最優秀MGR賞をいただけた話。
ちょうど4月になり、私は現職に入社して1年が経ちました。
4月は当社としては年間賞を発表するタイミングでもあり、みなさんの会社もそうではないでしょうか。
私は光栄にも数々の賞が発表される中、さいごのクライマックスの賞でもあり、当社では一番大きな賞(たぶん)でもある、年間 最優秀MGR賞をいただくことになりました。
まずはここまで関わりをくださった同僚・部下・上司・お客様・パートナーとすべての方に感謝しています。ありがとうございます。
今日はせっかくこんな光栄な賞をいただいたのでいろんな皆様へのお礼も兼ねて、その賞をいただくまでに
私が考えていたことやスタンスみたいなものをアウトプットします。
ほぼこの内容が、
私のマネジメントスタイルであったり、働くスタイルそのものです。
その前に、、
この賞すごいの?と思う人もいると思います。
個人的にはすごく嬉しかった賞でした。
理由は自身でいうのも、、、ですが
当社のマネージャーは強烈に優秀だからです。
その中で選んでもらえたので、そりゃー光栄ですよ。
石田さんがnote書いてるので ↑ に添えます
こういうレベル高い人と働けて幸せです。
成長を常に実感します。
他にも歴戦の猛者&目標ハイ達成マネージャーばかりなのですよ。
当社の成長を現場で遂行している
マネージャーたちですから、そりゃ優秀です。
その光栄さ、が伝わったでしょうか。
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余談で、今回の受賞で感じた話
ほんとに嬉しかったんですよね。
理由はいままでの仕事人生で表彰してもらったことが無いからです。
私は社会人10年になりました。
これまでベンチャー企業~大手企業まで渡り歩きましたし、メンバー~マネージャー~部長~役員~経営陣とすべてをやってきました。
手前味噌ですが、営業成績も良いほうだと思います。
正直年間予算を億単位を稼いできました。
一番多いときは
年間予算5億(新規1億 / 既存4億)でした。
目標もずっと120% ONの達成もしてきました(自慢みたいに聞こえるけど)
それでも私はいままで、こういう受賞ができませんでした。それは人間性が足りず、売上が上がれば良いだろ営業だったからです。営業成果だけでは受賞できないものです。
人間性・周りからの評判が重なって、
受賞となるものです。
(なので私はずっと2位でした)
そして、このところは「表彰をする側」だったこともあり
表彰って嬉しいよな~だなんて思いながら、
「もう経験しないのかぁ。。。」なんて思ったりもしました。
もちろんまだまだ未熟なところばかりですが、
私はすごく人間性が低くて、本当苦労していました。
過去のマネジメントでたくさんの辛い事がありました。
・私が至らないせいで大量にメンバーが離職
・私の言葉に傷ついたと部下からクレーム
・何考えているかわからないと陰口
・顧客から清水さん部下から清水さんの不満聞いてますと言われる
・言ってることがコロコロ変わるから付いていけないと言われる
・面と向かって信頼できないと言われる
・清水さんのせいでAさんが辞めたと言われる
・清水さんがいると仕事やりづらいと言われる
・お前がいると仕事増えると言われる
などなど、苦しい時期が長かった・・・
当時はストレスありすぎて、体調もずっと悪かった。
また、もちろんマネジメントだけではなく、普段周りへの接し方もうまく周りを信頼できず、ぎくしゃくしながら、それを塗り替えるほどのパワーと労働時間でやってきていました。
そんなこともあった過去に追加して、
・表彰する側として表彰された人の表情
・発表後からさらに成長する受賞者
・表彰する側の嬉しさ
・表彰する側の発表を早くしたいワクワク感
などを知っていることも加わり、
なんだか、
この受賞は感激も大きかったわけです。
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どうしても受賞したかった新人賞を思い出した
新卒で入社したベンチャー企業。
外資コンサルの内定よりもベンチャーを選んだ。夢があったからだ。
私は「成果」「功績」をあげることに燃えていました。
ベンチャーに来たんだ!というアツい想いから
とても頑張ったんです。
朝から晩まで営業、テレアポかけまくって
晩から深夜までプログラムやって、システム開発して、一人で3人分くらい働いていたんです
でも受賞は違う新卒でした。新人賞2位。
1位でなければ表彰されません。
私は受賞できませんでした。
あの日を今でも忘れていません。
悔しかった。
強烈に悔しくて、悔して
表彰式後の懇親会に参加できなかった。
他の人に顔を見せられなかった。
帰り道、
悔しすぎて家に帰宅することもできずに、
なんとなく秋葉原のネカフェでぼーっとし、
そのまま散々泣いた。声あげて泣いた。
あぁ自分は全力だったんだなぁって、
「悔しさ」を心から感じた日だった。
誰にも相談せず、ただ一人泣いた日だった。
そしてこの悔しさを社内で相談する人もいない
という情けなさにも気づいた一日でした。
受賞のとき、コメントを聞きながら、それを思い出していた。
それはこの一年、
もう一度ゼロからやり直すつもりで全力でやってきたからだった。
自分がいままで築き上げたものを一旦置き、
もう一度新しい自分を築き上げよう、
そう思って踏ん張った一年だったからだ。
経営陣だった自分を捨てました。
あらゆる経験も、本で得たノウハウも、一旦捨てました。
目の前のメンバーや仕事を考えて、一生懸命やろうと思った一年でした。
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どうして受賞できたのか。何をしてきたのか。
ついつい昔を思い出して、気持ちがアツくなってしまいました・・・
さて、本題です。どうして受賞できたの?何したの?
という話なのですが、よく考えてみたんですが
ノウハウをお求めの方すいません、
至極当たり前のようなことをこのあと書いていきます。
実際に「当たり前のことをちゃんとやった」という話なので・・・
私がマネージャーとして大切にしたことは
・誰よりも会社とメンバーのことを好きになろうと努力した
・どうしたらみんなが夢中で楽しいかを誰よりも考えた
・戦略とビジョンを誰よりも描いて伝えた
・みんなが働きやすいよう誰よりも率先垂範した
ただこれだけです。
自分なりに今までの経験をステイさせ、
イチからどうすべきかを考えてやってみたことばかりです。
やってみて、やっぱりこれが大切だと思うことです。
誰よりも会社とメンバーのことを好きになろうとした
最もこれが大切なことです。
マネジメントの一丁目一番地は
「好きになること」だ。
そしてその結果(好きになったこと)により、
その好きな人たちが24時間夢中でやりたくなるような世界、仕事環境をつくろうと思えるようになる。
人は好きでないと、興味がわかないし、
好きという気持ちがなにか新しい発想をつくったりするものだ。
一般的には表面的なマネジメントの本などの言葉でいえば、
「環境づくり」「動機づけ」などというが、
その源泉は「好き」という気持ちだと思う。
好きになるために、は相手の理解なので、
好きになる⇔理解する⇔相手のことがわかる⇔好きになる
という構造になるので、
相手のことを理解しようとすることが大切です。
もちろん私はチームメンバーのことが好きで
とても信頼しています。
たまに怒られますが、大切なメンバーの声なのでそれもちゃんと受け入れようと思えています。
さて、
メンバーや周りの人、会社を好きになると視えるものがあります。
・その人の強み
・その人の楽しいこと、無我夢中になれること
・会社の弱みや課題
・会社の流れや流動感 などなど
これらが見えてくると、○○はこれ得意なのか
とかを1つずつ自分の中に蓄積しました。
また会社の弱み、課題、流れをしっかり理解していれば、
個性に対する仕事を渡していけますよね。
それぞれの個性を見つめて、仕事を渡していく
強みとは仕事の中でとても大切な要素だと捉えています。
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どうしたらみんなが夢中で楽しいかを誰よりも考えた
私の考えなのですが、人の能力には確かに差があります。
生まれ持った才能や経験によって差が出てしまうのは事実です。
しかし、これまでたくさんのマネジメントをしてきて、わかったこともあります。
それは全力でやった一年間に才能は勝てない、ということです。
(それでも例外として天才中の天才とかはやっぱりいます。でもそういう人って努力の天才でもあるから、なんともいえないのですが)
全力でやって成果が出ると成長もするし楽しい
全力でいるときは集中しているし夢中は楽しい
そういった良いスパイラルを作れるかどうかが
すごく大切だなぁと思っているわけです。
ではどうしたらそんなにも「全力で」仕事に取り組めるのか。
その答えが「強み」と「楽しさ」にあります。
みなさんもそうではないでしょうか。
24時間、時間を忘れてやれてしまうことって
「強み」が活かせることAND「楽しい」ことだけですよね?
だからこそ、
「強み」と「楽しさ」に合わせた仕事や役割分担をどうできるか
が大切だということです。
ストレングスファインダーを使って、
個々に好きな仕事、没頭できる事を聞いて、
少しでもそういう仕事を任せられるように対応をしていました。
毎回の1on1の中で
・最近どうなのか
・困っていることがないか(ネガティブ)
・楽しいことはなにか(ポジティブ)
を聞く中で、それぞれが楽しいと思えることを
一人ひとりについて考えるようにしていました。
そして、その一人ひとりのことを考えることを
楽しいと思えるように、ここ知るような努力をしました。
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戦略とビジョンを誰よりも描いて伝えた
少し前にチームへ半期のビジョンやミッションを伝えていくタイミングで
クラウドサインの橘さんが同席してくださり、noteに書いてくれました。
折に触れて、チームへビジョンやミッションを伝えていました。
私はマネージャーの仕事の1つに
チームの「ミッション」「VISION」を明確にすることがあると思っています。
1つのことを追いかけようとするからこそ
チームは1つになれるし、同方向を向けます。
1つのことを決めるからこそ、あらゆる判断ができるようになります。
トップの最も大事な仕事の1つが
あらゆる判断やチームづくりの軸となる
「北極星」を決めることだと思います。
そして、その「北極星」がはるか高いこと、
すなわち、
高いゴール設定をしていくことが大事だとも思っています
また大切な考え方として
「プロセスのわからないゴール設定」こそ「ゴール設定」
だと捉えています。
こちらは私がやっていた社内研修資料の1スライドです。
スライドの通りですが、
高い成果・結果を出すのは「努力」ではない
「視点」であり「プロセス」ということです
高い視点のゴールは努力量を増やすのではなく
チームの力やプロセスを変えることでしか達成できません。
高い目標/ゴールは一人ではできませんし、
そもそも会社/組織でやるということは
一人で達成できるゴールではなく、信頼し合うことで、やっとの想いで達成できるゴール設定をすべきです。
それが「苦しさ」「ストレス」になるかもしれませんが、高い成果や信頼となって跳ね返ります。
未来をつくる、考えることは
そのチームのトップにしかできないことだし、
トップにこそ求められることだと思っています。
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みんなが働きやすいよう誰よりも率先垂範した
そろそろ文章が長くなってきましたね。
2つに分けるべきだったかな、、、と反省。
もう少しお付き合いください。
上の画像は山本五十六の言葉ですね。
有名な言葉です。
やっはり「やってみせ」が大事だと思うんですよね。
だからこそ、自分ルールをつくって、
やってきたことがたくさんあります。
・チームで一番、キーマンとコミュニケーションをとる
・チームで一番、チームの仕事のしやすさを考える
・チームで一番、感謝を誰よりもする
・チームで一番、発信をする
・チームで一番、機嫌でいる
もちろんできていないこともあるし、
足りないこともあるけど、素敵なチームを考えたときにこういうことを率先してやろう、と決めたわけです。
その考えの中心にあるのは、
また私がやっている研修資料からですが、
やはり、私のポジションは
周りがいて成り立つものだな、ということを腹落ちすることです。
当たり前の話ですが、
部下がいなければ私は上司ではありません
メンバーがいるから私はいろいろな発想を現実にできます
たまに、上司やマネジメント側になると
自分が「何者かにでもなった」ように振る舞う人がいますが、完全に勘違いです。
自分はマネジメント側になったけど
なったからといって実力は変わらない。
メンバー達の助力があるから大きなことをできる。
そういうことなのに。
であれば、部下やメンバーを大切にするはずだし、自分は周りによって今を確立させてもらっていると思えるわけです。
また、トップや管理職になると
「すごい人」と会える頻度も増えてきます。
そうすると「俺すごいかも?」となることがあります。これも完全に勘違いです。
すごいのは会っている相手であり、
自分を支えてくれているメンバーです。
全く自分ではありません。
少し話を脱線してしまいましたが、、
その支えてくれるチームのために、
もっと支えようとし、そのチームを活かすため
ゴール設定やビジョンを明確にすること
そして、率先垂範することが大事だと思うわけです。
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終わりに。
偉そうにベラベラと話した、書いたわけですが
ぶっちゃけ全部やりきれているわけじゃないです。
けど、こういうことを想って
やってきたことをシェアをさせて頂きました
多少の表現の大小はご容赦ください。
最後に、この場を借りて、
この一年間、一緒に走ってくれた皆さんに感謝をお伝えしたい。
最初に声をかけてくれ、相談させてくれ、
ベルフェイスという新しい道をつくってくれた西山さん
きっかけをくれた西山さんに誰よりも感謝しています
最初にベルフェイスの良さを教えてくれ
私の未来を一緒に考えてくれた中島さん
新卒でありながら、日々一緒に悩み
週末も一生懸命勉強し、走ってくれた森山くん
いつも楽しく、最高にクレイジーな環境
1をいったら10以上返ってくる最高のマネージャー陣
新しくチームにジョインしてくれ
立ち上げを戦ってくれている淀さんと神さん
チーム採用を一緒に悩み、時には
強いアドバイスをくれ、支えてくれている増尾さん
私をマネージャーとして迎え入れ
ここまで育ててくれた新卒メンバー
そして、誰よりも最高のパートナーであり
誰よりも一番一緒に悩んでくれた野田さん
弊社内だけでなく、あらゆるパートナーの
支えて、こうなっていくことができました。
(長谷川さん、中村さん、高橋さん、山野辺さん)
すべての関わった人たちに感謝をし
この2020年も走り抜け、自分らしく、
みんなが活躍できるようにしたい。
支えてくれている皆様、
こんな私に力を貸してくださり、
いつもありがとうございます。
皆様と走り抜けていく日々が
最高に楽しいです。