本を探すことでいい運動になる
自粛が叫ばれているGWを、新しい図書館通いしている私は、
以前、わが町の町議会議員が、新しい図書館建設の際、
一般質問でこんな話をしたのを思い出した。
「高齢者の健康にとって運動が重要であることは、わかりやすいのですが、
読書が重要だという研究成果があることを最近知りました」と。
山梨県のデータを示しながら、県立図書館の利用者の声を披露してくれた。
「本を探すことでいい運動になる(図書館内をよく歩くため)」
「知的な刺激を受ける(様々なジャンルの本を読むことで)」
「記憶が呼び覚まされる(旅行雑誌を見てかつての旅行を思い出す)」
また「読書習慣のある人は、無い人に比べて23カ月寿命が長い」というデータ、
「性別や健康状態、財産、学歴に関係なく、
純粋に本を読むことが長寿につながった」というデータ、
「図書館が近くにある人は、要介護リスクが低い」というデータまで。
「『心が動くと体が動く』という言葉もある通り、
『本や雑誌を読む』ことは、行動を起こすきっかけを与えてくれる」と。
そこで私は、自分の体で実験することを思いつき、
ある本を探して、町内4箇所の大型書店と新図書館に足を運んだ。
各書店には配架の特色があるし、町図書館にも10分類に基づく配架があり、
一冊の本を探すことで10,000歩以上歩いた、と万歩計が教えてくれた。
確かに「本を探すことでいい運動になる」。
図書館の中を歩き回るだけでも、消費カロリーは増えるに違いない。
是非、お試しあれ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?