無職になるまで日記 vol13 あと88日
はじまりへの旅からの連想作品
映画『es』
【あらすじ】
新聞広告によって募集された男たちが、ドイツの大学地下に設置された擬似刑務所で、囚人と看守の役を2週間演じ続ける実験が行われる。この実験の存在を知った主人公の男(モーリッツ・ブライブトロイ)は、取材と報酬目当てで囚人としてこの実験に参加する。(Wikipedia)
実験により分けられただけの『役』に、人がどんどん囚われていく様は、見ていて怖くなった。
それは、実験という『架空』の空間ですら、そうした『役』に『役割』に染まっていってしまう。
しかも、無意識に。自然に。
労働が前提なのか?
お金が前提なのか?
家族が大切なのか?
友人が大切なのか?
幸せとはなんなのか?
そうした一つ一つに疑いたくなるような映画。
それは、僕は喜んで、正しさを胸に人を殺す可能性すらあるんじゃないか?と思わされた。
コロナ禍で、僕は、無意識になにを自然なこととして受け入れたんだろうか?
(400字)
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