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ゲームをさらにゲーム化する!
新しい習慣が始まりました。
何かというと「ドラクエ3」です。
ついに発売になりました。
「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」のリメイク版。
36年の時を経て生まれ変わったドラクエ3。
いやー!楽しい!
というか、懐かしい!!!!
とりあえず、発売して3日、遊びました!!
鬼速でクリア!!
エンディング見ましたー!
大感動!
…って、以前なら言っていたと思います。
ただ、今回は3日経って、
まだ最初の土地アリアハンです!
たぶん最初にプレイしたときなら買ってきて30分も経たずに通り過ぎていたようなところだと思う。
ドラクエは発売されたら、一気にクリア!という「人生のルール」を決めたのってファミコンの確か「ドラクエ3」のときだ。
ドラクエ6の時は、大学の卒論を超前倒しで書き上げて発売日の前日に提出して翌日から没頭したのを覚えているし、社会人になってからもドラクエの発売に合わせて仕事を前倒しで終わらせて、そこからひたすらクリアするまで1日20時間くらいやり続けるというイベントにしていた(ドラクエXだけは5日やり続けてクリアできなかったけど)。
ただ今回は、いままでと違う。
知ってしまったのですよ、ゲームをより楽しむためのプレイ方を…
それは1日15分だけやる。
この究極のプレイ方。
単に忙しすぎて時間がない!ってだけで始めた習慣ではあるんですが、じつはこれこそが大作長編ゲームを楽しみ尽くす素晴らしい方法だと気がついたんですよね。
ひと言でいってしまえば、「毎日の小さな達成」を味わう装置です。
サクサク進めるより、のろのろとじっくり、遊ぶ。
この方が「楽しい」をいつまでも味わえるんです。
ま、当たり前の話なんですけど。
でもそれだけじゃなくてそのゲームのことをすんごく「好き」になるんですよね。
これは意外な発見というか、大きな気づきだったんですが、2年前くらいからこのスタイルで大作ゲームを少しずつ進めるというのをやっていて、もちろんそれなりにやり応えがあって、しかも面白いお墨付きのゲームを遊んでますが、去年から今年にかけてやった「エルデンリング」「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」は人生の中でもトップクラスで好きなゲームになってます。
毎日ちょっとだけ「楽しい」をくれる最高の存在ですからね、それがそんなに長期にわたって続いたら、そりゃメロメロになりますよ。
さて、ドラクエ3。
最初の1日目でできたこと。
「キャラメイク」
これだけです。
主人公の名前を決めて(ドラクエは自分の名前しんぱちと決めてます)、一緒に旅に行く3人の仲間の職業と名前を決めて登録する。
ここで15分タイムオーバーです。
実際は15分よりちょっと時間がかかった気もしますが、ここで終わり。
まだ旅立ちすらできてません。ただの準備です。
明日、城の外に出て旅に出る。
そう考えると、ちょっとわくわくしてきませんか!?
そして2日目。
城の外に出ます。初めての戦闘があります。
おお、今回は戦闘の最初に自キャラが見えるデザインなんだーと感動します。
でも戦闘は、ものすごくドラクエ3。
そして、なんか、マップが広い!
ファミコン時代、すごく小さな土地だなと思っていたアリアハンがやたら広大な場所に感じます。
そういえば、町も城もすごく広く感じる。
この感じは、中2のあの当時、頭の中で見ていた世界に近いかもなと思う。
戦闘で自キャラが見える感じも、そういえばあの頃、頭にあったイメージだ。
ああ、これはあの頃の妄想してた世界だ。頭の中で見えていたものだ。
なんて感慨に浸りながら、北西にあるレーベの村にたどりついて、この日の冒険は終了。
ゆっくり歩いて向かってるうちにレベルが3になっていた。
2日でそこまでです。
まだゆっくり町の中の探索をすることもしてないし、何もできてない。
これは途方もなく時間のかかるプレイになりそうです。
まずはこうして少しずつ進めながら、15分でできることを考えていきます。
いまは15分をただ遊んでますが、最初の1週間くらいで「15分で何ができるか」を見つけます。無理なく何ができるか考える。
わかりやすく「達成」できる「ルール」を決めるのです。
今回のドラクエは、次にどこにいくべきか、旅の次の目的地がゲームを進めるごとに表示されるシステムがついているので、毎日その「小さな目的を更新する」ことをルールにできないかな?とか、そういうことを考えながら最初はプレイしていきます。
毎日達成できる「小さな目標」を見つけて、それを達成することを日々のルーティーンに組み込んでいきます。
これが1日15分プレイを楽しむ秘訣です。
ゼルダで言えば「ほこら」とか新しい場所を見つける。
翌日そのほこらをクリアする。
大きなダンジョンなら一つ謎を解く。
というようなルールにしてました。
前日に翌日の目標をなんとなくメモしてました。
こうやって自分なりに、毎日達成できる「小さな目標」を考えます。
そして1日のルーティーンにその目標を組み込みます。
そうやって15分で何かを確実に達成できる仕組みを考えます。
15分は単に目安で実際は30分くらいかけてでもその目標をクリアすることを毎日のルールにしていきます。
達成したらその日のゲームは終わりということにする。
こうすることで、毎日「小さな達成」が味わえます。
これがね、むちゃくちゃ楽しいんですよ!
ふつうにサクサクゲームを遊ぶより断然楽しい!
忙しくて長編のゲームができない悩みができないことを解消するための苦肉の策としてはじめた習慣ですが、じつはこの遊び方こそ、いちばんゲームを楽しめる遊び方なんじゃないかと思えてきています。
なので今回はドラクエは一気にクリアするという、これまでの「人生のルール」を破ってでも、ドラクエを「1日15分」遊ぶことにしたのです。
ま、忙しすぎてそれしかやりようがないというのもありますけどね…実際は。
いまはとにかく「ルール設定」を考える時間です。
毎日15分で実際、何ができるのか、どのルールなら達成できるのか、それを探して遊んでます。
ゲームを遊びながら、「自分なりのゲームの設定」を作っていくような作業です。
この作業自体も楽しいです。
とりあえず「次の目的」を毎日クリアすることが可能か、数日実験することにします。
ま、そうやって、のんびりプレイを始めたわけですが、やっていて思ったのは、1日で隣の村にたどり着く感じは、ドラクエ世界のリアル時間に相当するのかも?ってことだ。
たぶん、実際に歩いて隣の村に行くと1日くらいかかるんじゃないか?
リアルの15分=ドラクエ内の1日だとすると、本物の冒険にかかるのと近い日付感覚で冒険ができるのかもしれない。
ゲーム内で、もう1日、世界を体感できるってことだ。
そして実際にどのくらいの期間で勇者が世界を平和に導くことができるのか、それがわかるかもしれない。
そんなふうに考えると本物の冒険みたいでワクワクしてくるな。
ドラクエの遊び方を考える遊び。
1日15分の冒険。
新しい習慣の始まりです。
こうやって、めちゃ忙しい中で、どうやったら「ドラクエ」を諦めずに遊べるかの実験をしています。
すべて「習慣の力」で解決する。
それが習慣家です。
そして3日目、ナジミの塔をクリアして盗賊の鍵をゲットしました。
さっそく15分を少しオーバー…ま、日曜日だったんで。
でも、3日経ってまだアリアハンにいます!
今日、別の大地にたどり着けるか!?
似たようなこととそうでもないことを話している「続いているラジオ」です。
ドラクエ3についてちょっとだけ書いた記事です
ちなみに人生ベスト1ゲームはドラクエ2です