【圧巻!これぞ本当の異世界体験】映画『デューン 砂の惑星 PART2』感想
3月15日から公開予定の『デューン 砂の惑星 PART2』。
デューンと呼ばれる砂漠の惑星を舞台にしたSFアドベンチャーで、2021年に公開された『DUNE デューン 砂の惑星』の続編にあたる作品だ。
3月8日から3日間、全国のIMAX、Dolby Cinemaの劇場で先行上映をしていたので自分も観に行ってきました。鑑賞したのはミッドランドスクエアシネマの3月8日の19時30分からの回。客入りは7割ほど、性別、年齢はさまざまという印象。
前作の『DUNE デューン 砂の惑星』について魅力と見どころを下記の記事で解説しています。
今作の復習としても「DUNE デューン 砂の惑星って何?」という方も是非読んでいってください。
ちなみにこんな情報も見つけました。
何と『地球の歩き方』と『DUNE デューン 砂の惑星』のコラボ!
世界観の概要について分かり易く教えてくれるので予習、復習に最適だった。
ということで今回の記事では『デューン 砂の惑星 PART2』の感想を。
具体的な内容、ネタバレには触れていませんが、気になる方は読むのを控えることをお薦めします。
凄まじいモノを観た。
音楽、映像とにかく圧巻の一言。
「まるで砂の惑星にいるみたいだ」という前評判を見かけたけどそれも納得。映画が始まってすぐ砂漠に降りたったような気分にさせられる。
全編通して没入感が半端ない。
どこまでも続く砂漠、そこに華を添える豪華キャストたち。
荘厳な映像は、絵画のようでどこを切り取っても画になる美しさ。そう、DUNEはビジュアルが圧倒的に強い。
撮影は前作に引き続きグレイグ・フレイザーが担当してるが、この人の撮る映像好きだなぁ。硬質的なのに艶があって美しい。
主演のティモシー・シャラメ、ゼンデイヤはもちろん、レベッカ・ファーガーソン、ジョッシュ・ブローリン、デイヴ・バウディウスタ、クリストファー・ウォーケンなどのそうそうたる面子はそこにいるだけで引き付けられる。
さらに今作ではオースティン・バトラーをはじめフローレンス・ピュー、レア・セドゥ、そしてサプライズゲストも参加しているのも見どころの一つ(特にサプライズゲストは嬉しかった)。
ハンス・ジマーのサントラも物語を盛り上げる。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『インターステラー』など多くの大作を手掛けてきたハンス・ジマーだが、やはり本作のような大作とは相性が良い。
パンフレットによると、PART1が完成した後も新たな音を録音し続け監督に送り続けたというという、これまでの作品とはひと味違うアプローチもしている。
そしてPART2は物語の展開も熱い!
PART1は画の美しさ、世界観の作り込みに驚きこそすれ、物語自体は「いつ盛り上がるんだろう」って思っている間に終わってしまったという印象でそこまでノれていなかった。
なので本作も鑑賞前は一抹の不安を感じていた。
今作は冒頭からそんな不安を払拭してくれる。まさに「こういう展開を待っていた」の連続。
PART2を観た後だと、PART1は序章でありPART2のための大いなる助走といった印象。ポールの復讐劇だけにとどまらず各々のさまざまな謀略、思惑が張り巡らされてるのが堪らない。
ドゥニ・ビルヌーブ監督の作風ってゆったり目なこともあって、あっという間ではなかったし166分という長さも感じたけど見応え抜群だった。
もう一回砂の惑星にダイブしに行こうと思う。
なお、自分はドルビーアトモスで鑑賞したけど、立体音響の効果で没入感抜群だった。次はIMAXで観て比較もしてみたい。
【3/16追記】
3月16日に109シネマズ名古屋でIMAX版で2回目のダイブしてきました。
うん、やはり没入感が凄まじいので鑑賞中は完全に別世界へ連れて行ってくれる。
2回目観て改めて世界観の作り込みに感動させられる。
「細部は神に宿る」とは本当その通りで、しっかり作り込まれてるから、よりリアリティを感じる。
ドルビーアトモスとIMAX、どちらも観て思ったのは迫力を感じるならIMAX、没入感ならドルビーアトモスという感じかな。
ドルビーアトモスで鑑賞した方が没入感は強く感じたんだけど、それってなにも知らない状態で観たからこそだとも思う。
どちらにしろ間違いなく大きいスクリーンと音響で観た方が良いので、気になった方は是非チェックしてみてね!
※前作『DUNE デューン 砂の惑星』はAmazonプライムでも配信中。プライム会員なら無料で観れるよ。