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新時代のロールモデルをつくる組織論

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時代は大きく、早く、変化し続けています。日本でも新時代のロールモデルとなるような組織をつくるために、さまざまな企業の「組織論」についての記事をまとめました。
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記事一覧

2年間のハードシングスと、苦難を乗り越えた10の経営判断|TABIPPO起業、9年目のリアル。

「TABIPPO、大丈夫?」 この2年間で、いったい何人から聞かれただろう。 新型コロナウイルスの影響は、観光・旅行業界にとってはあまりにも大きく、そのど真ん中で仕事をしている僕ら株式会社TABIPPOにも大きな影響がありました。あまりにも、大きすぎる影響でした。 そりゃ、みんな心配になったと思います。いろんな方から「TABIPPOは潰れちゃうのかと思った…」と言われましたし、コロナ以外にも大きな問題も置きました。2020年にコロナがやってきてからのこの2年間、たくさん

清水直哉/しみなお(TABIPPO代表取締役 CEO)のプロフィール・経歴・実績・人生など

ご覧いただきありがとうございます。このページは、株式会社TABIPPOの代表取締役・CEOを務める清水直哉(しみなお)のプロフィールページです。経歴や実績の他に、どんな人生を歩んできたのかなどをまとめています。 プロフィール写真肩書・各種SNSアカウントなど ▼肩書 清水直哉 株式会社TABIPPO 代表取締役 (or 代表取締役 CEO) ▼その他・肩書 一般財団法人PEACE DAY 理事(2018年-) 観光庁 若者のアウトバウンド活性化に関する検討委員(2017年

企業文化とコミュニティの考察。POOLOを終えて考えたこと。

1年のまとめとして記事をずっと書いたのですが。あまりにも1期生たちがエモい記事ばかり書いてたので、少し真面目な文章になってしまいました。この1年間で考え続けたことを(TABIPPO代表・清水直哉) 昨年6月からスタートした「POOLO」の第1期がコロナ渦の5月末に終了しました。 僕らTABIPPOとしては、旅と教育を掛け合わせたあたらしい挑戦であり、社会に対してのあたらしい意思表示でもありました。 200名の仲間と過ごした1年間を、文章で振り返りたいと思います。(最後に

TABIPPOの「CI」を新しく策定、全て公開します(8,000文字)

10周年を迎えたTABIPPOですが、1月20日にあたらしいロゴを発表、翌週にクラウドファンディングをスタート。そして、第3弾が今回です。この記事はTABIPPO代表取締役の清水直哉がお届けします。書くの、疲れました 笑 株式会社TABIPPOの「コーポレートアイデンティティ(=CI)」を新しく策定し直しました。ここまで明文化したのは、初めてのことです。 ひとことで「CI」と言っても、かなり広範囲に渡ります。今回のプロジェクトは、リブランディングも含めて1年がかりで取り掛

2020年という1年への大きな決意表明と、1年の振り返り【5000文字】

2019年の振り返りと、2020年に向けての大きな決意を書こうと思います。清水直哉と、TABIPPOの人生を大きく左右する1年となるはずなので、全ての関わる人に読んで頂きたいです。どうぞ、今年もよろしくおねがいします!(株式会社TABIPPO 代表取締役 清水直哉) *** ついにやってきました2020年です。東京オリンピックもあるし、なんだか節目感もありますが、ぼくらTABIPPOにとっても大切な1年なのです。 実は、TABIPPOが生まれてちょうど10年が経ちます。

ロゴの価値を組織に伝え、"らしさ"を表現する ー アトラエロゴリニューアル1年半の軌跡 ー

株式会社 アトラエのUIUX デザイナーのあらかき(@dillustxx)です。 アトラエはテクノロジーで人の可能性を拡げるPeople Tech事業を手がけ、IT業界に強い転職サイト Green , ビジネスマッチングアプリ yenta, 組織改善プラットフォーム wevox を運営している会社です。 このたび、約1年半に及ぶロゴリニューアルに決着がついたので、皆様にお披露目いたします。 今回のリニューアルプロジェクト、初めはデザイナーチームが感じたちょっとした違和

『ティール組織』の次本(嘉村賢州)

場づくり専門集団のhome’s viの代表理事、東京工業大学リーダーシップ教育院の特任准教授、個人・地域・社会の変容をコ・クリエーション(共創)で起こすコクリ!プロジェクトのディレクター。 様々な活動に取り組むかたわら、膨大な量の書籍を研究や実践に取り入れている『ティール組織』解説者の嘉村賢州さんに、『ティール組織』の次本(次に読むとおすすめの本)を、「世界観」「事例」「手法」の3部構成で紹介していただきます。[編集:山下智也] 『ティール組織』は探求の旅の扉を開く本まず

100人超えスタートアップのHR施策を公開!プレイドの組織づくりにおける非常識とは

はじめまして、株式会社プレイドのアクセラレーターチームでTalent Experience(=いわゆるHR)を担当している城です。プレイドでは、法務、労務、総務、人事、広報などを担当するチームをバックオフィスとは呼ばず、アクセラレーターチームと呼んでいます。 アクセラレーターチームはその名の通り、事業を加速させるために必要なことを考え、実行しています。ドラスティックにやるべきことの取捨選択を行っているため、一般的なHRの視点からすると時には非常識に見えることもあります。

多様性と均一性のちがいについて

健全なnoteコミュニティを設計するうえで、チーム向けの多様性に関するメモ。多様性は色で考えるとわかりやすい。 昨今、多様性に関する議論が活発化してきている。不利な人々に優遇措置を与える、アファーマティヴアクションなども、どんどん増えてきてる。 でも、ちょっと怖いのが、「多様性」と「均一性」の違い。これが、あまり議論や区別されないまま、ドンドン進められているに思える。 多様性は色で考えてみようわかりやすいモデルとして、多様性を色で考えてみましょう。パレットや絵画をイメー

広報担当がいない会社だけど、組織や事業のオリジナリティで勝負する。

TABIPPOには、広報担当がいません。 いつか「広報担当」を採用したいなとか、職種や肩書ではなく「役割」として「広報」を担当する社員がでてくればいいなとか、思うことは多いのですが、現状は「広報担当」がいません。 ですが、いろんなメディアから取材を受けることは同じ規模の会社の中では、かなり多いほうだと思います。たぶん。 広報や広告プロモーション、そして採用などに大きな予算をかけられない小さな会社にとっては、メディアに取材してもらうことは会社の権威性や、信用に繋がっていく

[ティール組織]導入約2ヶ月。何がおきてるか、聞いてみた。

「須田さん、私、訪日旅行事業のバス仕入れチームに異動することにします。」 昨日、アシスタントに助言プロセスでそう告げられ、 「とても、良いと思います。」と告げた。笑 訪日旅行事業のチームに聞くと、1日でも早い異動が欧米豪マーケットへの業績に+に寄与するということだったで、 「じゃあ、すぐにでも後任を...」 と言っても、いないので。笑 もともと受付を担当していたこともあったので、準備をしていた自動化で受付業務の撤廃。弊社ではもうコーヒーは出てきません。笑 受け持

TABIPPOが会社になって5年。起業して、辛いことや悩むことも多いけど、やれることもやりたいことも、増えました。

こんにちは、TABIPPO代表の清水直哉(しみなお)です。 2019年4月10日に、株式会社TABIPPOを創設してちょうど5周年となりました。 2014年に起業をしてからあっという間に5年が経ち、26歳の若手起業家だった僕も、31歳のおじさん経営者になりました。ベンチャー企業というよりも、中小企業という感じです。 2010年4月10日の大学生時代に、TABIPPOはボランティアの活動として生まれました。会社になる前は4年、会社にしてからが5年なのでもうすでに9年の月日

急成長している企業の人事評価 参考スライドまとめ10選

人事評価/制度 参考記事まとめ10選 各社のスライド 1)サイバーエージェント HRサミット「サイバーエージェントの組織開発」~業績を牽引する成長のしかけと変革エージェントとしての人事機能の役割~ 2)人儲けを実現させる アドウェイズの採用と人事制度 3)持たない採用戦略を実現する、HRの組織運営と経営メンバーとの関わり方 4)【人事向け勉強会(1.19)】クルーズ社 諸戸様 ご登壇スライド 5)【人事向け勉強会(2016.3.8)】マネーフォワード社 服部

ネット界隈の人事制度をまとめてみた

「他社の人事制度をそのまま導入しても意味がない」とはよく言われます。とはいえ、イケてる会社の人事制度は参考にしたいもの。ネット界隈の経営者や人事担当者が制度設計をするとき、いま最も参考にするであろう、フェーズの違う3社の人事制度を中心にまとめてみました。 1.サイバーエージェント(メガベンチャー) 2.メルカリ(上場後スタートアップ) 3.SmartHR(未上場スタートアップ) 各社いろいろな人事制度を設計されています。珍しいものとしては、メルカリが導入している恋愛・婚活