生まれるので、コースがあらかじめ分かる場合はチェックしておきたいですね。

手荷物・更衣室・トイレ・スタート場所の事前確認

シティマラソンなど大きなレースになると参加人数も多いため、手荷物の置き場所や更衣スペースが広くなります。その分、更衣室から手荷物預け場所が離れていたり、手荷物預け場所からスタート地点が離れていることがあります。大阪マラソンでも下の画像のように、人によっては手荷物預け場所からスタート地点まで徒歩30分かかり、かなり距離がありました。時間に余裕を持ってスタート地点にたどり着けるように、それぞれの場所間の移動時間を考えるためにも、手荷物・更衣室・スタート場所をチェックするのがおすすめです。
また、スタート前にトイレを済ませておくことがおすすめです。レース中もコース内にトイレはありますが、人数が多いと20分待ちとなることもあり、その分マラソンのタイムの遅れにもつながってしまいます。レース前のトイレも人数が多いとかなり並ぶことになるので、念のため複数の箇所をチェックしておきたいですね。

レース当日の朝ごはん

用意してよかったアイテムの「栄養系」でも紹介したように、長時間走っているとどうしてもエネルギー不足で空腹を感じたり、力が出なくなってしまいます。そのエネルギー不足がレース序盤に発生するとフルマラソンを完走するのが難しくなってしまいます。スタート時間が朝だったこともあり、レース序盤を走り切るためにも当日の朝ごはんはいつも以上にたくさん食べることを意識しました。

マラソン翌週の温泉旅行

大阪マラソンの翌週には有馬温泉へ行って、マラソンの疲れを癒しました。有馬温泉のお湯には筋肉痛や関節痛を軽減する効能があるので、温泉に入ったおかげか膝の痛みもかなり楽になりました。
マラソン後の準備として、疲れを癒すために温泉に行く予定を立てるのもよさそうですね。♨️

おわりに

シティマラソンなどでは、普段はなかなか走れない街中の車道を走ることができます。そのため、普段とは違った景色で観光名所が見えるかもしれません。ぜひ周りの景色も楽しみながら走ってみてください♪
無理なく楽しみながら、無事完走できると良いですね!

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