「DIE WITH ZERO」備忘録&読んだ感想
本の最初に「働きすぎないアリになろう」と書かれてあります。本当にそうだよなと思う気持ちと、じゃあどうしたらいいのか…と悩む気持ちが自分の中にはありました。この本を最後まで読むと答えが見つかるかもしれません。気になる方は見ていってくださいね!
今しかできないことに惜しみなく金を使え
このフレーズは本書の中で何回もでてくるフレーズです。なぜその考えがでてくるのか具体例などを載せて解説してくださいます。具体例には就職した若者が会社を休職して旅行に行く話や、遺産の話など。
お金の価値を最大化できる年齢は限られている
本書では26歳~35歳が人生の満足度を高めると書いてありました。若すぎるとお金の使い方がわからないし、年をとると気力や好奇心が失われるので経験の価値は下がるそうです。
確かに…と思いました。私自身20代前半は旅行が大好きで「もっと色々なところを見たい!」と思って国内・国外を色々旅しました。バイト代や給料は旅行費に消えましたが全然後悔していません。
しかし今急に「100万円あげるから海外旅行をしておいで」と言われても20代の自分と今の自分では体力・気力の差は開きつつあるし、社会にでて少し曇ってしまった目では前ほどピュアな見かたは出来ないと思います。やっぱりお金の価値を最大化できる年齢は限られていますね。
お金は何のために取っておくのか
本書では遺産や資産の取り崩しについても書いてありました。衝撃的だったことは「遺産は死んでから受け取ると嬉しさ半減」ということです。著者は自分があとどれくらい生きるか、生活費がいくら必要か逆算して、生きているうちに資産を子や孫に渡せと書いています。
お金は使わなければ価値はない
私はこの本を読んで、叔母が還暦をむかえたので手紙とUNIQLOギフトカードを送りました。今の自分はこれからお金がかかるので高額なプレゼントはできないけれど、祖母の面倒を見ていて大変な叔母に何かしてあげたいと思ったのです。
叔母からは「ありがとう!ちょうどUNIQLOで買いたいものがあったんだよ~」とメッセージがきました。喜んでくれてよかったと思いました。貯めこみしすぎず価値あるお金の使い方をしていきたいですね。