1級建築士事務所と2級建築士事務所の違いは?
よく施主様に1級建築士事務所と2級建築士事務所の違いを尋ねられますが、個人住宅規模においては2級建築士事務所の範囲でもあり、1級建築士事務所より木造などにおいて優れている事務所も多くあります。
2級建築士では大工経験者(現役も含め)も多く、木造のイロハを良く知っており数寄屋造りなど得意としている建築士さんも居られ、1級建築士ではゼネコンなどで大規模建築物(特定建築物)の設計・施工管理経験者が多い傾向があります。
表の緑部分が1級建築士と2級建築士が設計できる範囲で、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の延べ面積が300㎡を超える建物が1級建築士のみ扱える範囲となります。(木造建築士は黄色とオレンジ色の範囲)
1級か2級かというより、「その建築設計事務所が何を得意としているか」を調べた上でご依頼されると安心ですね。