ヴィクトリー下村

映画の感想を中心に漫画や小説等、興味があることを記事にしています(更新頻度は週1くらい)。 名前とアイコンのイラストは友人のTOMAONより。

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  • ~に行ってきました。vol.1

    展示会やイベントへ行った記事をまとめたマガジンになります。

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    特に人にお薦めしたい映画作品をまとめたマガジンです。 「#私の推し映画」でタグをつけています。 好き=推したいとは微妙に違ったりします。このマガジンを読んでもらえば、私の趣向が分かるかと。

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    映画配信サービス『JAIHO』で観た映画はこちらにまとめています。

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【2023年映画ベスト10】と総まとめ

2023年も間もなく終わりますね。今回の記事では2023年に観た映画のベスト10を挙げていきます。 去年と違い今年は各作品に順位はつけていません。 面白さのベクトルが違うものを1つに並べるってそもそも難しいな…と思い、今作では特に好きな映画10本を選出しました。 ちなみに劇場で観た総数は59本。数はだいぶ減りましたが、観たいと思ったのは大抵観れたから良かったかな。 なお、ベスト10ですが特にお薦めはしません。 面白いというよりは自分に刺さった癖の強い作品が多いです。

    • SFアニメの大傑作『AKIRA』が11月30日21時からYoutubeで1週間限定の無料配信が決定!!いつみても『AKIRA』は面白い。気になる人は是非ともこの機会に!

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        『浮世絵おじさんフェスティバル』に行ってきました。

        • 【あの思い出があるから生きていける】映画『ロボット・ドリームズ』感想

          物語の舞台は1980年代のニューヨーク。 孤独を抱えるドッグは自分の友人としてロボットを購入する。楽しい時間を過ごし友情を深めていく2人だったが、ある夏の日、海水浴に行った先でロボットが動けなくなり…というあらすじ。 とても良かった。こんなほんわかした絵柄なのに心にグサグサ刺さってくる、強烈な切なさを残す映画だった。 人生は時にままならない、だけどそれもまた人生。 辛いけど「あの時確かに楽しかったよね」という思い出があるから前を向いて生きていける。この映画を観てそんな風に

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        【2023年映画ベスト10】と総まとめ

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          【壊れゆく母と子と暴力の学園】映画『士官候補生』感想

          東京国際映画祭4本目『士官候補生』。 呪われた士官学校を舞台に徐々におかしくなっていく母と子を描いた学園ホラー。 監督はカザフスタン出身のアディルハン・イェルジャノフ。過去作には『イエローキャット』などがある。 場面写真とあらすじでこの作品を観ることに決めたが、その後に判明したことで意外だったことが2つ。 1つはこの監督の作品を過去の東京国際映画祭で観ていたということ。2018年の東京国際映画祭で上映された『世界の優しき無関心』という作品を観ていたのだ。 6年前というこ

          【壊れゆく母と子と暴力の学園】映画『士官候補生』感想

          【全力で走り抜け、青春も人生も】映画『スターターピストル』感想

          「スターターピストルが鳴ったら目の前のチャンスを逃すな」 舞台は現代の中国の高校。 スタータピストル(陸上競技などで使用される拳銃)を盗んだ陸上部の女子選手モン。たまたまその場に居合わせたジュアンはその犯人にさせられてしまう。 その事件をきっかけにモンに興味を抱いたジュアンは彼女に積極的にアプローチをするのだが…というあらすじ。 東京国際映画祭2本目は中国映画の『スターターピストル』を鑑賞。 ジュアンとモン、どちらも不器用な2人の男女。 そんな2人が惹かれあっていく「

          【全力で走り抜け、青春も人生も】映画『スターターピストル』感想

          【これが闘牛の世界】映画『孤独の午後』感想

          第37回東京国際映画祭1本目に観た作品『孤独の午後』。 アンドレス・ロカ・レイ、パブロ・アグアドなど人気闘牛士たちの日常生活を追ったドキュメンタリーだ。 闘牛というとスペインを代表する国技だけど、近年では動物愛護の観点から反対の声も多く、しばしば議論となってるニュースを見かける。 そんな本作は「闘牛という競技の是非」を問うことを目的にはしていない。 ただ観た後、心に残ったのは闘牛に対しての矛盾した感情だった。 そもそも牛が可哀想なのは当たり前。人間の娯楽のために傷めつけ

          【これが闘牛の世界】映画『孤独の午後』感想

          【可愛いは最強だ!!】映画『リトル・ワンダーズ』感想

          可愛い、とにかく可愛い、ひたすら可愛い。 『可愛いは最強』ということを思い知らされる映画だった。 映画『リトル・ワンダーズ』は子供が主人公の映画だ。 舞台はアメリカ西部のワイオミング州。山で暮らす3人の悪ガキは病気になった母親の頼みでブルーベリーパイを買いに行く。 お店が休みだったため自分たちでパイを作ろうとするものの、材料の卵を巡って「魔法の剣一味」という謎の集団の企みに巻き込まれていくことになる…というあらすじ。 監督・脚本をつとめるのは、本作が長編デビューとなるウ

          【可愛いは最強だ!!】映画『リトル・ワンダーズ』感想

          【墓を暴いて謎を解け】映画『破墓/パミョ』感想

          ある資産家の一族に不幸が起こる。 巫堂(ムーダン)に見てもらったところ、原因は先祖の墓にあるという。風水師などの協力を得て墓を暴こうとするのだが、そこにはとんでもない闇が隠されており… 映画『破墓/パミョ』は韓国で1200万人の観客を動員するなど大ヒットを記録したオカルトミステリー映画だ。 とても面白かった! 内容はサスペンススリラーというよりオカルトミステリーという印象を抱いた。 怖くもあるが、怪しいものに触れていくような感覚がたまらない。 特に序盤の改葬をするまでの空

          【墓を暴いて謎を解け】映画『破墓/パミョ』感想

          映画『リトル・ワンダーズ』とにかく可愛い映画。可愛い=最強ということを思い知らされる映画でした。可愛すぎてグッズ買いまくってしまったよ。ビジュアルに惹かれた人なら満足できるかと。 また詳細な感想は後ほど。

          映画『リトル・ワンダーズ』とにかく可愛い映画。可愛い=最強ということを思い知らされる映画でした。可愛すぎてグッズ買いまくってしまったよ。ビジュアルに惹かれた人なら満足できるかと。 また詳細な感想は後ほど。

          【悪役が輝いてる作品は面白い!】映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』感想

          殺し屋が一般社会に当たり前に存在する世界を舞台に2人の殺し屋の仕事と日常を描いた人気シリーズの3作目『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』。 今現在、ドラマも放映されておりノリに乗っている本作。9月27日から公開ということで少し遅くなりましたが、ようやく観に行くことができました。 今作の舞台は宮崎。出張で仕事にきていたちさととまひろは簡単な仕事を終えて観光を楽しむつもりだった。だがターゲットのもとに向かった2人はある殺し屋と遭遇する。男の名前は冬村かえで、150人殺し達成

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          【気持ちが舞い踊る】映画『リトル・ダンサー』感想

          映画『リトル・ダンサー』は1980年代のイギリスの炭鉱町を舞台に、バレエダンスの楽しさに目覚めた少年と周囲の大人たちによる人間ドラマを描いた作品だ。 2000年に公開された本作は全世界で1億ドルを超える大ヒットを記録し、世界中の映画祭でも高い評価を受けた。日本でも2001年に公開され、20年以上経った今再び全国の劇場でリバイバル上映されている。 今回初めて劇場で観たのだが、改めてその素晴らしさに感動した。 何よりビリーの踊りが良い。子供でレッスンも受けてない(という設定)

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          【地獄を見た】映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』感想

          面白いより恐ろしい映画だった。 まず自分の苦手なジャンプスケアが多いのがキツかった。静かな場面からいきなり大きい音や突入シーンのハラハラ感。 しかも、ちょうどスピーカーの真下の席だったので音響もヤバかった… ホラーとかジャンプスケアが苦手な人は心して観た方が良いと思う。 映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』は内戦が勃発したアメリカを舞台に、大統領にインタビューを行うために旅するジャーナリストたちの姿を描いた作品だ。 監督・脚本は『エクス・マキナ』、『MEN 同じ顔の

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          11/23公開!韓国映画『地獄でも大丈夫』ポスター

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          【今年No.1の癖つよ映画!】『エストニアの聖なるカンフーマスター』感想

          『エストニアの聖なるカンフーマスター』。 まさに名は体を表すという言葉に相応しくタイトル通り何とも奇妙で癖の強い映画だった。 物語の舞台は1970年代、ポップカルチャーが禁じられたソ連占領下のエストニア。ある男が"ブッラクメタルカンフー"を極めるために修道士になろうとする話。あらすじからして癖が強い! 監督は同じくエストニアを舞台にした『ノベンバー』のライナル・サルネット。モノクロだった前作『ノベンバー』と全く異なるイメージにも驚かされる。 この映画、癖のある食べ物にハ

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          『ダークナイト』の35mmフィルム上映を観てきた。

          2024年、今年はバットマンの生誕85周年にあたる年らしい。 それを記念してクリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト トリロジー』3部作の35mmフィルム特別上映が開催されている。 今回はトリロジー2作目にあたる『ダークナイト』を友達に誘われて鑑賞してきました。 『ダークナイト』といえば、ヒーロー映画としてだけでなくアクション映画史に燦然と輝く傑作。大好きな作品だしオールタイムベストに入れてる映画好きも多いのではないだろうか。 鑑賞したのは9月29日のミッドラン

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