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Nikon New FM2 カメラ趣味の故郷

今回はFM2です。面白いカメラというわけではないですが、Zfの出た今、ある意味時代に沿っているのかと思い。

フィルム時代、学校に教材用として置いている所が多かったらしい。レトロな記号として映るのはそういった背景からか。

学生時代から使っていてまだ持っている方も多く、よく撮影シーンでも見かけます。そういった点では写真教育を受けた方にとっては故郷のようなカメラだろう。

1984年頃の個体。newになってすぐのやつで、縦走りチタンシャッターのハニカムが残っているやつ。のちにアルミのツルツルに変更されており、個人的にはハニカムの方が好みなので狙って買いました。
Newか否かはシリアルナンバーの横にNが付いてるか、同調が1/250かどうか、辺りですぐわかると思います。

ボディはそこそこ軽くライカなどと比べるとかなりフランクに持ち出せます。

西表にて。

露出計内蔵でかなり使いやすい。指針式ではなく、現代的なLED表示式なので表示が明確。

右側に露出計。分かりづらいが上の方にAiレンズ特有の絞り値確認窓がある。

FM2で使うなら、パンケーキ標準レンズAi NIKKOR 50mm f/1.8Sがいい。
小さいボディに、小さいレンズがしっかりと似合う。旅先に持ち運ぶことが多いので重さを削減できるのは非常にありがたい。

FM2ボディが壊れていることは殆どない印象だが、レンズはそこそこ神経質に選んで良いと思う。中古市場ではろくに管理されず曇っている個体が半分くらい。

この状態で撮影可能。

巻き上げレバーを少し持ち上げるとシャッターのロックが解除され露出計の電源が入ります。ヒューマンエラーをなくすため、非常によく考えられている。

利島
西表島
利島
西表島
芳賀町

一眼レフなので、ミラーのズレは怖いですが、基本的には安定して使えて総合的にも良いカメラです。

最悪電池が切れても、使えますしね。

ちなみに。
このカメラ、実はFM3Aのスクリーンが使えます。まだ新品で手に入る非常に入手性&視認性の良いスクリーンなので是非使ってみてください。

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