ロールモデルの呪い。
キャリアコンサルタントとして活動していると、
『今の職場にはロールモデルがいないので』とか
『ロールモデルだと思っていた人に幻滅した』とか
『勝手にロールモデルにされるのが辛い』とか、
そんな悩みを聞くことがよくあります。私はこれをロールモデルの呪いだと思っていて。
この世の中は、価値観や環境、何もかもが違う人たちが共に生きていることは誰もが知っているはずで。目指す姿やそこにいたるまでのプロセスも違って当然。
ダイバーシティで盛り上がるなら、
違いにこそ価値があることも、きっと分かっているはずのこと。
それでも、最初から存在するはずのない完璧なロールモデルを、
なぜか同性の・なぜか環境が近しい人から延々と探し、時に幻滅したり追い詰められたり…
もうまさに呪いかなと。
ロールモデルは男性でも女性でも、
なんなら掛け持ちしたって良い。
日々、そんな雑な憧れを集めながら、
自分だけの道を自分で作り上げていくのが、
人生の醍醐味ではないかと。私はそう思っています。
今日も読んでいただきありがとうございました!
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