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売り込みの先に掴んだご縁、引き寄せたチャンスが、私の人生にはかなりある
実は、2024年は、私にとって"売り込みに明け暮れた年"だった。
「どうしても書籍化したい(それも大きな初版部数で!!)」と思う企画があり、自分の中にある構想を実現するべく、今年の2月からずっと、通常の活動と並行してアグレッシブな売り込みを続けながら暮らしていた。
私が言う「売り込み」というのは、企業(または、そこで働く人たち)に対して、「下田美咲です!!私の考えた企画を採用してください!!」という営業をかけることなのだけど、私が今回のような"売り込み"に踏み切ったのは、実に9年ぶりのことだった。
2015年に「新型ぶりっ子のススメ」の原型となった企画書を持って売り込みに回った時ぶり。
あの時もすごく必死だった。まさにやりちぎっていて、やれるだけのことをしていた。その結果として、すごく組んでみたかった編集チームと組むことができて、そうして形になったのがあの一冊だった。
当時の私にとってあの企画は、"作家として生きていけるかどうかの分かれ道、下田美咲として起死回生の一手"だった。
そして実際に、あの時の売り込みと、そうして世に出回ったあの一冊のおかげで、今の自分がいる。本当にあれは、起死回生の一手だった。下田美咲を"コールの女王"から"令和時代の売れっ子エッセイスト"に転向できたのは、あの一手があってこそだった。
それから9年間、私は売り込みを行っていなかった。
その必要性もなかったし、新型ぶりっ子の原型となった企画を閃いた時のような「こ、これは…!売り込み案件だ!!」と思うアイディアもなかったから。ひたすら自己完結する企画をやりちぎってぶちかましながら、エッセイスト・下田美咲としての実績を積み上げる日々だった。
しかし今年の始め、私は9年ぶりに「こ、これは、売り込み案件だ」と思う企画を閃くに至った。紆余曲折あってのことだった。
※その辺りのことはビジネス論のドキュメンタリーシリーズにて記録している!
そうして、9年ぶりの"売り込み活動"に着手したのが2月のことだった。
そこから約10ヶ月の時を経て、11月末現在、その売り込み活動が実って、いくつか始動し始めたプロジェクトがある。
今年の9月に行ったトークショーも実はそういうことだったし、まもなく始まる新連載(note以外だとcakes以来であり、実に8年ぶりの新連載!)も、売り込み先に掴んだチャンスの1つだ。
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そして、まだ発表できていないし、本決まりはしていないのだけど、おそらく年内には上手くまとまっていきそうなドデカ・プロジェクトがあと2つある。
9年ぶりの売り込み活動は大成功だった、と思えている。多くの実りを掴めた。本当にいろんなことが起きた10ヶ月だった。
さて、そんな9年ぶりの"売り込み"を通して、自分の中で言語化されたことがある。そう、それが「下田美咲の売り込み論」だ。
本格的にエッセイストになってからは一度も売り込みをしていなかったため、売り込み活動を行う際の自分が具体的にどんな軸を持ち、何を狙い、何を考え、1つ1つの行動を選択・決定しているのかということを、言葉として意識をしたことがなかったのだけど、プロの作家として書いて書いて書いて書きまくる数年間を過ごした後に売り込み期間に入った今回、それが自分の中でハッキリと言語化された。
「ああ、私って、売り込む時にこういう軸を持ってやってる人間なんだな」って、自覚的になった。「ああ、なるほど、だからうまくいくんだな」とも思った。
そして実際にうまくいった。
自分が動かなければ存在自体しなかったいくつものチャンスを引き寄せたし、そして掴んだ。
今年の2月の時点では、全く予定になかったことだらけの2025年を迎えられそうな見通しが立っている。すっごく楽しみ。めっちゃワクワクしてる。
本当なら、まもなく決まりそうなドデカ・プロジェクト2つが本決まりをしてから、それを発表すると共にこの売り込み論を打ち出した方がいいと思うのだけど(それを発表することは、この売り込み論の有効性を示す根拠になるから)、おそらく、それが本決まりした瞬間から、私はとてつもなく忙しくなる。物理的にも、精神的にも、そのプロジェクトのことでいっぱいいっぱいになるだろう。そのくらいドデカ・プロジェクトだから。
つまりのこと、本決まり後は、売り込み論を書く余裕がなくなる。
だから、根拠を示すにはちょっと早くて、フライングになってしまうけど、私はこのタイミングで書くことにした。
「新型ぶりっ子のススメ」は直近の売り込みの成果なのだけど、それ以前にもたびたび、私は自分の人生をアグレッシブな売り込みによって動かしてきた。
「お手を拝借!もういっちょ!」という楽曲もまた、私が企画書を持って売り込んだことから生まれたものだし、今となっては知っている人が少なそうだけど、その前に私は「女々しくて」のカバーで音源を出しているのだけど、それもまた私の売り込みが功を奏して掴んだチャンスだった。
売り込みの先に掴んだご縁、引き寄せたチャンスが、私の人生にはかなりある。それ自体は大きな成果になっていない場合でも、それが点となって、その点がいくつか集まった時に力強い線となって人生が大きく前進したケースも沢山あった。
売り込む力は、自分を押し上げていく上で、行きたい場所に向かう上で、すごく重要で、いろんなフェーズで飛躍の鍵になる。
私の人生で言えば、欠かせない能力の1つだった。
私は、自分自身が持つ"売り込む力の強さ"があってこそ、ここまで来れた。
ということで今回は、そんな私の"売り込み論"を言語化していく。
売り込みに取り組む際、私は何を思い、何を考え、どこを狙い、どんな言動をして、ご縁を切り拓き、成果を掴み取っているのか。全8つの"売り込みの論"を紹介していく新連載、本日よりスタートです!
【今回のマガジンはこんな人にオススメです!】
・企画、商品、自分自身などを売り込む力を上げたい人
・営業力を高めたい人
・営業トークを磨きたい人
・「売る力とは」についての思考を深めたい人
・選ばれる人になりたい人
・人間力を上げたい人
・「圧倒的な人」になりたい人
・売り込みがうまくいかなくて困っている人
・営業成績が悪い人
・営業力に自信がない人
・ビジネススキルやセンスを養いたい人
・ビジネスマンとしてレベルアップしたい人
・美咲脳が好きな人
・下田美咲が何を考えどう動いているのか知りたい人
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身も蓋もない話。〜あらゆる持論が詰まったマガジン〜
2016年11月1日に結婚しました。2017年9月13日に出産しました。2019年8月に夫に退職してもらい、新生活を始めました。2021年…
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