性格なんて思考の習慣だ。
現在の会社に入ったときに、上司のSさん言われて響いた言葉だ。
「私はネガティヴな性格なので」「私は人見知りする性格なので」などと言う人がいるが、オギャーと生まれてきた瞬間に助産師さんに抱きかかえられ
「あぁ、この子は人見知りする性格ですね」とは絶対に言われないのだ。
つまり何が言いたいかというと、性格なんて自分で決めていいのだ。最近読んでいる行動分析学の本にこんな事例が載っていた。
こたつに入って毎朝食事をする4人家族の話。
弟が毎朝、片手で食事をとる事を家族全員が「だらしない」と言い続けている。本当にだらしのない子なのか?行動分析学の観点で観察をすると違った結論になる。
毎朝弟の座る席は左手側が廊下に接しており、人が出入りするたびに冷気が入り平均して2~3度、常に気温が低いのである。その左手を温めるために、こたつに手を入れていたのである。実際に座る席を変えたら、この「だらしなさ」は収まったという。実は賢く、環境に適応できる子だったとも言える。
ただ、この弟は「だらしない子」というラベリングがされてしまったのである。毎朝「なんてだらしない子なの」と言われるのだからそうなるのは仕方がない。
このように、誰かに何かを言われ続けたとか、自分が周りに「私は○○なんで」と言い続けた事によって強化された自己認識は意外とアテにならないのである。
思考を変えれば、習慣は変えられる。つまり性格なんて変えられるのだ。
「私なんて○○なんで」と言ってしまった時に、よく考えて欲しい。
それって誰が決めたの?答えは自分自身なのだ。
10回中9回前に出れば、積極的な人と言われ、10回中9回ポジティブな思考をしたらポジティブな人と周りは言うのだ。それくらいの問題なのだ。
だから、私は常にこう思っている。
私は最高にイケてます。誰が決めたのかって?
私が決めたのです。(ドヤ顔)
今から、自分に最高のラベリングをしよう。
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