スキー授業のクラス分け【褒め方の2大ポイント】
おはようございます。
今年は雪が少なくてちょっと寂しい、なんてことを言ったその日にドカっと降って朝から雪かきに追われております、釜慎吾です。
今日は褒め方についてです。
息子くんが小学校から帰るなり「スキーのクラスがBクラスになった!」
と報告してくれました。
『えー、Bクラスなんだ!どう思ったの?』
「めちゃうれしい!しかも、AからDまである中でBだよ」
『それはすごいね!!そっかーDクラスまであるんだ!』
「そう、Cまでだと思ってたからBがいいなと思ってたけど、DまであるのにBってすごいよね!練習しといてよかったー」
『そうだね、4つあるうちの2番目だもんね。練習頑張ってうまくなってたもんね。いやーパパも嬉しいわ!すげえね!イエーイ!!』
ハイタッチ!!!
以前の記事にあるように家族で練習にいっていたのでクラス分けを決める公園での授業を頑張って欲しいなーと思っていました。
願い通り力を出てきた息子に感激しながらしたやり取りです。ハイタッチ弟くんがうらやましそうにしてたなー
褒めるとき大事にしていることは、2つあります。
1つはこちらの価値観で決めないこと。
もう1つは結果に対してよりも過程に注目すること。
話を聞いた瞬間にすごい!と思ったし言いたくなりましたが、まずは自分がどう感じているのかを質問します。
もしかするとAクラスになりたかったり、友達がAだから悔しいと思ってたりするかもしれません。
または、Bクラスで次の授業を受けることに不安を感じているかもしれません。
そうした想いを持ったまま話をしてきたのに、こちらの価値観で「すごいね!」を先に伝えてしまうと
本当に思っていたことを言えないままになってしまうこともありえます。
まずは、どう感じているか聞いて、
嬉しいと感じていることがわかり、すごいよね?!と同意を求めていたので、ハイタッチするまでの最大限のすごいね!を伝えました。
さらに、Bクラスになったことがすごいのではなく、
そのために練習したこととその結果を授業で発揮して来れたことがすごいしパパも嬉しい、ということを伝えました。
結果に対しての評価を伝えてしまうと、BだからすごくてCだとダメ、というメッセージが伝わってしまい
もしこの先Cクラスに変更になったりすると落ち込みが強くなってしまいます。
結果よりも過程に一緒に注目をしておくことで、もしCクラスになったとしても努力をしたことは変わらないし、またもっと練習をして次のチャンスで戻れるようにがんばりたいと思いやすくなります。
塾講師をしながらテストの点数や模試の結果など、たくさんの子どもたちの反応をみてきました。
この2つを大事にして褒めていくと上手く行ったことも残念だったことも、報告してくれるようになります。
逆に先にこちらの価値観で結果を褒めていくと「わかってもらえない」「結果を出せないと言いづらい」と段々と隠すことが増えてしまいます。
ちなみに、息子くんはハイタッチのあと、
「〇〇ちゃんもBクラスなんだよ!一緒のクラスでよかった!」と追加の情報まで伝えてくれました。
小3ってそんな感情あったかしら。いいぞいいぞ!
お読みいただきありがとうございます。