Flextightを使って、ちょっとだけプロ気分。
はじめに
これはアーカイブ記事です。すでにFlextightは売却済みですので質問等にはお答えできません。あしからず。
仮想ドラムスキャンが出来ることで有名なFlextightを手に入れてみました。
Flextightといえば、ハッセルブラッド銘のついたX5などがよく聞かれる印象ですが、2004年の買収前はimacon社が販売していたシリーズになります。
最近手に入れたFlextight Precision Ⅱはかなり古い機種でもちろんimacon時代の機種です。2000年頃の製品です。まだ動くんですからねぇ、偉いものです。
ハードウェアは2000年頃製造のPrecision Ⅱですが、中身のシステムは2001年発表のPrecision Ⅲのものにアップグレードされています。(速度の向上などがあるらしい。)
小さく「by imacon」とある。ここのロゴも製造された時期によって数種類ある。(気がする)
変な形をしている。
この時代はUSBでもなく、Firewireでもなく、いにしえの接続方式、SCSIをつかいます。
しかし、SCSIさえ繋がってしまえばこっちのもんで、現状はwin10のマシーンで動作しています。古いOSを使わなくて済んでいるのでデータ管理などがかなり楽。
接続するときはSCSI端末らしく、PCの電源投入前に電源を入れ認識させてやらないといけない。これもまた儀式のようなものである。
印刷、製版や、ストックフォト系の業界向けの機械なので、4x5までスキャンできる。
いまの時代には本当に無用の長物。
マグネットのキャリアのようなものに挟んで吸い込まれるような形で動作する。
原稿にカーブを付け丸めてスキャンするのでピント精度の狂いやニュートンリングの発生が起きない。
小さい蛍光灯が光源。一応交換出来るようになっているし、交換用の球もかんたんに手に入る。
ハードのことばかり話してもね、って感じなので、こんな感じの色乗りだよ、 っていうやつだけ貼って今回はお別れです。
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