
あれ?日記ってすごいんじゃない!?
また大したことないことを書きます。
最近ちょっと思ってることです。
日記って実はすごいんじゃないの?
ってそんな、気づきです。
もう20年以上もずっと日記の習慣が続いてるので、
「日記はハードルが高い」という人からすれば
ついていけない話だと思いますが…
日記、いいんですよ!
日記を活用すればけっこう何でもできちゃうんじゃないの!?
って最近思っているんです。
まずわたしのやってる日記の書き方なんですが、
夜にその日の日記を書くんじゃなくて、
「翌日の朝、前日の日記を書く」というスタイルでやっています。
これは単に、夜は完全にスイッチオフしてるので書けないってだけの理由です。
朝書くのがオススメかどうかでいえばよくわかりませんが、朝に日記を書くことに一定の効果があるというようなことが前に読んだ本には書いてありました。
とにかく、わたしは朝に日記を書くんですが、
・スマホのメモ帳に日記
・手書きでクロッキー帳に日記
この2つを書いてます。
メインはスマホの日記です。
手書きのは25年近く続けてるので惰性です。
でも最近、ちょっぴり使い方を変えてます。
まずスマホのメモ帳。
以前は簡単に前日のトピックを3つくらい箇条書きしてたんですが、
この数年で大きく変えました。
ものすごく書き込んでます。
「書く瞑想」ともいわれているジャーナリングという手法がありますが、それに少し近いです。
まず1行目、メモに打ち込むのはその日の日付と曜日と今年何日目かの記録です。
2月1日 土曜 32日目
これを書き出したら、あとは前日の朝から起きたことをざーっと書いていきます。
やり方も何もないです。
とにかく思うままに前日やったことを思い出しながら、必要ならスケジュール帳とか、写真とか前日のメモなんかを見ながら、ひたすら書けることを書いていきます。
詳細に全部記録するというより、ひたすらやったことと、思ったことを書いていく。
朝の仕事ではこれが大変だったとか、思ったより簡単にイメージができあがったとか、どうでもいいようなことでも思いついたことは何でも書いていく。
ルーティーンのダンスで少しずつ動きに慣れてきたとか、短歌で偶然ヘンな歌ができあがったとか。ランチがやたらうまかったとか。ああ、午後仕事しながらこんなこと考えてたなとか…時系列に沿って、とにかく思いついたことは何でも書いていく。
別に人に見せるものでもないので、誰かに文句をいいたいことでも、恥ずかしいことでも、いま悩んでいることも、なんでも打ち込んでいく。
その流れで読んだ本の感想とか、見た映画の感想もここに「ついで」に書いていく。
いや、じつは、これがすごく効果高いんです。
これは去年くらいに気がついたんですが、こうやってどうでもいいことを書いていくついでに、その延長で「感想」を書き始めると、するっと今まで出てこなかった感想のようなものが出てくるんですよ。
これは自分でもちょっと意外な発見でした。
始めから感想やメモのまとめをしようと考えると、妙にかしこまった文章になってしまうんだけど、適当に書く日記の「ついで」に書くと、意外なほどさらっと「ああ、そうそう!」って言葉が出てきたりする。
この「ついで効果」が意外に高い。
毎日を記録として残すこと以上に、振り返りつつ言葉を出し切るある種の瞑想感覚と、ついでに出てくる意外な感想。取れ高がやたら高いと思ってやってます。
とにかく、人の眼に触れないのを前提で、書きたいように前日を振り返るという習慣はとても気持ちがいいなと思って、いまはかなりの分量の文章をここで打ってる。
どのくらいの時間でどのくらい書いているかは日によるのだけど、ここはけっこう時間をかけていいと思っている。
試しに計ってみたら、1月31日の書き込みは1200字を20分で書いていた。
だいたい毎日これくらい。平均15分くらいじゃないかなと思う。
次に日記の中で1トピックを選んで英語に翻訳する。
これは最近はじめた「英語の習慣」。
英語を自分ごとにするために例文として日記を使おうという試み。
日記の一部分を抜き出してAIに英訳してもらう。
いくつか英訳の候補を出してもらって、
その中で簡単な英文を「昨日の英語トピック」に採用して、1回声に出して読む。
詳しくは先週書いたからこっちを読んで。
だいたいこの英語日記が5分。
その後、ブレイクでマンガを1日1話読む。これが5分。
(これは日記には関係なんだけどここでやるのがちょうどいい)
それから「短歌」集を読む。
歌集を開いて少しだけ短歌を読む。
気になった短歌をひとつ書き写す。それから自分の短歌を書く。
この習慣を2年近くやっているんだけど、最近これが「日記の一環」になってきた。
最近は昨日あったことや、感じたことを短歌に折り込むことが増えてきた。
下手な字で手紙を送るか迷いつつ5度目筆とる射手座の俺は
鯵の意味、味がいいから鯵だって、なんて人間勝手な名前
シャッターを切った瞬間思い出す。無意識に息、止めてたことを
手書きで手紙を書いたけど字が下手すぎて5回書き直したこととか、アジって味がいいから味なんて人間の都合でしかない名前だなとか、カメラってかまえてからシャッター切るまでなぜか呼吸止めちゃうなーとか、日記に書いたことを短歌にしてる。
日記→短歌読む→短歌を作る
この流れが意外にいい効果を生んでる気がする。
ここに「英語」にするトピック探しも加わってまた少し科学反応が起きている気もする。
短歌については、あとで何度か書き直すんだけど、日記の時間にかける時間は5〜10分程度。もっと早く終わる日もある。
最後に手書きの日記を書く。
これはもうやめてもいい習慣だと思ってるけど、フリーランスになったときから20年以上続けてるのでやめられないで続いている。
ちなみに使っているのは20年以上同じメーカーのクロッキー帳。
これの1ページを9分割して下のように使っている。
左=昨日よかったこと3つ箇条書き
真ん中=
上:昨日の日付と体重と走った距離
中:簡単なイラスト
下:見た映画のタイトルと読んだ本
右=今日の目標3つ箇条書き

先週から、右側を「今日の目標3つ」に変えてみた。
これはつい最近読んだ本「結果を出し続ける人が朝やること」に、朝のワークとして「今日の目標を3つ決める」ということが書いてあったので、日記を使ってやることにした。
どれもさらっとしか書かないので5分くらいで終わります。
こうやって、やり方を少しずつ変えながら、日記を続けてるんですが、
「日々の記録」「書く瞑想」「映画の感想」「読書の感想」「英語の学習」「短歌の創作」「イラスト描き」「今日の目標決め」
日記を使ってかなりのことができてるなーと。
マンガを読む時間を含めて30分くらいの時間なんだけど、
あれ?日記ってすごいんじゃない!?
って最近、思ってきたんです。
いや、ほんと、いいんですよ!!
この時間が。
こんなふうに毎日の日記を楽しんでます!
それが習慣家ってものなのかもしれないです!!
似たようなこととか関係ないこととか話してる続いてるラジオです。
朝の日記をいつ書くかとか、時間の使い方の詳細はこちらの本を是非!