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柔らかさ〜老子の教え・無為自然〜

先週発売のプレジデントの記事「古典の名言」より。

老子は「足るを知る」と説き、今の自分に満足することが大切と説いています。

今の自分をありのまま、自然なものとして受け止めることで心の余裕を生む。心を落ち着かせることができるという考え方。無為自然です。

これを象徴する一節が「上善は水の如し。水はよく万物を利して而も争わず」

水は生命の源であり、恵を与える。それは、争いもなく、ただ自然のまま流されて良い結果を生む。
柔らかく自由自在に形を変えながら、障害物を受け流していく。

まさに「柔よく剛を制す」です。

変化し続ける今の状況だからこそ、今目の前のことに逆らわず、水のような柔らかさを持って当たっていこうということですね。

日々仕事をしながら、ここでこんな人材がいればなあとか、何故こんなことまで自分が指示しなきゃいかんのだなどと考えてしまいます。
でも、今のメンバーが全く役立たずだとは思っていないです。光るところは持っていると思っています。
イラッとくることもありますが、
そんな人がいるからこそ、保てているところもあると思ってます。

無為自然の教えですね。

私の人生の象徴は、光り輝く玉。

光も水も粒子の流れ。軟らかく構え、目の前に起こることを受け流しながら、
自分なりの光を広げていければと思いました。

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