9月29日 朝の会

あるSNSで「人はその周りの5人の平均値だ」という言葉があった。自分たちが思う「ふつう」は、育った環境や出会う人で決まってしまう。世の中には様々な「ふつう」がある。その様々を知ることで、あなたの視野は広くなり、心も豊かになる。

アメリカの企業家、ジムローンの言葉である。人は特に近くにいる5人と似たような性格、感性、年収になるのだという。日本でも「類は友を呼ぶ」ということわざがあるように、似た者同士はつながりやすい。

一方で、似た者同士だけで過ごすと「ふつう」や「あたりまえ」の概念が他者とずれてしまうことがある。自分の価値観を持つことは大切だが、自分とは異なる「ふつう」「あたりまえ」に出会ったときに、排他的にならず受容の心をもっていたいと思う。

特に子供は豊かな心をもっている。この豊かさは大人になるにつれなぜか堅苦しいものになっていく。だからこそ、物事に固執しない柔軟な考え方を大切にしてほしいと思い、この話をした。

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