畑の記録(随時更新)
農園について
この農園は茨城県つくば市の農家屋敷『下邑家住宅』の修繕維持をするための策から派生したものである。会員様(以下、隊員とよぶ)には、家の修繕維持費として月額500円+庭の草刈りや清掃を行っていただく。そのお礼として幾つかの特典を用意した。特典の一つに、この畑がある。
このコミュニティを『下邑家の草刈隊』と名付けた。
農園は、協生農法と福津農園の農法を参考に、無農薬・無耕起・無施肥で美味しい野菜ができるかを隊員と共に実験する。固定種を種を自家採取する。拘束時間が少なく、機械を使わない。この農法は忙しい現代人にとって最適な手法となるはずだ。
参考
協生農法マニュアル
協生農法のやり方が事細かに書かれている。「2-2-2-2. 果樹と多年草を中心に低コストで野菜も混生する場合」を参考にしているが、隊員の希望を尊重する。
協生農法 友の会
協生農法の実践者がFacebook上で情報交換をしている。質問すると答えてくれるので、できれば入っておくと良い。
協生農法のテレビ特集
協生農法の概要について分かりやすくまとめられている。
福津農園のテレビ特集
福津農園の農法について分かりやすくまとめられている。雑草の中に種を蒔き、その雑草を刈ったのちに被せている。
品種登録データ検索
品種登録(野菜の著作権のようなもの)の有無を確認できる。邑マルシェで販売することを視野に入れているため確認必須。1項目の「農林水産植物の種類」に野菜名(例:ニンジン)、または2項目目の「出願品種の名称又はその読み」に品種名(例:湯上がり娘)を入れて検索する。ただし一般的にはパッケージで品種登録の有無が確認できる。
野菜の品種登録とF1の有無調査
品種登録有無・F1品種かどうかを調べた結果をnote上にまとめている。
下邑家の草刈隊 契約書
隊員が入隊する際の契約書。第3条に農園のルールを記した。
畑の配置図
草刈隊員が畑のどの位置に種苗を植えたか、あるいは植えようとしているかを情報共有するための図。
2024年3月16日(土)
草刈後にイチジク植樹
金属ブレードタイプの刈払機で、草を刈った後に、イチジク(ドーフィン3本・ホワイトスキア1本)を植樹。(下邑)
2024年3月23日(土)
イチジク移植
有機農業は隣の畑との距離をとる必要があることを思い出し移動。距離に明確な決まりがなく、環境によって異なるとのこと。いずれ販売することを見据えて距離をとることは大事だ。(下邑)
2024年5月14日(金)
イチジク2本枯れる
ドーフィン1本、ホワイトスキア1本が枯れたことを確認。3月23日の植え替えが原因か。(下邑)
サツマイモを植える
翌日の雨予報に合わせて、サツマイモ(安納こがね)50本の苗を30cm間隔で植えた。苗は3280円でメルカリにて購入。
土を手で掘って、斜め挿しした。その後にサツマイモの上に草を乗せるイメージで、刈払機で草を刈った。
協生農法は密生・混成がキーワードのため、多種の野菜を混ぜて植えるのが良いそうだが、既に多種多様な雑草が生えているので、サツマイモ単体で植えても良いのではないだろうか。(下邑)
2024年5月27日(木)
枝豆の種まき
翌日の雨予報に合わせて、枝豆(湯あがり娘)40mlの種まきをした。種の個数を数えなかったので、このサイトを参考に100個植えたことにした。(下邑)
サツマイモの生育状況
順調に育っている。(下邑)
2024年6月9日(日)
枝豆の生育状況
芽が2つ出ていることを確認。発芽率低めか。(下邑)
サツマイモの生育状況
葉の枚数が増え、背丈も大きくなった。(下邑)
2024年6月15日(土)
グミ、梅の挿し木
畑に日陰をつくること、野鳥を呼び寄せて土の栄養価を高めることを目的に果実を育てることにした。元から庭に植っていたグミと梅の木の挿木した。
協生農法マニュアルによると野菜は日陰の方がよく育つとのこと。(下邑)
枝豆の生育状況
19個の発芽を確認。およそ20%の発芽率。(下邑)
サツマイモの生育状況
順調。(下邑)
イチジクの生育状況
順調。(下邑)
2024年6月22日(土)
次の一手をどうするか
今月、来月に植えたい野菜が見つからない。それならば梅雨に入る前に草を全部刈ってしまい、梅雨の雨で発酵させようか迷っている(下邑)
畑の生態系
右半分と左半分とで草の種類が違う。右側の方が草が少ない、つまり栄養が少ないと判断して、過酷な環境でよく育つサツマイモを5月に植えた。(下邑)
サツマイモの生育状況
セイタカアワダチソウの木陰になっているサツマイモの方が大きく育っている。ただ一気に育つと密度が低くなるのではなかろうか。食べてからのお楽しみだ。(下邑)
エダマメの生育状況
虫食いが多いが、このまま放置してみる。発芽率は18%でこれ以上、芽は増えなさそうだ。(下邑)
イチジクの生育状況
上へ高く伸びている(下邑)
2024年7月4日(木)
とりあえず、草の全刈りはしない
協生農法マニュアルをよく読み込んでみると、8月の第1週に草を刈るとある。夏の暑さ+雨が降ることで分解が加速するためとのこと。30度超えが続いているので、もう十分暑い気がするが、今年の草の全刈りはもう一ヶ月待ってみる。(下邑)
2024年7月13日(土)
イチジクの生育状況
順調(下邑)
エダマメの生育状況
順調。暑すぎて発芽率を確認し忘れた(下邑)
サツマイモの生育状況
つる返しをした。(下邑)
2024年7月14日(日)
サツマイモのつる挿しづくり→即植える
枝先から100cmほどのところを切り、さらに5分割した。それぞれ、節は3節。
つる先は弱いので発根しないとの情報があるが、試しに植えてみた。来週、生育順調なら、更につる挿しをしようと思う。(下邑)
コマツナの種まき
時間がなかったので種だけ蒔いて、翌週に草刈り予定
2024年7月20日(土)
種まき(ロデリカにんじん・四葉キュウリ・つるなし平さやいんげん・ブロッコリー ドシコ・キャベツ ホルシュタイナーブラッター)
先週、コマツナの種を蒔いたところに上記5種の種を蒔いた。つまり、同じ場所に6種の野菜たちが密生混生して生えてくることを期待している。(下邑)
サツマイモの生育状況(つる挿しの結果)
先週、サツマイモつる挿しをした結果、ほぼ成功した。ただしツルの先端部分は枯れていた。ネットで調べた結果、先端は弱いとの情報あり。
2024年7月21日(日)
サツマイモのつる挿し 25本
つる挿し効果ありなのが分かったので、子つる25本分をつくり、半日ほど天日干しして、つるの切口を乾燥させてから植えた。7月20にニンジンやキュウリなどを植えた場所と同じところに植えた。これで多様な生態系になるか楽しみだ(下邑)
エダマメ 小さなサヤ
薄っぺらくて小さなサヤができていた。
2024年7月23日(火)
サツマイモのつる挿し はしない方がよかった?
つるを切ると、つるの中のでんぷんが芋にいかなくなるそうだ。なので秋の収穫の時のついでにつるを回収して、ビニール袋に入れて、保水し、室内保管。翌年つるを植える…がよさそう。
謎のツル性の雑草はアレチウリ?
強い繁殖力で重みがあるので、枝豆レベルのものは押しつぶすそうだ。引っこ抜くことは協生農法ルール的にアウトな気がするので切ろうと思う。ちなみに葉を食べられるらしいので余裕があれば食してみよう。
2024年7月25日(木)
畑の草刈
増えすぎたアレチウリを刈った。まだ全体の5分の1しか刈れていない。
アレチウリは育つとトゲが出るらしいのでこわい。トマトやサツマイモなど地表を覆う系の野菜たちをたくさん植えて、抑えていくのが良さそう。
2024年7月26日(金)
畑の草刈
増えすぎたアレチウリを刈る 2日目
グミの木挿し木
2024年8月6日(火)
トウモロコシ ゴールデンバンタムの種まき
協生農法マニュアルでは、多くの栄養を必要とするトウモロコシは有機農業には向かないとの記述があったが、実験的に播いた。推奨時期よりも1ヶ月遅く播いた。
2024年8月12日(月)
エダマメ試し収穫
2鞘を食した。美味だ。食感と豆の生きの良さ。来年にもタネとして残したいので食べ切らないようにしたい。願わくば100粒残したい。
2024年8月15日(木)
にんじんミックス・マルシェドパリにんじん・宮重大根・紅芯大根の種まき
ニンジンは適切な時期より遅く、大根は適切な時期より早く種を播くことになった。本日、種が届き、明日から台風のため、早速18時ごろに播いた。長雨が悪影響となるかもしれないが、11月9日開催の邑マルシェで販売したいので、多少損失があっても構わない。
2024年8月19日(月)
プルーン スタンレーを鉢植え
メルカリで買ったプルーンスタンレーを鉢に植えた。10月〜11月に畑に植樹予定。土は畑のものを使い、一番上に家の敷地内にある枯れ草をのせた。鉢底に石を入れ忘れてしまったため、通気性の良い台を下に置いた。
2024年8月20日(火)
オリーブ バルネアを鉢植え
メルカリで買ったオリーブ バルネアを鉢に植えた。10月〜11月に畑に植樹予定。土は畑のものを使い、一番上に家の敷地内にある枯れ草をのせた。今度は忘れずに石を入れた。
冬越黒田五寸人参・パープルドラゴン人参・ラブリーキャロット・青丸紅芯大根・赤丸金門二十日大根・大蔵大根の種まき
野口のタネで購入した種を播いた。
8月15日に植えたニンジンの芽吹きが良くなかった。おそらく土に深く植えすぎた。対策として下記画像のコメントに記載した播き方をした。
2024年8月25日(日)
ジューンベリー(品種不明)を鉢植え
ジモティで買ったジューンベリー3本の枝を挿木した。調べたところPVPのジューンベリーはないとのこと。
ザクロ(品種不明)を鉢植え
ジモティで買ったザクロ1本を鉢植えした。調べたところPVPのジューンベリーはないとのこと。
2024年9月4日(水)
石倉一本ねぎ300粒(たねの森)、余目一本太葱1200粒(野口のたね)、金カブ1000粒(野口のたね)、ラディッシュミックス200粒(たねの森)、ポポー(果実のまま植える)
上の草をどかして、種をばらまき、草を被せ直した。
ポポーの実ごと埋める
ジモティでもらったポポーの実を、実のまま土の中に埋めた。
エダマメの生育状況
ほぼ獣に、喰われた模様。
2024年9月10日(火)
ブルーベリーの苗木を購入
ブドウの苗木を購入
2024年9月18日(水)
ダイコンとニンジンの生育状況
生育最適温度を超える日が続き、ダイコンは生育がとまり、ニンジンは芽が出てこない。通常9月の種まきが最適なようだったので、事前情報に従ったが、来年は涼しくなってから種まきしよう。今年も涼しくなたあたりで、生育状況を見て、発芽してないようであれば、もう一度種まきをして良いかもしれない。
2024年9月22日(日)
のらぼう菜・木曽紫カブ・二十日大根・極太ニンジン(オレンジジャイアント)・西洋赤大根・丸葉小松菜・ビーツ(チオギア)・ボリジ・ほうれん草(アーリージャイアントリーフ)の種まき
メーカーはすべて(株)グリーンフィールドプロジェクトの種。
サツマイモ(安納こがね)の生育状況
試しに少し掘って覗いてみた。手のひらくらいの大きさ。収穫の適期がよくわからない。葉が黄色くなったタイミングが良しとされるらしい。いずれにせよ、しばらく雨予報なので、晴れになったら試し堀りをしようと思う。
キュウリ(四葉キュウリ)の生育状況
よく見ぬうちに、できていた。大きくなって食す適期が過ぎていた。まだ、いくつかは小さめのキュウリがあるので、しばらく注視しよう。
イチジクの生育状況
実がいくつもなっている。
赤丸金門二十日大根の生育状況
8月20日に播いたもの。かなり辛かった。発芽率も低い。栄養、水不足か。時期も良くなかったのだろうか。
2024年10月5日(土)
サツマイモ周りの草刈
サツマイモの日当たりが悪く、葉っぱが成長していなかったので、3人で草刈。刈払機だと、誤ってサツマイモも刈りそうなので、ノコギリを使って手刈りした。もう収穫できる頃なのだろうが、晴れの日がなく、収穫できない。
2024年10月10日(木)
ふゆ菜(早生油菜)、な花(寒咲花菜)、茎ブロッコリー(パープルサンティ)、ラディッシュ(紅白セミロングタイプ)、ラディッシュ(ナショナル3)赤バジルの種まき
畑の左手前に播いた。
2024年10月12日(土)
サツマイモ収穫
3日間は畑の上で、天日干し。次の1週間は、米倉の軒下(日陰になり、風通しの良い場所)に置いたのちに、米倉や米保管庫などの冷暗所(15度が適温)に保管する予定。
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